オープニングコンサート楽しむ
魚沼市が災害の無い地域となることと、人と人との助け
合い精神を大切に豊かな暮らしができることを願って市
民が一斉にローソクを灯す、越後うおぬま冬物語「結」(
ゆい)8万8千の雪灯りのオープニングイベントが1/19
小出郷文化会館ロビーで行われた。このイベントでは3
月10まで魚沼市内で行われるイベントに合わせ、地区
単位や市内全域で夜ローソクを灯してもらおうという取り
組み。また、イベントのシンボルである大型の「結ローソク
」は期間中、各地域の祭りやイベントでリレーされる。オー
プニングイベントではまず、原始的な発火方法である「きり
もみ式」で「結の火」が起こされ、その火で灯されたローソ
クの灯りの中で、実行委員会の桜井俊幸委員長が「結8万
8千の雪灯りの一本は震災復興と災害の無い地域を願い
、もう一本は自分のために想いを込めて灯すことを宣言し
ます」と宣言を行った。星野市長から「これからは前向きに
雪国で過ごしていく時代。冬のイベントが輪になって交流を
深めてもらいたい」と祝辞が述べらた後、星野市長と阪西
観光協会長がトーチで、会館の外に置かれた2本の「結」
ローソクに点火した。会場に集まった人たちも外へと出て
一人2本のローソクを灯し、そのローソクが階段に並べら
れた。ロビーの外に並んだローソクの灯火をバックに開か
れた「コンサート」では、「バイオリンランドクラブ」、ハンド
ベルの「ベルエンジェル」、「小出郷リコーダーオーケストラ
」が演奏を行ったほか、西野雅人さんのギターで歌手の加
来陽子さんが歌や朗読を披露。会場の人たちは幻想的な
眺めと、音楽のコラボレーションを楽しんでいた。