魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

只見線の70周年祝う

2012-11-10 | インポート

魚沼市で記念式典開催

Img_4374JR只見線の小出・大白川間開通70周年記念式典が11月1日、魚沼市の小出駅まで行われた。
 福島県会津若松市の会津若松駅と魚沼市の小出駅を結ぶ只見線は、1942年(昭和17年)11月1日に小出・大白川間で開業。71年には地元住民の悲願であった只見・大白川間の開業により全通している。
 記念式典は沿線の活性化に向けた活動を行っている「だんだんど~も只見線沿線元気会議」が行ったもの。
 式典ではまず、同会議の浅井重吉会長が「今日11月1日が只見線の満70歳の誕生日です。只見線は福島県会津地方と魚沼市を結ぶ大切な路線です。過疎により乗降客は少なくなりましたが高齢者の交通手段、沿線の高校生の通学に欠かせない大事なローカル線です。魚沼市では観光協会を中心に観光車掌など知名度アップに務めています」とあいさつ。大平悦子市長が「70周年を機に私たちの只見線をどうやって守っていくか。今までは皆さんの足としての只見線でしたが、これからは魚沼の素晴らしい景観を資源に、只見線を活かすことも必要と思います。沿線の皆さんの支援をいただきながら只見線の発展に協力していきたい」と祝辞を述べた。

Img_4384アトラクションでは須原小学校の3年生が鼓笛隊の演奏を披露するとともに、只見線の全通までの物語を寸劇にして発表、集った人たちの盛大な拍手を浴びた。
 この後、出席者らは13時17分発の列車に記念乗車。入広瀬駅では入広瀬小学校の児童の歓迎を受け、只見駅前では只見町の人たちを交流し70周年を祝っていた。


「かたっくり」で早津剛展開幕

2012-11-10 | インポート

会津地方へ想い込め

Img_4478Img_4506魚沼市青島の早津剛さんが只見線沿線や会津地方で描いた作品を展示する早津剛「会津への道」秀作展が11月2日から魚沼市干溝の総合ビジターセンター「かたっくり」で開幕した。
 同展は只見線の小出・大白川駅間開通70周年を記念して、有志による早津剛魚沼応援団(浅井守雄代表)が開催している。
 初日の2日にはオープニングセレモニーが行われ、主催者や作者のあいさつ、来賓祝辞に続いて、早津氏から魚沼市に寄贈された畳3畳分の水墨画の大作「魚野地の家」、「芋川の家」の前で関係者がテープカットを行ない展覧会の開幕を祝った。
 同展覧会は、ふるさとの民家や原風景を描き続ける早津剛さんの協力を得て、只見線開業70周年を記念するとともに、早津さんの会津地方への熱い応援の想いを込めて、只見線沿線や会津地方の作品群から自身の想い入れが強い油彩画、水墨画を展示している。
 また、特別企画として「東北に想いをはせて」と題して絵画や写真、記事、会津本郷焼の古民窯も展示。会期中の11月11日、25日、12月2日には13時から早津さんによる作品解説が行われ、金・土・日曜には会場にコーヒーとカレー(有料)の店が出される。
 会期は12月2日まで。開場時間は9時から17時(最終日は15時まで)、入場料は300円(中学生以下無料)。


