子宮頸がんワクチン公費助成
魚沼市
全国に先駆けて子宮頸がんワクチンの全額公費助成を表明した魚沼市では、これまでに市内の中学1年生女子を助成対象として接種が行なわれているが、新たに中学3年生も助成対象とすることになった。接種のための予算を盛り込んだ平成22年度一般会計補正予算が15日の市議会で可決された。
魚沼市では市内の中学1年生216人を対象に6月から市内10医療機関でワクチンの接種が行なわれており、8月末までに1回目の接種を受けた人が171人で、接種率は79・2%。2回目の接種も129人が接種を受けており、接種率は59・7%と、市の予想を上回る高い接種率となっている。
この状況を背景に、8月には中学生の保護者から助成対象の拡大を求める要望書が出され、同市では検討の結果、新たに中学3年生も対象とすることにした。
新たに対象となる中学3年生の女子は187人。市では9月末に対象者に予診票、接種医療機関一覧表、資格証明書、接種説明書などの書類を送付することにしており、中学3年生の接種は10月上旬から始まる見込み。
子宮頸がんワクチンの接種は1回目の接種の1か月後に2回目、半年後に3回目を行うことになっており、中学3年生については今年度中に2回目まで接種してもらうことが望まれている。また、2回目までできなくても、今年度中に1回目の接種を受けておけば、翌年度末まで助成対象とすることにしており、卒業後も助成により2回目、3回目の接種ができる。
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