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トランプ次期アメリカ大統領とイエレンFRB議長との微妙な関係。

2016-12-13 10:46:07 | FP

私はトランプ氏がアメリカ大統領に当選したら、FRBによる12月利上げは微妙だと発言してきた。利上げは当然、景気の足を引っ張る効果があるからだ。しかし、ここにきて、トランプ氏がFRBの利上げを容認する方向との観測が広がっている。元々、トランプ氏は不動産業を主に経営してきたので、金利は低ければ低いほど良いというのが持論である人である。だが、選挙期間中には、「オバマ政権を支援するために意図的に低金利政策を続けてきた」などとFRBのイエレン議長を批判してきたこともあり、FRBの独立性を容認するようだ。その背景には、トランプ氏の経済政策、トランポノミクスへの期待感で、株式市場が好況になっていることもある。こうして、今月、FRBは短期金利の誘導目標となるフェデラル・ファンド(FF)金利の誘導目標を従来の「年0.25%~0.5%」から「年0.5%~0.75%」に引き上げる見通しだ。問題は18年2月とされるイエレンFRB議長の任期切れまでのことだ。トランプ氏はイエレン議長を再任しない方針だと伝えられているので、下手をすれば、後を絶たれたイエレン氏が一気に、中央銀行の正常化に向かうかもしれない。(2016.12.13)

 Y-FP Office Japan

 

 

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