子ども俳句コンクール表彰式

2012-11-10 | インポート

市内から4130句の応募

Img_4652第16回「子ども俳句コンクール」の表彰式が11月3日、魚沼市の堀之内公民館で行われた。
 同コンクールは、徐々坊敬慕会(星野芳昭会長)と魚沼市らが主催し、魚沼市全域の小中学校を対象に毎年行われているもの。今回は小学5年生300人、同6年生372人、中学生829人の合計1501人から4130句の投句があった。
 応募句は市内の俳句愛好者により選が行われ、この日の表彰式では特選、佳作に選ばれた児童、生徒に星野会長から表彰状と記念品が贈られた。
 表彰式には児童生徒や家族が出席。まず、星野会長が「俳句に取り組むチャンスはあまり無いが、心の豊かさに結び付けてもらえればうれしい。人生の浮き沈みの中で17文字に取り組み心を落ち着かせて自分の生活を見直してもらいたい。」とあいさつ。選者を代表して森山晴峰さんが入選作品を紹介しながら講評を行なった。表彰式では特選と佳作の入選者一人ひとりに賞状が手渡された。特選句は次のとおり。
【小学5年生の部】
行ってみる?夜の川ぞいほたるとぶ(堀之内小・関希歩)
そうめんが竹の川を流れるよ(宇賀地小・森山翔貴)
金沢に家族で行った夏休み(小出小・星野真希)
暑い夏オリンピックでもりあがる(広神西小・嶋本晶)
夏休み最後の日には母笑顔(小出小・磯部陽斗)
暑い夏ベースめがけて走りこむ(堀之内小・古川裕斗)
【小学6年生の部】
ばあちゃんのナスづけ届く夏来たぞ(広神東小・桜井凌平)
せみが鳴くみじかいいのちかなしいな(広神西小・佐藤武瑠)
花火にも名前があると知った夏(井口小・浅井椋)
夏休みあいさついくつできるかな(小出小・内山綾子)
おみこしの担ぎ手不足夏祭り(堀之内小・大平みなみ)
ありっ子のぼくらが登山すいか山(小出小・小倉果歩)
【中学生の部】
暑い夏ゴーヤのつるが右往左往(湯之谷中・舛上春華)
川にあるメダカの学校夏休み(湯之谷中・仲丸なつみ)
ねころがり見つけて歓喜流れ星(同・山田正毅)
絵のような空のかなたの雲の峰(入広瀬中・櫻井慶悟)
かきごおり削るおやじの汗キラリ(堀之内中・酒井さくら)


宮柊二記念館全国短歌大会

2012-11-10 | インポート

18日 堀之内公民館

第18回宮柊二記念館全国短歌大会が11月25日、魚沼市堀之内の堀之内公民館大ホールで開かれる。
 今大会には一般の部で860首、ジュニアに部で1万140首の応募があり、歌人の今野寿美氏、武田弘之氏の選により各賞が選ばれた。
 当日は12時開会、開会式、選者好評に続いて表彰が行なわれる。


金融機関窓口で声かけ訓練

2012-11-10 | インポート

振り込め詐欺被害防止を

Img_4686小出警察署は、振り込め詐欺予防活動推進強化の一環として11月6日、振り込め詐欺被害防止のための声かけ訓練をJA北魚沼湯之谷支店で実施した。
 振り込め詐欺を未然に防止するためには、金融機関の窓口での阻止が最後の砦であり、訓練は客に扮した署員に窓口職員が声をかけ被害を防止するとの想定で実施された。
 訓練では、リフォーム代金800万円を振り込みたいと客に扮した署員が窓口を訪れると、職員が「東京の業者ですか。現金で高額の振り込みの場合は確認させていただくので」と別室に誘導。
 別室でさらに話を聞いたり、チェックシートを行っていくと「実は人工透析の会社から800万円振り込むと1400万円返してくれると言われた。不安なので電話したら出たし、立派なパンフレットも送られてきたので、間違いない」と署員。
 その後、対応は支店長に代わり、さらに説得。警察に連絡したところで訓練は終了した。
 訓練は、JAの本店や他の支店の職員が見学する中で行なわれ、参加した職員は緊張したようであったが、署員からは「本人確認や振り込み先の銀行や業者の確認、別室への移動もスムーズだった。支店長への連携も良かった」との講評があり、「少しでも不審な点があったら警察に連絡をしてほしい」と呼びかけられていた。


魚沼市書道協会作品展

2012-11-10 | お知らせ

17、18日 小出郷福祉センター

第5回「魚沼市書道協会作品展」が11月17、18の両日、魚沼市井口新田の小出郷福祉センターホールで開催される。
 同協会員の作品を展示するもので、時間は9時から17時(18日は15時まで)。入場無料。


東大の土屋准教授が講義

2012-11-10 | インポート

子どもものづくり講座

Img_4556魚沼市ものづくり振興協議会では11月2日、「子どもものづくり講座」を小出中学校と入広瀬中学校で開催した。
 この講座は、子どもたちのものづくりへの興味、関心を高めることを目的とした魚沼市の「子どもものづくり推進事業」の一環として開催された。東京大学生産技術研究所准教授の土屋健介氏を講師に迎え、次代を担う子どもたちに「ものづくり」について語ってもらった。
 土屋氏は新潟県出身。東京大学大学院工学系研究科産業機械工学専攻博士課程を経て2007年から現職。国から委託を受け、魚沼市の企業を中心に無痛注射針の研究開発などに取り組んでいる。
 小出中学校の1年生117人を前に開かれた講座では「思いを言葉に、言葉をカタチに」をテーマに土屋さんが講義を行った。
 「夢を持つと将来が楽しみになる。夢に向ってがんばれる。後で振り返ったとき幸せを感じられる。その結果、いい顔になる」と夢を持つことの大切さから語り始めた土屋氏。夢に向ってどうするかを自分の体験を交えて話し、「夢をかなえるために、何が必要かを考えよう。ときどき振り返って、プランを手直ししよう。続けると面白さが分かる。人生、七転八起。あきらめないでがんばろう」と生徒たちに語りかけた。
 また、講義の最後には、土屋氏が取り組んでいる小さなものを作るための機械の研究を紹介。1mmの家や0・3mmの五重塔の製作などを、写真を示して紹介すると生徒たちは興味深げに話しに耳を傾けていた。


