魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

只見線利活用促進で情報交換会

2016-03-11 | ’16 魚沼市のニュース
沿線地域の取り組みを紹介

只見線沿線地域の自治体や観光関係者らが集い、地域の活性化や只見線の早期復旧などについて話し合う「只見線沿線交流情報交換会」が2月25日、魚沼市役所守門庁舎で開かれた。
 この会は、だんだんど~も只見線沿線元気会議(横山正樹会長)が沿線地域に呼びかけて開催したもので、魚沼市からは同会議メンバーや市役所、観光協会から10人、福島県からは只見町、三島町、金山町から9人が参加した。
 会ではまず、横山会長が「今年度、お互いが取り組んだことを共有できる場を設けて来年度以降に活かすことが大切と考え、交流事業を企画しました。短い時間ですが、取り組みをお話しいただき、お互いに活かしていければと考えています」とあいさつ。続く情報交換では自治体や団体の今年度の取り組みが紹介された。
 金山町からは、只見線利活用促進の取り組みとして、町企画ツアーの実施や町職員の只見線利活用促進、復旧復興募金箱の設置、金山町キャラクターによる沿線情報の発信など、只見町からは町内の各種団体が利用促進などにつながる事業を実施した場合に補助を行う「つながれつながれ只見線」応援事業や魚沼市と只見町の交流をモチーフとしたラッピング車両の運行など、三島町からは只見線利用観光ツアーなどが紹介されるとともに、参加者からは「只見線の一部廃止が全線廃止につながる。只見線活性化で地域の活性化を」、「沿線に花が少ない。住民から花を植えてもらい、只見線の景観を良くする地道な取り組みも大事」などの意見も聞かれた。
 また、只見線元気会議からは、只見線に手をふろう運動のポスターや幟旗の作成、沿線への案山子の設置、利用促進のためのソフトボール大会、親子自然教室の開催などが紹介された。
 この後の意見交換では只見線の復旧と存続のため「ソフトボール大会は面白い。三角ベースなどで全国展開することもできる」、「両県は日本酒の美味しいところなのでお酒を飲むイベントを開催してはどうか」、「只見線の今の本数では生活の足にならない。方向性を変えて観光客が乗ってみたいという魅力付けを」などの意見が出されていた。

雪明り雪中行群

2016-03-11 | ’16 魚沼市のニュース
幻想的な夜の道歩く



ロウソクが灯された雪明かりの道を楽しく歩く「雪明り雪中行群」が、2月27日、魚沼市の入広瀬地区で行われ、市内外から約150人が参加した。
 「雪明り雪中行群」は、道の両側にロウソクの火を灯して幻想的に演出されたコースを、家族や友人たちと楽しみながら歩くイベントで、同地区の有志による実行委員会が毎年実施している。
今回は、入広瀬スポーツセンター脇特設会場をスタートして寿和温泉などを巡る約2㎞のコースを歩くことになった。
 当日は夕方から子どもたちの宝探しゲームが行われ、夕闇に包まれるころになると開会式が開かれ、参加者がお酒やジュースで乾杯し、賽ノ神に点火されると雪中行群のスタート。
 参加した人たちは家族や友人同士でおしゃべりをしながら、ロウソクの火が灯された幻想的な眺めの道をゆっくりと歩いた。
 また、ゴール会場ではトン汁やお酒、ジュースのおもてなしも行われ、冬の夜を楽しんでいた。

ライトアップ

2016-03-11 | 魚沼百景
冬のキャンペーンの一環として2月27日、国重要文化財「目黒邸」のライトアップが行われた。曇りの天候、闇夜に堂々と浮かび上がった豪農の館は、日中とはまた違った雰囲気を醸し出していた。ライトアップは5日も8時半まで行われる。

