6年間発行した集落情報紙
今年3月まで魚沼市細野区の区長を務めた山之内宏さん(68)は、就任以来月2回発行してきた集落情報紙「みんなの細野」の合冊本をこのほど発刊した。
旧守門村職員、魚沼市職員として42年間勤務してきた山之内さんが細野区長に就任したのが平成20年。「集落の事業、行事などはすべて区民のみなさんにお知らせし、様々な情報を共有しガラス張りの集落運営をしたい」と退任までの6年間、自ら作成し毎月2回集落に配布されてきたのが「みんなの細野」。役員会の決定事項や区の事業・行事、嘱託員会議の報告、守門地区の行事予定など細かな情報が満載され、分かりやすいように写真も多く掲載された集落情報紙は区民から喜ばれてきた。
発刊された合冊本には20年4月の第1号から26年3月の第146号までが1冊にまとめられているほか6年間の事業や行事の記録や、歴代の区長・農家組合長、細野選出議会議員、区役員、盆踊り唄の歌詞なども収められている。
「最初は連絡事項だけであったが、出していくうちに集落内の様々な出来事なども載せるようになったので、細野出身者にふるさとの便りとして届けたいとの想いもあったが、それは実現できず最終号だけ神社改築寄付の礼状と一緒に送らせてもらいました。6年間の区民の皆さんのご支援とご協力に感謝しています」と山之内さん。合冊本は集落全世帯と関係者に配布されることになっている。合冊本の問い合わせは山之内さん《電》025-797-2577まで。