成し遂げるには
折れない心が必要
バレーボール全日本男子を北京オリンピックに導いた上田辰哉監督の講演会が２月11日、小出郷文化会館大ホールで開かれ、市民ら５００人を上回る人たちが現役の全日本監督の話に耳を傾けた。
講演会は、「トキめき新潟国体」の開催の年を迎え、国体開催の気運を盛り上げようと同国体魚沼市実行委員会が開催したもの。
講師の植田監督は、選手として１９９２年バルセロナ五輪にキャプテンとして出場。２００５年に全日本男子監督に就任。全日本男子を16年ぶりの五輪の舞台に導き、昨年北京五輪に出場した。
「オリンピックで見えたもの」と題したこの日の講演会ではまず、北京五輪出場決定までの全日本男子の戦いぶりがスクリーンで紹介された。目標を持って生活すると体も元気になること、全員が当事者になること大切さ、何かを成し遂げるには折れない心が必要なことなど、これまでの経験から得たことを語った植田監督は「世界が見えてきたからこそ日本に言語教育が不足していることが明確になった。
