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熊本地震は断層上を連鎖的に起き続けている。

2016-04-17 11:09:32 | FP

私になかで、今回の熊本地震とナウマンゾウが結びついたことは不思議である。ナウマンゾウのナウマンは明治初期、日本政府に招聘されたドイツの地質学者ハインリッヒ・エドムント・ナウマン教授の名前から由来している。もちろん考古学者でないナウマン教授がナウマンゾウの化石を新種の象だと発表したのではない。東大の槇山次郎教授が、ナウマンゾウを新種登録する際、ナウマン教授にちなんで命名したのである。さて、そのナウマン教授は日本の地質学に偉大な功績を残した。中央構造線の発見もその一つである。日本がまだ大陸と陸続きであった時代に、南の岩盤に、北の岩盤がのし上がる形で合体した。その合体した境が熊本から大分を通り、四国の北部から紀伊半島を、さらに静岡県から群馬県に北上し、最後は千葉県の銚子先に至る長大な断層である。吉野川や紀の川がまっすぐに流れているのはこの断層上を流れているからである。日本にはこの横方向に続く中央構造線と糸魚川から静岡へと縦に伸びる糸魚川静岡構造線が交差している。いわゆる、列島下のプレートの位置関係と合わさっているのである。熊本地震はこの中央構造線に沿って、できているいくつかの活断層で、連鎖的に起きている。怖いのは連鎖的にということである。(2016.4.17)

Y-FP Office Japan

 

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