はやぶさ２を乗せたＨ２Ａロケット２６号機の打ち上げが３日午後１時２２分４秒に延期された。ロケットの打ち上げがそんなに繊細なものとは知らなかった。もちろん、はやぶさ２を予定軌道に乗せるために、繊細な打ち上げになっていることは承知している。しかし、○○秒まで打ち上げ時間を設定できるのは、たぶん、日本だけではないだろうか。そして、それゆえに、はやぶさ２も日本は打ち上げることができるということだろう。ただ、気になるのは、ロケットというのは、周りの気象条件に大きく左右されるらしい。そして、ロケットの多くのものは軍事利用である。そして、多くのロケットには爆弾が積まれている。日本人ほど、繊細で無い人たちが周りの気象条件もよく把握せず、打ち上げなどをしたら、大きな事故も誘発しかねない。恐ろしいのは、本来、海上に落下する予定が、人口密集地に落ちるようなことなれば、大変なことだ。はやぶさ２の延期を聞いて、思わぬ考えにたどり着いた。(2014.12.1)
