魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

ありがとう作文コンクール

2012-03-03 | インポート

優秀賞の4作品を発表
市民大学では相田一人さんが講演

 
Img_5555魚沼市教育委員会と同市青少年健全育成市民会議の共催で毎年行なわれている「ありがとう作文コンクール」の発表会と「うおぬま市民大学講演会」が2月25日、小出郷文化会館で開かれ、コンクールで優秀作品に選ばれた児童4人の作文が発表されたほか、相田みつを美術館館長の相田一人さんが「おかげさん~相田みつをの書と言葉~」と題して講演した。
 ありがとう作文コンクールは、日ごろの両親や家族、地域の人たちへの「ありがとう」の気持ちを作文につづることで、子どもたちの感謝の心をつちかい、感謝の気持ちを大切にしてもらおうと行なわれている。今年度は魚沼市内や友好都市の東京足立区から昨年度より197点多い合計1277点が寄せられ、審査の結果、優秀賞4点と入選10点が選ばれた。
 発表会では優秀賞に選ばれた足立区立千寿第八小学校1年の中石涼さん、広神西小学校2年の金井愛結さん、同校6年の桐生渚さんが作文を発表したほか、都合で出席できなかった足立区立千寿第八小学校4年の東木彩夏さんの作品が代読された。発表に続いては松原道子教育長から3人に表彰状が手渡された。
Img_5570この後の、うおぬま市民大学講演会では、書家で詩人の相田みつをの長男、相田一人さんが、相田みつをの歩んだ人生と若い頃の出来事、2つの大きな挫折をはじめ、東日本大震災の後、相田みつを作品がどう受け取られているかなどについて作品や生前の映像などをスクリーンに映しながら語り「父の書くものは当たり前のことばかり。しかし、その当たり前を忘れていることがある。当たり前のことの大切さを、もう一度考えてみる必要があり、父の作品がその一助になればと思う」と講演を結んだ。


魚沼市下折立の餅の六人搗き

2012-03-03 | インポート

保存会結成し永く継承

Img_0268魚沼市下折立では、地区に伝わる餅の六人搗きを永く残していこうと「餅の六人搗き保存会」が結成されることになり、2月22日に地区の公民館で設立総会が開かれた。
 杵を持った6人が臼を囲みテンポ良く順番に餅を搗いていく折立の「餅の六人搗き」は地区の青年会の懇親会「出し合い」で行われたのが始まりとされ、近年では折立の伝統行事「百八灯」や夏の雪まつり、老人ホームや保育所の行事などで披露されている。
 保存会は、「他地域にない珍しい六人搗きを永く折立のものとして残していくことにより、下折立地区の一体感を保っていこう」と結成されることになったもので、地区の役員や現在6人搗きを行っている人たちによる発起人の呼びかけに34人が賛同、設立総会には14人が出席した。
 設立総会では発起人代表が「永く継承していくことが下折立地域の結束力を強く保つことの一つになると考え提案しました」と経過を説明。会長には富永利雄さんを選出した。
 保存会では今後、練習会を開きながら市内外のイベントや幼稚園、保育所などで6人搗きの餅つきを披露していくことにしている。


各地で雪像アート制作

2012-03-03 | インポート

干支の辰や日本庭園

Dsc052412 Img_5402 Dsc05289 2月に入ってからも雪の日が多かった今冬の魚沼であるが、先週末には大雪の中、各地で雪像アートが制作され、訪れる人たちの目を楽しませた。
 24日の小平尾天満宮まつりでは、今年の干支である辰をはじめ縁起の良い達磨や招き猫の雪像が並び、ロウソクが灯されると星空の下、迫力満点の龍などが闇夜に浮かび上がった。
 26日に点灯された今泉の雪像アートは日本庭園をイメージした雪と灯りと映像などを融合させた大作。訪れた人たちの溜息を誘った。
 同じく26日には根小屋でも雪像アートを制作。こちらも干支の辰の大作が造られていた。
 また、4日には上条コミュニティ協議会により旧上条小学校グラウンドで「絆」と「結」の文字が制作されることになっている。


