大原山菜園がオープン

盛況、初日に１５０人来園



見晴らしのよい守門岳山麓でワラビなどの山菜採りが楽しめる魚沼市大白川の「大原山菜園」が６月14日にオープン、天候にも恵まれて多くの来園者が集まった。
　同園は守門岳の山麓に広がる広さ約13・５ヘクタール。地元の人たちがこれまで肥料を撒くなど10年以上かけて整備してきた。昨年まで山菜共和国のツアー客を限定で受け入れてきたが、山菜の量が増えたことから一般の人たちに開放されることになった。
　時間内採り放題でワラビを中心とした山菜採りが楽しめ、すべて持ち帰ることができる。
　開園日は14日から７月中旬まで日曜日と水曜日。開園時間は９時から11時で入園料金は大人（中学生以上）２０００円、小学生以下無料。
　受付場所は大原スキー場ロッジで、受付後係員が車で先導して山菜採りをしてもらう場所まで案内する。
　オープン初日の14日にはツアーの参加者56人のほか一般の人たちも99人と合計１５５人が来園し盛況だった。
　この日は早朝から次々と来園者が車でやってきて、受付を済ませると車を並べて開園時間を待った。
　開園式では運営する大白川生産森林組合の住安正信組合長が「今日は天候にも恵まれ、いっぱいワラビが採れると思います。今日のお客様は最低20キロは採って帰ってください。広いところで迷子になることもないので楽しんでください」とあいさつし、来園者を歓迎した。
　開園の９時を迎えると並んでいた車が順次動き出し山菜園へと上がっていった。園内の駐車場に車を止めた来園者は広い園内を自由に動きながらワラビなどの山菜採りを開始した。
　上越市から来園した女性のグループは「昨年初めてツアーでやってきて、料理の仕方も教えてもらいうまくできた。山菜採りの楽しさがわかり今年もやって来ました」と笑顔を見せていた。
　山菜園の問い合わせは大白川生産森林組合《電》０２５－７９６－２７０２または入広瀬山菜生産組合《電》０２５－７９６－２５３４へ。