ピカソ・マニマニア

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”二人藤娘”  玉三郎と七之助  於・歌舞伎座

2014-03-24 22:31:21 | 観劇

 

3月の歌舞伎座は 玉三郎と七之助の ”二人藤娘” (ににんふじむすめ)

が目玉です。

 

冒頭 場内は文字通りの真っ暗、 灯りがつくと 上の写真のように

すっぽんから出てきた玉三郎と 舞台上手に七之助が登場して

います。  

 

    

 

この二人は 何となく色が似ていて さながらはらりと舞い落ちた花の精

ふたつの 風情。   さらりとした踊りでした。

 

昼の部最初は 橋ノ助の五郎の ”曽我対面”(そがのたいめん) 、 

菊五郎と吉右衛門の ”身替座禅”(みがわりざぜん)、 藤十郎の忠兵衛と 

扇雀の梅川の 上方テイスト満載の ”封印切” (ふういんぎり 公金同然

の金包みの封印を切ること  重罪になった) と 続きます。

 

”身替座禅”の 菊五郎が チャーミング、 吉右衛門の奥方は そういう役

つくりなのか精彩がなく 優れないという体調が心配です。

 

アンサンブルの素晴らしい ”封印切” 藤十郎さんの科白があまり通らず

聞き取りにくかったのが残念です。 心中に至る どうしようもなさが 伝わって

きませんでした。

 

 

そんなこんなの 鳳凰祭三月大歌舞伎 昼の部でした。

 

 

         by    風呼                

 

 

 

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