78人が学び舎巣立つ
県立堀之内高校(南雲充校長)の第39回卒業式が3月17日に行われ、卒業生78人が通いなれた学び舎を巣立った。
式ではまず、卒業生一人ひとりに南雲校長から卒業証書が手渡され、「皆さんが本校定時制課程で身につけた自分の特性に自信を持ち、みなさん一人ひとりがこれまでの出会いを大切にしよう。そして常に感謝の気持ちを忘れずにという言葉をしっかりと心に刻み、社会に大きく羽ばたいて欲しい」と式辞を述べた。
佐藤和裕PTA会長の祝辞に続いて、在校生代表の大渕智矢さんが「新たな生活や環境に戸惑い辛いことも少なからずあると思いますが、そんな時はこの堀之内高校で過ごした日々を思い出し、自信を持って一歩一歩確実に前進してください」と送辞を贈ると、卒業生を代表して小幡菜美さんが「私たちは今日からそれぞれの目標に向って一歩一歩道を歩み始めます。これから悩んだり苦しんだりすることがたくさんあると思いますが、堀之内高校で学んだことを思い出し、全力で試練を乗り越えていきます」と時折言葉を詰まらせながら答辞を述べた。