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劇団☆新感線  ”乱鶯(みだれうぐいす)   於・新橋演舞場

2016-03-22 23:59:58 | 観劇

 

劇団☆新感線の出し物は ギャグやネタモノが多いのですが これは神話や歴史を題材に取った いのうえ歌舞伎と呼ばれるもの。

今までは いのうえ氏自身の脚本でしたが 今回初めて外注、 倉持裕という人の作で いのうえ氏の演出になります。

 

客演は 稲森いずみさん、 大東駿介(だいとうしゅんすけ)さん。

 

泥棒はすれど人は殺めない 大盗賊の鶯の十三郎に 古田新太さん。

 

捕り方に追い詰められ九死に一生を得た十三郎が 命の恩人の言葉に従い 堅気になるも 恩返しのために再び修羅場をくぐる というお話。

 

板前として働く居酒屋の女将に 稲森いずみさん。   綺麗です。

  

 

命の恩人の息子に 大東駿介さん。

金釘流の 不器用さは 演技だったんですね。

大東さん とても役にはまっているのに 顔が覚えられません。  やっと他の俳優さんと見分けがつくようになった松坂桃李さんのようであったり 小栗旬さんのようであったり 堤真一さんにも似ている。

 ☆新感線 好み?

 

 

いつもの ☆新幹線に比べて 舞台は総じて地味な印象を受けましたが じわじわと物語に引き込まれていきました。

煤けたようなセットが多いのに 丁寧に作られていて 味があります。

  

 

4年ぶりという 劇団員全員の出演だそうです。  3時間半近くの公演なのに お尻は痛くなっても 物語には引き込まれたままでした。 

 

芝居の癖がどうにも好きでない劇団員さんも 何人かあるのですが 今回の舞台ではまったく感じられず 各々の実力の凄さを 見せられました。

 

古田新太さん さすがです。

後半、 高田聖子さんが出てこられると 舞台がにわかに狭くなりました。

 

 

 

新橋演舞場は 4月1日まで。  梅田芸術劇場、 北九州芸術劇場 と公演は続きます。                   

                      19日 観

 

      by  風呼          

 

 

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