ちはら台公園内に、
市原市と大和ハウス工業(株)の連携によるあらたなコミュニティ施設『ちはら台TENT』が誕生します。
先日、一足先に市議対象の内覧会に行ってきました。
この場合の「連携」はどういうことかというと、
市の公園の敷地の一部を民間に貸し出し、
民間が施設を建設して運営するという比較的新しいスタイルになります。
木材がふんだんに使用された温かみのあるコミュニティスペースで
大和ハウス工業(株)さんから説明を受けました。
市内のカフェや飲食店がテナントとして入っています。
とてもオシャレな雰囲気♪
館内には鏡張りのホールもあって、
ヨガやダンス、幼児教室など多彩なスクールメニューが揃っています。
テナント料などは入っても儲けはほとんど見込めないそうで、
じゃあ企業側のメリットって何?となるわけですが、
これまで大規模開発や住宅地開発を行ってきた企業の責任として、
成熟したまちをどう再生して新たに人を循環させていくかが次の課題のようですね。
この施設を拠点として交流が生まれて地域のイメージがアップし、移住者の増加に繋がり、
市場が活発化するというところが目指す姿なのだと思います。
もちろん企業のイメージもアップしますね。
地域住民によるボランティア活動の活性化も重要なポイントです。
市民にとっても行政にとっても企業にとってもメリットのある今回のような仕掛けは大歓迎ですね。
ちはら台公園は、大型商業施設のユニモ市原やちはら台駅からほど近くて、
スポーツ広場もある広大な都市公園です。
ところが普段は犬の散歩をする方をチラホラと見かける程度だそうで、何とももったいない。
幼児の多くが保育園等に預けられていたり、子どももゲームで遊ぶことが多いでしょうから、
公園のあり方も大きな転換点を迎えているのかもしれません。
今後のちはら台TENTの取り組みに期待したいと思います。
6月8日(土)には一般向けのオープニングイベントが行われるそうですから、
ぜひ訪れてみて下さいね!
ホームページはこちらです ⇒ ちはら台TENT