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足立区の自然教室始まる

2010-05-18 | インポート

千寿青葉中の生徒が田植え体験

100_8842東京・足立区の中学校が今年度から魚沼市で自然教室を実施することになり、その第一陣として5月10日には足立区立千寿青葉中学校(花岡惠三校長)の1年生114人がやってきた。
 足立区では、これまで区外施設のある山梨県の山中湖で課外授業を実施してきたが、施設の老朽化と合わせて、学校教育における自然体験学習の重要性が改めて見直され、大自然の中での農業体験と交流を主体とした授業内容に大幅に変更されることになり、その実施場所として友好都市である魚沼市が選ばれた。18年度からはモデル事業として毎年3校が浅草山麓を拠点として自然教室を実施してきた。
 自然教室に訪れるのは、足立区の中学校37校の生徒約5000人。実施は田植え時期の5月から6月と、稲刈り時期の9月から10月で2泊3日の日程で田植え、稲刈りを中心に登山などを体験する。
 この日は、田植えが行なわれる田んぼの近くで自然教室のオープニングセレモニーが行なわれ、足立区の齋藤幸枝教育長が「足立区の中学生の先人を切って3日間、色々な体験をしてください。そしてその体験を他の生徒やお父さん、お母さんに話してください」とあいさつ。生徒代表が「皆で美味しいお米が食べられるよう一生懸命がんばります」と意気込みを述べた。
100_8826魚沼市の大平悦子市長が「まだ、寒暖の差があるので体調管理をしっかりとして色々な自然体験を楽しんでください」と生徒たちを歓迎し、生徒の代表にこの日植える苗を手渡した。
 セレモニーが終ると早速、吉田地内の20アールの田んぼで田植え体験となった。地元の農家から苗の植え方を教わると、生徒たちは恐る恐る裸足で田んぼへ。初めての田んぼの感触に女子生徒からは「キャー」と歓声もあがったが、生徒たちは真剣な面持ちで田植え作業に取り組んでいた。また、自然教室の2日目には鳴倉山への登山やスケッチなどが行なわれた。


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