小林氏迎え文化財講演会

2012-11-10 | インポート

土器は定住の証

Img_4644國學院大學名誉教授で新潟県立歴史博物館名誉館長の小林達雄氏を講師に招いた魚沼市文化財講演会が11月3日、同市今泉の広神コミュニティセンター3階講堂で開かれた。
 講演会ではまず、魚沼地域洞窟遺跡発掘調査団の佐藤雅一氏が縄文時代草創期(13000年前)の土器が出土している魚沼市の大白川地区黒姫洞窟遺跡の13年間にわたる発掘調査の状況を紹介。「黒姫洞窟遺跡は下にまだ1メートル地層があり学会全体が注目している」と述べた。
 同遺跡の調査団長として発掘調査を指導している小林氏は「縄文文化のはじまりと黒姫洞窟遺跡」と題して講演、「中近東や南アメリカで土器が発明されたが、それよりも日本の土器は古い。日本は遺跡の数が多く、それはその時代に人口密度が高かったから。活気がありその中でどこよりも早く土器が作られたのではないか」と語り始め、「土器が作られたことは歴史上重要な意味を持つ。土器は定住が始まって初めて作られるようになる。村を営むようになって大きく生活が変わり、老人が得た色々な知識を孫に教える仕組みができた時に人類の文化は発展する。土器が作られるのは定住の証」など、土器と縄文時代の人たちの生活について語った。
 火焔土器についても触れ「火焔土器は新潟県域以外から出土していない。古代の越後と佐渡は火焔土器の国。大英博物館に津南から出た火焔土器が展示され、長岡から出た2つの火焔土器を展示した企画展も開催された。火焔土器は日本文化の象徴的なものである」と述べていた。


12月に尾瀬検定、魚沼検定

2012-11-10 | インポート

地元の魅力再認識を

地元の魅力を再発見する「尾瀬検定」「魚沼検定」が12月16日、魚沼市井口新田の小出郷福祉センター2階で開催される。
 「魚沼検定」「尾瀬検定」は「地元の魅力を再認識し、魚沼から行く尾瀬ルートを活用して交流人口拡大による地域活性化を図ろうと、湯之谷温泉郷・尾瀬ルート活性化委員会が平成21年から行っているもので、今回は上級の検定も設けられた。
 検定は80点以上が合格。検定料はいずれも上級が1000円、初級が700円。テキストは各500円、魚沼市観光ガイドブック「うおぬまにあ」が300円。申し込みは12月11日までに検定料を添えて魚沼市観光協会へ。
 当日は8時30分から9時15分まで受付(尾瀬検定のみの人は10時15分まで)、9時30分から魚沼検定、10時30分から尾瀬検定が実施される。


市所蔵民俗資料整理作業

2012-11-10 | インポート

17日に一般公開

魚沼市では市所蔵民俗資料整理作業の一般公開を11月17日、同市長鳥の上条会館(旧上条小学校)で行う。
 同市では旧町村時代を含め、寄贈された多くの民具・文化財資料を所蔵しており、現在、上条会館には小出地区、広神地区、入広瀬地区の資料約1500点が収蔵されている。同市では今年7月から主に民俗資料(民具)の整理を行い、統一的な管理台帳を作成する作業を進めているが、このほど整理の8割が完了したことから市民に一般公開するもの。時間は10時から12時まで。


秋の窯出し展

2012-11-10 | お知らせ

14日まで榧陶房

Photo魚沼市青島の榧(かや)陶房では、ありがとう15周年「秋の窯出し!展」を11月14日まで開催している。
 同工房の駒形悦子さんが秋の新作を展示しているもの。時間は10時から17時。問い合わせは榧陶房《電》025-793-2265へ。


