五月の歌舞伎座は 團菊際です。
昼の部は 海老蔵が五役を演じる 鳴神上人。
夜の部は 菊五郎の ご存知弁天小僧 です。
浜松屋に一緒に 語り に行く 南郷力丸には 左團次。
浜松屋の 「あーいーーーーーーー」の長い返事が名物の丁稚には
菊五郎の孫、寺嶋眞秀(まほろ 寺嶋しのぶの子)、なかなかの存在感。
男とばれちゃ 仕方がねぇ~
菊五郎さん もう これが最後かなあ。
当たり役ですが 一時期の 華 が感じられない。
晒しも 緩んでいたみたいだし。
今年は 十二世團十郎さんの 五年祭だそうです。
日本駄右衛門に 海老蔵、 忠信利平に 松緑、 赤星十三郎に 菊之助。
極楽寺屋根の場面からの展開は さすが圧巻ですが
稲瀬川勢揃いの場は いまひとつ わくわくしませんでした。
菊五郎・左團次 はさすが年齢には勝てず、 海老蔵さんは昼の部でお疲れ?
松緑さん、菊之助さんは 真摯で好感が持てましたが 見せ何処はちょっとだし。
菊五郎の弁天小僧、次はないだろうなあ。(5月18日 夜の部
風呼 でした