ピカソ・マニマニア

ピカソの91年を 詩にしました。
カテゴリーのピカソを クリックして下さると 嬉しいです。

ココ・シャネル  は  へビースモーカー

2009-09-29 14:58:08 | 日記
 


シャーリー・マクレーン主演の映画 『ココ・シャネル』 です。

上映時間が およそ2時間半、 長いと感じた。
おまけにフランスの話なのに 英語だ。

先日 オードリイ・トゥトゥ主演の ココ・アヴァン・シャネル を見たばかり、フランス語のニュアンスが分かったら どんなにいいだろうと 思っていたので。


どちらもシャネルの二番目のパトロンとの 愛というか 情事の話です。
相手は シャネルが生涯で一番愛したといわれる ボーイと呼ばれた英国人実業家です。

彼の援助で(後年シャネルは全額返済) 帽子ブティックを開きますが 1919年に ボーイ・カペルは 自動車事故で死にます。 
その翌年 ファッション界に進出していくのです。

ココ・アヴァン・シャネルは この場面で終わります。


ココ・シャネルは 第二次世界大戦中に 撤退させていた(香水とアクセサリーは販売していた)ブティック部門を70才で再開させるのですが 大失敗に終わる。 実は大戦中、 映画では触れていませんが シャネルはドイツ軍将校の愛人だった、 その反感が強かったせいもあります。 全生涯を賭けての再チャレンジのファッションショーの大成功でこの映画は終わります。

狡猾な70才のシャネルを 皺だらけの顔をアップにさせて 1934年生まれの シャーリー・マクレーンが存在感たっぷりに演じます。

ココ・シャネルは ボーイが死んだ後も ロシアの亡命貴族や 英国の公爵等と 愛人関係になる。 その大物食い振りが半端ではない。 
 
ボーイ・カペルは 熱愛の最中に死んだので 永遠の恋人になったのでしょう。


1922年、 ピカソが美術を担当した コクトーの舞台で、
1924年、 かつてピカソも美術を担当した バレエ・リュス でも衣装を担当します。  1883年生まれ ピカソの2才下で 87才で死ぬまで ピカソと同時代を生きました。


香水のシャネルNo.5 は マリリン・モンローによって
服飾界復活第二弾で大成功の シャネル・スーツは ケネディ大統領が暗殺された時 ジャクリーヌ夫人が着ていた事で 更に有名になります。



オードリー・トゥトゥが 演じたのは ココと呼びたい、
シャーリー・マクレーンが 演じたのを シャネルと呼びたい 映画です。



ココ・シャネルは 大嫌いな日曜日に亡くなります。

生地を焦がしてしまうのでは と どちらの映画でもはらはらした チェーンスモーカーだったのは 一時も何もしないではいられない性分だったからかも知れません。
 



     風呼r  でした        





             
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする