先日、サッカー、クラブワールドカップ決勝でレアルマドリードに惜敗した鹿島アントラーズ。その善戦が讃えられている。私などは、後半、レフリーがレッドカードを出すべきところで出さなかった、あの誤審が無ければ、鹿島が勝っていたはずだとさえ主張するほどなのである。ただ、負けは負けである。4対2の圧倒的な負けなのである。にもかかわらず、海外のメデイアを含めて、鹿島を称賛する声が絶えないのはなぜなのだろうか。レアルマドリードの相手が南米のチームで、スコアも同程度なら、ここまで、敗戦チームを讃えることはなかっただろうと思われる。夏に行われたリオオリンピックでも、陸上400mリレーで、日本チームは堂々2位に入った。だが、2位ということは1位がいたので負けは負けである。にもかかわらず、1位チームをしのいで、2位の日本チームの健闘の方が讃えられている。不思議なことである。理由を考える必要もないかもしれないが、まあ、日本チームはいつも弱小と思われているところがある。体も小さい。国土も狭い。にもかかわらず、健闘したということだろうが、日本チーム以外に、このような奇跡を起こすところはまれである。何かがあるに間違いない。笑。(2016.12.22)