こちらはオリジナル４thアルバム「フォー・セール」とタイムラグなく発売されたため、少なくともＡ面はかのアルバムにほぼ準じた仕上がりとなっている。なにしろ「カンサス・シティ」が入っていないだけで、あと７曲は曲順も含めて「フォー・セール」と同じなのである。ただし、Ｂ面には「フォー・セール」２曲の他、前作で漏れた「ア・ハード・デイズ・ナイト」のＢ面曲やシングル「アイ・フィール・ファイン」と「シース・ア・ウーマン」も入っているから、こちらは今の視点から眺めると、あきらかに寄せ集めを感じさせる構成になっている。
ただし、カバーが多いためか元々地味なアルバムであった「フォー・セール」の最良のパートといえる旧Ａ面部はそのままいただき、後半はシングル「アイ・フィール・ファイン」やレノンの隠れた名曲「アイル・ビー・バック」(この曲大好き！)等を配して、メリハリをつけた構成は個人的には「フォー・セール」より好きなくらいだ。
もちろん、キャピトル・エコーも絶好調で、ややのっぺりとした「フォー・セール」の楽曲群を適度な凹凸とスケール感を付与しているし、「アイ・フィール・ファイン」と「シース・ア・ウーマン」の不気味までのスケール感など、この時期のキャピトルならではやりすぎ感で、これはこれでまた楽しからずやというところ。
ただし、カバーが多いためか元々地味なアルバムであった「フォー・セール」の最良のパートといえる旧Ａ面部はそのままいただき、後半はシングル「アイ・フィール・ファイン」やレノンの隠れた名曲「アイル・ビー・バック」(この曲大好き！)等を配して、メリハリをつけた構成は個人的には「フォー・セール」より好きなくらいだ。
もちろん、キャピトル・エコーも絶好調で、ややのっぺりとした「フォー・セール」の楽曲群を適度な凹凸とスケール感を付与しているし、「アイ・フィール・ファイン」と「シース・ア・ウーマン」の不気味までのスケール感など、この時期のキャピトルならではやりすぎ感で、これはこれでまた楽しからずやというところ。