17日 子ども環境フォーラム

2012-11-10 | インポート

児童生徒が学習の成果発表

魚沼市の子どもたちが環境学習の成果を発表する「魚沼市子ども環境フォーラム2012」が11月17日、今泉の広神コミュニティセンター3階講堂で開催される。
 魚沼市では、平成19年4月に「環境基本条例」を施行し、「環境都市宣言」を行った。このことを受けて同市教育委員会では「魚沼から行く尾瀬環境学習プログラム」を活用し市内全校の小学4年生が尾瀬を訪れる「魚沼尾瀬学校」を実施するなどの取り組みを行ってきている。
 環境フォーラムは昨年度に続いて開催されるもので尾瀬学校の体験など児童、生徒が環境学習の成果を発表する。
 実践発表では、須原小学校が「尾瀬環境学習で感じたこと・学んだこと」、広神東小学校が「尾瀬から学んだこと~自然の美しさ自然を守ることの大切さ~」、小出中学校が「小出中学校での放射線学習」、湯之谷中学校が「尾瀬学習と環境学習の取り組み」、堀之内中学校が「自分たちの環境づくり~体験しよう、感じよう、考えよう、そして取り組もう」と題して行われる。
 また、発表に続いては日本野鳥の会新潟県会長の石部久氏が「魚沼の自然・豊かな環境とそこに生きる動物たち」と題して講演する。
 13時開会。入場無料。申し込み不要。問い合わせは市民課環境対策室《電》025-792-9766または魚沼市教育委員会《電》025-794-6072へ。


白象会の作品展

2012-11-10 | インポート


会員の新作楽しむ

 Img_4635魚沼市の洋画研究団体「白象会」の作品展が11月2日から4日まで魚沼市井口新田の小出郷総合体育館で開かれた。
 同会では昨年、今年と新入会員があり現在会員19人。恒例の「白象展」には、18人の会員の新作66点が展示された。
 地区の文化祭と同時開催となっている会場には、家族連れなどが次々と訪れ、ゆっくりと作品を鑑賞。会員から作品の説明を受けるなどしていた。


記者日記

2012-11-10 | 小出郷新聞コラム

 今年もお年玉付き年賀はがきの販売が始まっている。一年のうちで師走が一番忙しくなる筆者は毎年、年賀状を書くのは一年の仕事を終えてからとなってしまうが、不思議と年末ぎりぎりではあるものの、新年を迎えるまでには出すことができている▼インターネットや携帯電話の普及で年賀状の代わりに年賀メールで済ませる人も現代では多いようである。我が家を見ても年賀状を毎年きちんと書いているのは筆者くらいで、子どもたちはやはり電話やメールで済ませているようだ。しかし、長年続いてきた日本の文化であり、そう簡単に廃れるものではないと思われる。日ごろ疎遠となってしまっている知人、友人への年に1回のごあいさつとなっている方も多いと思われる。また、その知人、友人らの近況を知ることがでる便りともなっている▼近年は印刷も様々なデザインが用意されているほか、パソコンを駆使したものや写真、版画や絵手紙などその手法は多彩だ。出してくれた人の個性が感じられるものが多い。筆者は子どもが小さかった頃は子どもの写真入りの年賀状を毎年出していた。デザインや文章を考える必要もなく簡単だったので都合も良かった。「親ばか」だの「自己満足」だのと一部の友人からは顰蹙(ひんしゅく)をかいながらも毎年続けてきたが、子どもの成長とともに路線変更を余儀なくされた▼その後はその場凌ぎのスタイルで出してきたが、近年は少しずつ個性を出せるように心掛けている。絵を描いてみたり、お気に入りの写真を入れてみるなど、出来は今ひとつであるが、それなりに筆者らしさを感じてもらえればと思っている。毎年、年末ぎりぎりになって年賀状を差し出している筆者としては、なかなかじっくりと企画を練る時間もないわけであるが、年賀状が年に1度のごあいさつになっている友人、知人も多いので、できれば受け取った人に喜んでもらえるようにしたいと思っている。さあ、今年はどんな年賀状にしようか。


17日に「IUJで世界一周」

2012-11-10 | インポート

各国の文化歴史学び交流

世界各国の文化と歴史を学びながら国際大学(IUJ)の学生とふれあう「IUJで世界一周」が11月17日、南魚沼市の国際大学キャンパスで開催される。
 このイベントは、国際大学(北岡伸一学長)と南魚沼市の共催による同大の秋の学園祭。財団法人中島記念交流財団の助成による日本学生支援機構実施事業として行われる。
 イベントは「学び」「体験」「遊び」「コミュニケーション」の4つのテーマで構成される。各国の音楽、舞踊、民族衣装、ゲーム、スポーツ、手工芸品等を通じて、その国の人々や文化、歴史について学びながら、留学生と直に触れ合う場となっている。時間は13時から17時、参加無料。