上越沿線少年親善野球大会

塩沢中学校が優勝
小出中が準優勝

第64回ベースボール・マガジン旗争奪上越沿線少年親善野球大会（主催＝池田記念財団、ベースボール・マガジン社）が５月25、26の両日、魚沼市で開催された。
　この大会は、戦後まもない昭和24年、まだ３度の食事も不自由な時代に、せめて少年たちに楽しみと希望を持たせ、明るさを与えたいという故・大平提司氏の提唱により生まれ、ベースボール・マガジン社の創始者の故・池田恒雄氏が賛同、優勝旗の寄贈をはじめ、支援を続けている。
　大会には上越線沿線の湯沢町、南魚沼市、魚沼市、長岡市、小千谷市などの中学校19校が出場。小出中学校野球場、青島野球場、薬師野球場、広神球場を会場にトーナメント戦で日頃の練習の成果を競った。熱戦の結果、決勝戦では塩沢中学校と小出中学校が対戦。３対０で塩沢中学校が優勝した。