大平市長が清塚さんを訪問

2012-03-03 | インポート

ふるさと思う気持ちに敬意
直接感謝状手渡す

P1000128魚沼市の大平悦子市長は、「福祉に役立てて」と同市に200万円の寄付をした秋田県南秋田郡大潟村の清塚貢さん(96)を2月20日に訪問し、感謝状を手渡した。
 清塚さんは魚沼市中子沢の出身。昭和42年に八郎潟干拓で入植した。ふるさとへの感謝の気持ちが強く今年1月に甥の重野充良さん(今泉)を通じて200万円を寄付したほか、20年ほど前にも合併前の広神村に100万円を寄付している。
 清塚さん宅の訪問は大平市長の希望によるもの。「ふるさとへの感謝の気持ちを持ち続けている清塚さんに実際にお会いして感謝状をお渡しし敬意を表したかった」と大平市長。
 入植の規定により中子沢の土地、建物を処分して入植した清塚さん一家。入植して10年くらいは苦労をしたが、現在およそ50ヘクタールを作付けしている。4世代が同居、多くの家族に囲まれて生活している清塚さん。大平市長が感謝状を贈ると「こんなつもりではなかった。大げさになって」と驚いていたという。
 感謝状の贈呈の後には大潟村の高橋浩人村長を訪ね面談した大平市長。「清塚さんは耳が少し遠いがとてもお元気で、幸せに生活しているところを見て嬉しく思った。お会いできてよかった」と話すとともに「魚沼の農業とは違う八郎潟の広大な土地を見て、日本の農業の認識を新たにした」としていた。


映画「人生、ここにあり!」

2012-03-03 | インポート
23日から小出郷文化会館で上映
 
イタリア映画「人生、ここにあり!」が3月23日から25日まで、小出郷文化会館小ホールで上映される。住民プロデュースによる「魚沼映画の専門店」第102回上映会。
 1983年、バザリア法が制定されたイタリアの、ある施設の夢のような実話を基にした作品。
 舞台は1983年のイタリア・ミラノ。型破りな活動で労働組合を追い出された熱血男・ネッロが行き着いた先は、精神病院の閉鎖によって社会に出ることになった元患者たちの協同組合だった。オカド違いな組合の運営を任されたネッロは、精神病の知識が全くないにも関わらず、持ち前の熱血ぶりを発揮。個性が強すぎて社会に馴染めない元患者たちに「シゴトでオカネを稼ぐ」ことを持ちかける。すぐに手が出るキレやすい男、彼氏が100人いるという妄想を持つ女、UFOが年金を支給してくれると信じる男。そんな一筋縄ではいかない面々とネッロはドタバタなトラブルを巻き起こしながら、無謀ともいえる事業に突っ走っていくが…。
 上映は23日が19時から、24日が10時と14時、19時から、25日が10時と14時から。料金は一般1000円、学生・シニアほか800円。





魚沼学園で床張りボラ

2012-03-03 | インポート

県室内装飾事業協同組合

Img_5749新潟県室内装飾事業協同組合中越支部では2月27日、魚沼市十日町の知的障害児施設、魚沼学園で床張りのボランティア活動を行った。
 同組合では上越、中越、下越の支部ごとに毎年1回ボランティア活動を実施しており、今回魚沼市では初めて同施設で活動を行うことになった。
 この日は同組合理事の内山秀樹さんはじめ組合員5人が施設を訪れた。作業が行われたのは食堂前の廊下とプレイルーム、隣接する魚沼更生園の男子手洗場の3か所。特にプレイルームのフローリング部分は傷みが激しく「子どもたちにトゲが刺さりそう」と組合員。作業は丸一日がかりで行われ、きれいな床に生まれ変わっていった。
 今回のボランティア作業は、通常ならおよそ30万円はかかる内容で、同施設では「毎年補修は行っているが、50年以上経過した建物で手が回らないところもあり、ボランティアで工事していただき大変ありがたい」と感謝していた。


