13才 中学二年の彼女は 魔女メイク前の 浅丘ルリ子のようだった。
コンプレックス
学校一の人気者の彼女が
何故か私に興味を示した
廊下ですれ違うたびに
私に絡んでくる
中学二年で同じクラスになり
交換日記などを交わす
乙女チックな 親友になった
高名なフランス文学者を
父に持つ彼女は
13才にして
敬虔なクリスチャン
クリスチャンと言い切る潔さが
私には眩しかった
四人姉妹の三女
一人だけ自分の意思で
公立中学に進み
私と同じ都立高校に行き
天晴れにも
大学も国立を卒業し
念願の小学校教師になり
そして 突然 辞めた
担任教師に馬鹿にされ
泣きながら受験勉強をした
『英語』 をどうしても克服したく
ニュージーランドに
主婦留学をするという
K子
幾つになっても
私は貴女が眩しい
毎日新聞に 毎・日曜日連載の 西原理恵子さんの漫画 『毎日かあさん』。 ご長男さんが ニュージーランドにホームステイに行かれるというので 彼女を思い出しました。 （西原さんの ご長男さん、 中学二年だそうです。）
風呼ｒ でした 