プロジェクト8のつどい

2016-03-11 | ’16 魚沼市のニュース
職場での健康づくりを



健康寿命延伸のための取り組み「プロジェクト8」について学ぶ「プロジェクト8のつどい」が2月27日、魚沼市立小出病院講堂で開催された。
魚沼地域では、糖尿病があっても健康な人生を全うでき、合併症医療で地域医療経済が破たんしないために、全ての糖尿病患者の「HbA1c(ヘモグロビン・エー・ワン・シー)」を8%以下にという目標を定めた「プロジェクト8」に取り組んでいる。この取り組みは、糖尿病の発症予防や重症化予防を通じて、健康寿命の延伸を目指すもの。つどいは毎年、新潟県魚沼地域振興局健康福祉部が開催しており、今回は事業所の事業主や健康管理担当者、従業員など働く世代を対象に開かれた。
つどいでは、まず魚沼地域糖尿病対策推進会議会長で上村医院院長の上村伯人氏が「職場の健康管理とプロジェクト8」をテーマに講話。「会社経営でも健康づくりが大切。職場検診HbA1c値7%以上と指摘されても若いうちは治療を受けない人が多い。魚沼地域では治療を受けるように案内を出すようになったら治療を受ける人が多くなっているので、検診の結果を無駄にしないことが大切」と早めの治療を呼びかけるとともに「同じ米でも粉にすると血糖値が上がりやすい。パンは油と砂糖が入っているので気を付けて。1週間に500キロカロリー分の運動をすると20%以上糖尿病の発症率が減る。体を動かす時間をつくることが大切」とアドバイスした。
新潟県労働衛生医学協会小出検診センター管理栄養士の田村かおり氏は、治療を受けない人への受診勧奨の取り組みを紹介し「ひとりでも多く医療に結び付けていきたい」と話し、NPO法人エンジョイスポーツ魚沼健康運動指導士の星俊寛氏からは、働き盛り世代の運動による健康づくりについて講話が行われた。
また、昼食時には1食当たり約600キロカロリー、野菜120グラム以上、塩分3グラム未満のヘルシー弁当の試食も行われた。

サラとベイシラマナの森

2016-03-11 | ’16 魚沼市のイベント
感謝込め27日に再々公演



キッズ・ミュージカル「魚沼産☆夢ひかり」では、平成24年に初演した「サラとベイシラマナの森」を3月27日に魚沼市小出郷文化会館大ホールで再々公演することになった。
 「サラとベイシラマナの森」は、魚沼の森と万年雪から着想された少女と少年の冒険物語。平成24年9月に初演され、好評を受けて25年5月30日に南魚沼市の小中学生を招待した公演が南魚沼市民会館大ホールで開かれ、これに合わせて6月1日には魚沼市小出郷文化会館での再公演も行われた。
今回の再々公演は、10周年という節目に魚沼市を舞台とした作品を、地元の人たちへの感謝の気持ちとして上演することになった。今回の公演では新メンバーも加え総勢53人で演じられる。 
公演は11時からと16時からの2回で全席自由。料金は前売りが一般1000円(当日1300円)、3歳以下無料。

消防と警察が合同救助訓練

2016-03-08 | ’16 魚沼市のイベント
冬山遭難に適切な対応を



魚沼市消防署では「冬山遭難救助訓練」を2月17日、19日、24日の3回にわたり湯之谷地区の慈眼寺山などで実施した。
 訓練は、魚沼市山岳遭難防止対策協議会の事業として冬山遭難の発生時における実践的な捜索救助技術・救出方法の習得を目的として毎年実施されている。
訓練は、消防署員を3つの班に分けて3回にわたり実施され19日には小出警察署の署員6人も参加し合同で行われた。
19日の訓練には消防署と警察24人が参加した。訓練ではまず、雪崩埋没者の救出訓練が2班に分かれて行われた。あらかじめ遭難者に見立て雪の中に埋めておいたダミー人形を、救助隊がスコップで掘り出していくもので、「遭難者の死因の80%は窒息なので、まず頭を出し気道を確保してから他の部分を出していく。低体温の人は水平を保たないと心室細動を起こすので気を付けて」などの説明を受けながら、隊員が協力しながら雪を掘っていき、人形が掘り出されると、隊員が要救助者役となって救助用ボートに収容方法も指導された。
この後は埋没した人の位置を探索できるビーコンという機器の使い方をはじめ、「ゾンデ」という捜索用の棒を使って捜索する訓練から遭難者の救助、遭難者を救助用のボートに乗せて搬送するという一連動きを続けて行って雪山遭難に備えていた。

