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台湾の食い物 #1

2006年06月21日 23時20分04秒 | 台湾のあれこれ
 本人は穴埋めのつもりでやっているのだが(笑)、意外と好評な台湾シリーズ。今度は食い物を2,3紹介してみたい。まずは排骨飯、これはパーコーハンと読むのだが(お馴染みですわなぁ)、基本はご飯の上に揚げた骨付き肉+塩味系のあんかけ汁がかかったご飯ってのが基本のようだが、目玉焼きがのっかっていたり、肉が唐揚げではなく、トンカツ様だったりと台湾でのヴァリエーションは凄じく自由度が高い。

 私が忘れられないのは、台中の駅前にあった屋台に毛の生えた程度の店で喰ったそれであった。異常に腹が減っていたというシチュエーションも無視できないが、とにかくこの排骨飯は凄かった。なにしろ、排骨飯と書いた札を指さしたところ、目の前のトレイに並んだいくつかのおかずのどれにするみたいに聞いて来るのだ。勘違いしてるかな....と思いつつ、野菜炒めみたいなのを指すと、それをご飯の上にのせ、次はなんだ?と聞いてくる、「完全に注文間違えたな....」と思いつつ、違うオカズを指さすとそれを更にご飯にのせる。そしてそれがもう一回続いた。

ご飯の上は3種類の野菜炒め系のオカズで一杯だ。「まぁ、これはこれでうまそうだからいいか」など思っていると、店のオヤジはニヤリと笑い、なにげに後ろの振り向いて、こんがり揚がった骨付き肉をナタみたいな包丁で豪快に切り始め、それをあっという間に皿に盛りつけたのであった。その姿は紛れもない排骨飯であった。
コメント
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