ピカソ・マニマニア

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今月も色っぽい 仁左衛門さん   於・歌舞伎座

2023-06-07 00:28:13 | 観劇
6月の歌舞伎座 夜の部は ご存じ ”義経千本桜”  より、木の実・小金吾討死・すし屋・川蓮法眼館 です。

仁左衛門さんのいがみの権太が色っぽい。

    

太ももから 肩まで露わにされる、とても79才になられたとは思えない肌の張り。

妹役の 壱太郎(かずたろう)さんが 声も良く通り、小悪党ながらどこか愛嬌のある権太とよく似た雰囲気をかもしだされています。

権太の父親役の 歌六さんの 子を思う親の愛情が涙を誘います。

維盛の息子役と 権太の息子役に 中村歌昇さんの長男・次男がそれぞれ種太郎・秀之介で初舞台。

時々舞台上で素に戻る 種太郎君は六才、維盛の嫡男 六代君を。

権太の息子役の 三才の秀之介の自然な演技に 目を瞠りました。

             



三階のA席三列目からB席まで 広島県の高校生が観劇。修学旅行だそうです。
観劇マナーも良く、日本の未来は明るいと思わせた。

四階の一幕見も復活。最前列に複数の外人さん。

三階席にも複数の上手に浴衣を着こなした外人(女性)さんがいられて 歌舞伎座の前の雰囲気が少しずつ戻ってきていて嬉しい。


      6月6日観
    
              by  風呼
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