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ワクチン助成の取り組み紹介

2010-07-23 | 子宮頸がんワクチン公費助成

大平市長が学会で講演
Dscf0170 魚沼市の大平悦子市長が7月8日、茨城県つくば市で開かれた第48回日本婦人科腫瘍学会学術講演会で講演した。同学会は、全国から多数の医師や研究者ら専門家が集まり、最新の臨床例、研究成果の発表、討論を行なう社会的にも大きな意義のある学会で、地方自治体の首長が講演を行うことは珍しい。
 大平市長が講演を行ったのは子宮頸がんワクチンの普及をテーマとしたシンポジウム。「子宮頸がん撲滅に向けた魚沼市の取り組み」と題して、子宮頸がんワクチン公費助成に係る地元医師会との連携など同市の取り組みを紹介した。
 魚沼市では全国に先駆けて子宮頸がんワクチンの全額公費助成を表明。地元医師会員による対象者や保護者らへの説明会、学校関係者らの勉強会、講演会など医師会と市、学校の連携により準備を進め、6月の接種開始から1か月で対象者の42・6%にあたる92人が1回目の接種を受けた。
 学会での講演を終えた大平市長は「公費助成は魚沼市のような小さい自治体だからできること。小さい自治体に普及することの重要性を話させてもらった。また、公費助成にあたり、対象者から理解してもらうための啓発活動を地元医師会から熱心に行っていただきました。自治体と医療関係者との良好な関係が短時間での啓発活動につながった」と話していた。


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