新庁舎位置条例を可決

2016-03-08 | 庁舎再編整備構想

14人が賛成し魚沼市議会


魚沼市議会は2月定例会初日の2月23日本会議で、12月定例会に提案され継続審査となっていた「魚沼市役所の位置を定める条例案」を議会の3分の2以上が賛成し可決した。
 この条例案は、市が建設を予定している新庁舎の位置を「北部公民館隣接する市有地及びその周辺」とするもの。12月定例会に提案、審査を付託された庁舎再編整備特別委員会では「まちづくりをどうするのか市民には不安な点がある。市民を交えて話し合い結果を出すべき」などから継続審査となっていたが、2月18日の同特別委員会で採決が行われ、賛成多数で「原案のとおり可決すべきもの」との審査結果が出されていた。
 23日の本会議では、同特別委員会の審査結果が報告された後、討論が行われ「建設候補地を適地と考え、新庁舎建設にも賛成ですが、議会として住民要望や住民の懸念が払拭されるように設計者の働きかけ、基本設計で住民要望の実現や合意形成を見極めてから位置条例を可決すべき」などの反対討論、「この条例を可決しないと都市計画の用途変更を進めることが難しく、建設計画に重大な支障が出る」などの賛成討論が行われた後採決された。
 この議案は3分の2以上の賛成を必要とする特別議決。採決は議長を含む20人により行われ、このうち14人が賛成。出席議員の3分の2以上となり可決された。
 なお、条例案可決の後、①庁舎建設地の事前調査及び住民説明など事業実施に必要な事項を速やかに実施すること②建設に当たっては、将来を見据えた身の丈に合った庁舎の規模にすること③起債は、できるだけ将来負担を軽減するよう検討すること④庁舎設計の各段階で市民の意見を聞くことを求める付帯決議が出され、賛成多数で可決された。
 条例案可決後、大平悦子市長は「(新庁舎建設を表明した)一昨年9月から様々な壁があったが、これで新しい庁舎を、夢を持って語ることができる。これからもしっかりとやっていきたい」と話していた。
 一方、新庁舎建設に慎重な市民グループ「新庁舎建設検討市民会議」の早川知代表はこの結果を受け「基本設計も出来ていないのに可決するのはおかしい。市長リコールを含めた住民運動を今後検討したい」と話した。

水田フル活用推進研修会

2016-03-08 | ’16 魚沼市のニュース
飼料用米を柱とした取組推進



「魚沼地域水田フル活用推進研修会」(主催=魚沼市農業再生協議会・新潟県魚沼地域振興局農業振興部)が2月21日、JA北魚沼本店で開催された。
 平成30年産を目途に行政による生産数量目標の配分が廃止されるとされる中、依然として主食用米は過剰作付けとなっており、今後需要に応じた米生産が行われるよう地域の水田をどのようにフル活用していくかが重要な課題となっている。研修会は平成30年を見据えた中で、飼料用米を柱とした取り組み推進について研修し、生産者の所得向上を検討することを目的に開催され、市内の農家約120人が参加した。
 研修会ではまず、魚沼地域振興局農業振興部から「平成30年度を目途とする米政策改革の見直しに向けた現状と課題」と題して説明が行われ、30年産以降も「減反廃止」ではなく需要に応じた生産が必要であることや、好きなように主食用をたくさん作ると米価が下がることなどを指摘。農家の所得を確保するためには、これまでどおり需給調整が必要で、主食用ばかりでなく飼料用米なども作ることで田んぼは田んぼとしてフル活用すること、制度を活用してもらえる助成金はもらい所得を確保することなどが示された。
 また、魚沼市農業再生協議会は、「水田フル活用の具体策として再生協議会が推進する作物は飼料用米」とし、市内の畜産農家からも400㌧以上の需要があり、市内で生産された飼料用米は基本的に市内の畜産農家へ供給されることや、取り組み方法、助成金について紹介。JA北魚沼からは具体的な取り組み方法などが説明され、魚沼農業普及指導センターからは作期分散によるコシヒカリの高品質生産について説明が行われた。

