冬山遭難に適切な対応を
魚沼市消防署では「冬山遭難救助訓練」を2月17日、19日、24日の3回にわたり湯之谷地区の慈眼寺山などで実施した。
訓練は、魚沼市山岳遭難防止対策協議会の事業として冬山遭難の発生時における実践的な捜索救助技術・救出方法の習得を目的として毎年実施されている。
訓練は、消防署員を3つの班に分けて3回にわたり実施され19日には小出警察署の署員6人も参加し合同で行われた。
19日の訓練には消防署と警察24人が参加した。訓練ではまず、雪崩埋没者の救出訓練が2班に分かれて行われた。あらかじめ遭難者に見立て雪の中に埋めておいたダミー人形を、救助隊がスコップで掘り出していくもので、「遭難者の死因の80%は窒息なので、まず頭を出し気道を確保してから他の部分を出していく。低体温の人は水平を保たないと心室細動を起こすので気を付けて」などの説明を受けながら、隊員が協力しながら雪を掘っていき、人形が掘り出されると、隊員が要救助者役となって救助用ボートに収容方法も指導された。
この後は埋没した人の位置を探索できるビーコンという機器の使い方をはじめ、「ゾンデ」という捜索用の棒を使って捜索する訓練から遭難者の救助、遭難者を救助用のボートに乗せて搬送するという一連動きを続けて行って雪山遭難に備えていた。
魚沼市消防署では「冬山遭難救助訓練」を2月17日、19日、24日の3回にわたり湯之谷地区の慈眼寺山などで実施した。
訓練は、魚沼市山岳遭難防止対策協議会の事業として冬山遭難の発生時における実践的な捜索救助技術・救出方法の習得を目的として毎年実施されている。
訓練は、消防署員を3つの班に分けて3回にわたり実施され19日には小出警察署の署員6人も参加し合同で行われた。
19日の訓練には消防署と警察24人が参加した。訓練ではまず、雪崩埋没者の救出訓練が2班に分かれて行われた。あらかじめ遭難者に見立て雪の中に埋めておいたダミー人形を、救助隊がスコップで掘り出していくもので、「遭難者の死因の80%は窒息なので、まず頭を出し気道を確保してから他の部分を出していく。低体温の人は水平を保たないと心室細動を起こすので気を付けて」などの説明を受けながら、隊員が協力しながら雪を掘っていき、人形が掘り出されると、隊員が要救助者役となって救助用ボートに収容方法も指導された。
この後は埋没した人の位置を探索できるビーコンという機器の使い方をはじめ、「ゾンデ」という捜索用の棒を使って捜索する訓練から遭難者の救助、遭難者を救助用のボートに乗せて搬送するという一連動きを続けて行って雪山遭難に備えていた。