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アメリカ大統領選挙が泥仕合化しつつある。

2016-04-13 11:07:18 | FP

このところ、アメリカの大統領選挙の行方に対する報道がめっきり減った。民主党はヒラリー氏が、共和党はトランプ氏が選ばれると決めてかかっているのではないかと危惧される。だが、現実は泥沼化しているのである。特に、民主党は選挙の出始めで、圧倒的にヒラリー氏が票を集めたので、もう決まりだと思われていた中でのサンダース氏の善戦である。民主社会主義を掲げるサンダース氏の下に集まるのは収入格差がある現状に反発し、古い政治制度を、根こそぎ変えるべきだと考える30歳以下の若者たちだ。それはヒラリー氏が地盤とする都市に住む高学歴、高収入、高年齢層、黒人、ヒスパニック等とは明確に異なる。そして、つけ加えるならば、共和党のトランプ氏の支持者の中心は地方に住む、低学歴、低所得、労働者階級の白人男性で、移民とイスラム教徒に敵意を持ち、女性差別意識も強い。ケーシック氏も同じようなもので、中絶や同性愛に強く反対するキリスト教右派、原理主義者。トランプの支持者よりも、教育レベルと収入がやや高めの白人層というくらいのものである。つまり、本来、政治は自分の暮らしの改善で、考え方の違いで、投票候補を選ぶ。もちろん、今回の大統領選もそのような側面も強いのだが、それ超えて、白人であるとか、女性であるとか、高学歴層であるとか、キリスト教徒だとか、ある村が大事で、その代表を選ぶ選挙になりつつある。こうなると、もはや妥協はない。相手を叩き潰すまで戦うことになる。あるいは戦い疲れるまで戦うことになる。だから、混とんとし始めたのである。本選挙になれば、共和党も民主党もなく、泥仕合に発展するかもしれない。(2016.4.13)

Y-FP Office Japan

 

 

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