雪の夜に昔話楽しむ

2016-03-08 | ’16 魚沼市のニュース

100人集い神湯温泉で



冬の夜に昔話に耳を傾ける「吹雪の神湯・昔語りの夜」が2月20日、魚沼市清本の神湯とふれあいの里大広間で開かれ、訪れた人たちがじっくりと昔話を楽しんだ。
 これまで「結」8万8千の雪灯りの一環として行われてきたが、今年からは新たに始まった「魚沼雪洞まつり」のイベントとして同実行委員会と同施設により開かれた。
 日中は曇りの穏やかな天候となったこの夜、会場前の雪の壁には今年も「結」の文字がローソクで描かれ来場者を迎えた。
 この夜は5人の語り部が出演し、浅井正子さんは「ねずみ浄土」という昔話を披露。爺さんが山の畑に行って、お昼に団子を食べようとしたら、団子が転げ落ちて穴の中に落ちてしまう。爺さんが穴の中に入ってみるとネズミがいっぱいいて団子のお礼にもてなしてくれ、次の朝には土産とお金をいっぱいもらって帰った。その話を聞いた隣の欲張り爺さんが同じように団子を転がしてネズミのところに行くが、ネコの鳴き声をまねしてネズミを驚かせたのでネズミはいなくなってしまうという物語で、会場に集まった約100人の人たちの笑いを誘っていた。
 この夜は、ほかに星野ミヤ子さんが「小千谷の弥三郎婆さ」、関篤子さんが「お松つぁまの池」、佐藤武史さんが「鯖売り」、遠藤カズ子さんが「かかの首」という昔話を語った。

上条コミ協雪まつり

2016-03-08 | ’16 魚沼市のニュース
ラッピング車両が出現



上条コミュニティ協議会では「雪まつり」を2月21日、上条運動公園(旧上条小学校グラウンド)で開催、訪れた人たちは大きな雪像や福餅まきなどを楽しんだ。
 会場には現在、只見線で運行されている浅草岳など沿線の代表的な観光資源をデザインした「只見線ラッピング車両」の雪像が制作された。
また、会場では子ども13人を含む18チームが参加してのミニ雪像コンテストも行われ、スカイツリーや「アナと雪の女王」、「妖怪ウォッチ」などキャラクターの雪像が見る人を和ませた。
 この日は天候に恵まれず日中の雨が夜には雪となったが雪像にロウソクの火が点され、闇夜に只見線の車両が浮かび上がると多くの人たちがその眺めを写真に収めていた。
会場のテントでは温かい食べ物のサービスも行われ、ミニ花火や福餅まきなども楽しまれていた。ミニ雪像コンテストの審査結果は次のとおり(敬称略)。
▼魚沼市長賞「上条スカイツリー」浅井勝▼コミ協会長賞「オラフ」山田歩穂▼雪まつり実行委員長賞「ジバニャン」浅井聖奈▼アイデア賞「ちょっぴりメタボなミッキー」渡辺秀明・佐藤正成▼ユーモア賞「東京タワー」坂内良行▼ど~しま賞「モナリザもどき」橘福二▼ラッキー7賞「ぐんまちゃん」松永怜

2016浅草岳スキーツアー

2016-03-08 | ’16 魚沼市のイベント

4月3日と17日に実施
今年は60回記念



浅草岳の雄大な自然を満喫しながらスキー、スノーボード、トレッキングを楽しむ第60回浅草岳スキーツアー(主催=同実行委員会)が4月3日と17日に行なわれることになり参加者が募集されている。
 開催日の前日か当日に入広瀬地区の民宿、旅館の宿泊した人限定のツアー。スノーボードやトレッキング(歩きのみ)でも参加できる。
ツアーの参加資格はスキーがシュテムターンができる人、スノーボードは中級以上の人。標高差約1000mを登り、下山する体力のある人。登りの所要時間は約5時間。
募集人員は各回30人で最少実施人数は10人。参加費は9000円(宿泊料・1泊2日、ツアー参加費、傷害保険込み)。温泉のある宿は500円増し。
当日は、ホテル大自然館前を6時30分に出発し、11時30分から12時頃に山頂到着、12時30分から13時に下山を開始し、15時までにホテル大自然館前に到着の予定。
なお、今回は60回を記念して参加者にはオリジナルデザインの手ぬぐいがプレゼントされる。
申し込みは開催日の1週間前までに次の宿へ。
【入広瀬地区】大島、とちおや
【大白川地区】休場、才七、大雲沢ヒュッテ、喜楽荘、目黒、花登
【五味沢地区】音松荘、浅草山荘