ピカソ・マニマニア

ピカソの91年を 詩にしました。
カテゴリーのピカソを クリックして下さると 嬉しいです。

十七夜の月  

2013-04-29 15:35:54 | 詩作

 

 

立ち待ちの。

 

 

     十七夜の月

 

満つる前ならば

転がるようにやって参りますものを

 

これで良いものかと

居住まいをただし 正して

出を待つうちに昏くなりました

 

十六夜(いざよい)ならば

いざ知らず

 

 

欠けはじめは

曖昧に雰しまして

見せていたい はぼ満月と

 

臆れ おくれの出会い

 

十七夜の 月の身を

 

 

 

          by    風呼              

 

 

                        ブログランキング・にほんブログ村へ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 吾妻鏡 概要 | トップ | 太陽の坐る場所  辻村深月著 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

詩作」カテゴリの最新記事