開通祝いテープカット
新潟、福島、群馬の3県にまたがる尾瀬の本県からのルー
トである「尾瀬観光」魚沼ルートの開通式が6/1に行われ
た。同ルートは、上越新幹線浦佐駅から奥只見まで定期バ
スを利用し、奥只見から鷹ノ巣の尾瀬口までは定期船、尾
瀬口から御池までは予約バスと様々な交通手段を活用して
尾瀬へと誘うコース。昨シーズンは豪雪に伴う道路除雪の
遅れや、融雪に伴う路肩崩落の復旧工事などから道路の開
通が遅れたが、今シーズンは暖冬少雪から道路除雪が順調
に進み例年より早い開通となった。この日は湯之谷温泉郷・
尾瀬ルート活性化委員会による開通式が奥只見船着場で行
われ、星野市長や市観光協会会長らが開通を祝ってテープ
カットした。魚沼ルートは群馬、福島ルートと比べて知名度が
低く、昨シーズンの入山者数は1万4580人。県では新潟側
から尾瀬への新たな商品づくりや看板類の整備が課題である
ため「首都圏から新幹線を活用した新たな旅行商品の造成、
販売」「伊丹空港や神戸空港など航空路を活用した新たな旅
行商品の造成、販売」「JR東日本新潟支社と連携したネイチ
ャーガイドや定期観光バスを組み合わせた旅行商品の造成、
販売」「小出IC周辺や浦佐駅構内での尾瀬への案内看板掲
出」などを行なって誘客を図ることにしている。