第13回マレーシア料理教室@大地の木でフィッシュヘッドカレーを習いました

【お知らせ】
大変残念ですが、シェフのアスリーさんが2013年末で退職されたそうです。
今後はお店のシェフによっては召し上がれないメニューなどがあるかもしれません。
訪問の際には事前の確認をお願いいたします。


こんばんは。
前回の記事と順番が逆になってしまいましたが、2013年6月にマレーシアごはんの会の料理教室に参加してきました。



今回は高田馬場の大地の木で習います。
メニューはアスリーさんの鉄板メニュー、フィッシュヘッドカレーです!
今まで何度もいただいてますが、これが習えるというのはものすごく楽しみです!



ドン!と出された今回の主役、鯛の頭です。
普段鯛の頭をスーパーで購入すると、頭を2つに割ってありましたが、今回は1匹まるごとです。
鯛のカブト割りは知っていましたが、やったことはなかったので興味深いです。



その他にはスパイスやカレーリーフ、ココナッツミルク、タマリンドなどが並びます。
以前マレーカンポンでフィッシュカレーを習ったときは、カレーリーフは使用せず、タマリンドではなくレモン果汁で酸味をつけていました。
どちらもマレーシアにある魚のカレーなのが面白いです。
アスリーさんのレシピは以前マレーシア料理の本を見て作ったものに近そうです。
カレーパウダーは肉類用と魚用の両方を使ったり、日本にある食材で作りやすいようになっていることと、日本の調味料が使われているのが印象的でした。

鯛のカブト割りの前にヒレやウロコを取り、エラを取り丁寧に洗います。
そして鯛の口に包丁を入れて、一気にまっぷたつ!
全然大変そうに見えませんでした。
(でも実際にやったら大変なんでしょうねf(^^;))

 

タマネギは具材として大きくカットしたものと、炒める分でスライスして使い分けていました。
これにはびっくりです。
よくある飴色タマネギまで炒めると苦味が出てしまうので、具として使って甘みも出したいからだそうです。

 

ニンニク、生姜などをみじん切りにしていくのですが、アスリーさんのみじん切りがものすごく細かい!
フードプロセッサーもあるのに、みじん切りは包丁で丁寧に刻んでいます。
「フードプロセッサーとかを使うのは楽だけど、料理を教えてくれたお母さんに怒られる」
「(もうお亡くなりになりましたが)みじん切りも手抜きできない。お母さんが見てるから」

アスリーさんがそう仰っていたのが、とても印象に残っています。
レシピを淡々と進めるのではなく、時に(大いに?)脱線しつつ、そのシェフの生い立ちや育った地域のことなどを色々と聞きながら調理を進める、マレーシア料理教室のスタイルが私はとても好きです。

 

ホールスパイスとカレーリーフを油でテンパリングして、タマネギ、ニンニク、生姜を炒めてからパウダースパイスを加えて炒めます。
油が浮いてきたら具材の煮込みになります。
トマト、オクラ、ナスなど夏野菜がたっぷりで、栄養満点ですね。
鯛も煮込んでいきます。

もうひとつ、今日は羅漢果(ローハンコー)という料理も習いました。
これは中国系漢方をたっぷり入れて、2時間以上煮込んだヘルシーなデザートです。
咳止めや熱さまし、美肌効果などがあるようです。
風邪にもいいそうです。

さて、料理が出来上がったようです!



ちょーうめー!!!( ゜∀゜)ノィィョ
マレーシアのカレーですから、もちろん手でいただきました。
これはたまりませんね!
ご飯でたっぷりいただいた後に、ビーフンにカレーソースをかけていただくと、これまた絶品です!



食後はローハンコーです。
氷を直接入れて冷やすのがマレーシアンスタイルだとか。
ナツメ、クコの実、ロンガン、キクラゲなど馴染みのある漢方食材もゴロゴロ入っています。
これは身体に良さそうです。
甘くて身体にすーっと染みわたる美味しさでした。

アスリーさんのカレーが習えたのは、ものすごく嬉しかったです!
次回のカレーつくろうずで作って、皆さんに召し上がっていただきたいです。

それでは、失礼します。

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