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障がい者スキースクールの稲治氏講演

2014-04-26 | '14魚沼市のニュース

誰でも雪は楽しめる

Img_7965 スポーツ講演会「だれだってスポーツは楽しい!」が4月20日、魚沼市堀之内の堀之内公民館大ホールで開催され、障がい者専門スキースクールネージュ・湯沢アウトドアセンター代表の稲治大介氏が講演した。
 講演会は「スポーツの楽しさとスポーツの持つ力を、障がい者と健常者の立場から検証し、広く市民にスポーツの楽しさを知ってもらおう」と魚沼市教育委員会が主催した。
 講師の稲治氏は大阪府出身。平成18年にNPO法人ネージュを設立し障がい者スキースクールやノルディックウォーキング、ネイチャーウォッチングなど幅広い活動を展開している。
 堀之内体育館のキッズダンスチームによるアトラクションに続いて「だれだってスポーツは楽しい!~障がい者スポーツから見える雪の上の感動~」と題して講演が行われた。
 稲治氏はまず、障害を持ち人から特殊な用具を使ってスキーを楽しんでもらっているネージュの活動を紹介。「障害がある人がスポーツをやりたいというと『できない』『ムリ』と言われる。そうすると自分でも無理であると思うので、私はまず『誰でも雪は楽しめる』をメッセージとした。最初は自信がないが一歩を踏み出す少しの勇気とアイディア、工夫で可能になります」と話し、障がい者がスキーをする際に使うチェアスキーやアウトリガーなどの用具を紹介するとともに、映像でその様子を見てもらった。
 「ストレス解消で心身ともに健康になり明日の活力を得る。スポーツ・レクリエーションを通して自分の可能性に気付くことは大事」とスポーツの重要性について語った稲治氏。「障害があるなしに関わらず、スポーツが体に良いことはみんなが知っている。でも、少し面倒くさいと思う。障害がある人が運動することは健常の人が運動するより何倍も大変だが、楽しいからやる。明日の元気がでる。できないと思っていたことができることはとてもパワーになる。スポーツは体に良いが心にも良い。できることからやって欲しい。スポーツを通して生活の中にもっとたくさんの笑顔をつくってもらいたい」と話していた。
Img_7987 Img_7985 Img_7992 Img_8007 また、同日はエンジョイスポーツクラブ魚沼設立10周年記念チャリティーイベントとして、様々なスポーツを体験する「スポーツバイキング」が堀之内体育館で行われ、会場を訪れた人たちは「ピラティス」「ノルディックウォーキング」「ボクササイズ」「キッズダンス」などを体験していた。


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