ミスティ

私の　”misty”



　ミスティ


高い枝から
降りられない子猫なの　
私は


始めは
震えていた

けれど今は
子猫の形の雲のふり


霧のように
音楽が纏わりついている
貴方の囲（まわ）りには


霧の中に
迷い込んでしまいます
貴方に包まれると


自分が誰だか
分からなくなる


見上げてください
時々でいい　私を


少し離れて
愛したい


私は高い枝の上の
子猫です




心はいつも　臆病な子猫のまま。


　　　　　　　　風呼ｒ　　でした　　　　　


　　　　　　　　　　　　　にほんブログ村