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記者日記

2010-03-27 | 小出郷新聞コラム

今年度も残すところわずかとなり、季節も寒く長い魚沼の冬も終わりを迎えようとしている。この冬も魚沼市の各地では様々な冬のイベントが繰り広げられた。さすがにそのすべてのイベントを取材することはできなかったが、今冬もいくつかのイベントに足を運びシャッターを切り、その雰囲気を体感してきた▼2月11日には恒例の奇祭「雪中花水祝」が行なわれた。この祭りはアマチュアカメラマンに人気があり、毎年撮影場所の確保に苦労するのであるが、今年は主催者の計らいで報道関係者用の撮影場所を確保してもらった。照明用に作られた雪の台の上だ。祭壇からは少し距離があるが、高さがあるため祭壇はよく見え、望遠レンズを使えば、そこそこの写真は撮ることができる場所。残念ながら当日は祭壇が霞むほどの雪の天候となったため、すっきりとした写真は撮ることができなかったが、これまでとはまた違った写真を撮ることができた。天候が悪かったのが悔やまれたが、祭壇の前で「押しくらまんじゅう」をしながらの撮影よりは楽だった▼2月14日の小出国際雪合戦は晴天だったが、今冬取材に出かけたイベントは天候に恵まれないものが多かったように思う。3月入ってからのイベントのため、比較的天候がよくなることが多い湯の里雪祭り「百八灯」も今年は雪模様、冬のイベントの最後を締めくくって行われる雪明り雪中行群も今年は雪混じりの天気だった。天気にはなかなか恵まれなかったが、今冬は積雪が多かったことや毎年実施されているアートコンテストが市民に浸透してきたのか、各イベントなどで作られる雪を利用したロウソクのアートは立派なものが多かった。つくる人たちは大変なのだと思われるが、魚沼の冬の夜の新たな楽しみとなってきた感がある▼今月29日には魚沼市第4回「結の灯りアートコンテスト」の審査が行なわれることになっている。審査結果もさることながら、どんな作品が今冬造られたのか写真を見るのも楽しみだ。



<魚沼百景>

100_8169「ふきのとう」

 雪深い魚沼に春の訪れを感じさせてくれるものの一つにフキノトウがある。まだ茶褐色の地面に出てきたフキノトウの淡い緑は目に鮮やかで、その姿は可愛らしくもある。今年はまだ積雪も多く残っているが、これからは各地で写真のような姿が見られる季節になる。


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