魚沼市協会長杯バスケットボール

2012-03-03 | インポート

広神中が男子で準優勝

Img_5470第8回魚沼市協会長杯争奪バスケットボール大会(主催=魚沼市バスケットボール協会)が2月25、26の両日、小出中学校と広神中学校の体育館で開催され県内外の中学生が熱戦を展開した。
 この大会には魚沼市をはじめ南魚沼市、長岡市、上越市、新潟市などから男女とも16チームが参加、県外からも1校が出場した。 
 男子は小出中学校、女子は広神中学校の体育館を会場に1日目は予選トーナメント、2日目に決勝トーナメントを行い、日頃の練習の成果を競った。結果は次のとおり。
【男子】《1》宮内中学校(長岡市)《2》広神中学校(魚沼市)《3》東小千谷中学校(小千谷市)
【女子】《1》第三中学校(柏崎市)《2》大島中学校(長岡市)《3》第一中学校(新発田市)


新潟県柔道形競技会

2012-03-03 | インポート

魚沼市から2組が出場

Photo第8回「新潟県柔道形競技会」が2月5日、新潟市の鳥屋野総合体育館で開催され、魚沼市から2組4人が出場した。
 柔道の形(かた)は、技を掛ける「取(とり)」と技を受ける「受(うけ)」にわかれ、理合いに従って、決められた手順で技を掛け、受け止め、反撃し、それを反復することによってその理合いと技を習得する練習。日本国内では平成9年から形の競技化が始まり、近年では生涯スポーツ・生涯柔道として見直され、全日本はもとより世界大会も行われている。
 海外で人気が高まっている柔道形であるが、県内では競技人口は少なく今大会には7つの形に13組、26人がエントリーした。
 魚沼市から出場したのは星野翔矢さん(小出島=投げの形・取)と駒形大さん(干溝=同・受)の組と、大野正人さん(小千谷市=極の形・取)と小幡裕之さん(中原=同・受)の組の2組。中越地区からの参加は魚沼の2組だけだった。
Cimg0112小出中学校教諭で平成16年には固の形で全国大会に出場している大野さんは「ヨーロッパなど海外で日本の武道を学ぶ人が多くなっており、柔道形の競技人口も多いので、ぜひ県内でも普及させたい」と毎月第2土曜日に小出武道場で形の指導を行っている。
 大会では日頃の練習の成果を披露することができたが、残念ながら優勝には一歩及ばなかった魚沼市の2組。「形の演技に完成はないので、来年の競技会を目指し、さらに練習を続けるとともに仲間を増やし、多くの人に競技会に参加してもらいたい」と話していた。


兄妹で全国大会出場

2012-03-03 | インポート

広神中の星野隆成さん、美貴さん

Img_57553月7日から9日まで妙高市で開催される「JOCジュニアオリンピックカップ全日本ジュニアスキー選手権大会」に魚沼市から出場する中学生が2月29日、市役所を訪れ大平悦子市長から激励を受けた。
 同大会のクロスカントリー競技に出場するのは広神中学校3年の星野隆成さんと2年生の星野美貴さんの兄妹。
 激励金が手渡され、大平市長から「今冬は魚沼の生徒がスキーで活躍しています。スキー人口が減ってきていますが、刺激となるよう二人からがんばってもらいたい。悔いのない試合をしてください」と激励を受けた2人。隆成さんは「高校でもスキーを続けたいので、大会では30位以内を目指し、高校へつながる滑りをしたい」、美貴さんは「全中で17位となり、目標だった20位以内を達成できたので、この大会でも20位以内に入りたい」と意気込みを語っていた。


18日に生物多様性セミナー

2012-03-03 | インポート

植物相調査の中間報告

「魚沼市生物多様性セミナー」が3月18日、同市井口新田の小出郷福祉センターで開催される。
 魚沼市では、平成21年度の市政施行5周年を機に自然環境都市を宣言し、自然環境を柱とした「まちづくり」に取り組むことを表明。そのための第一歩として身の周りの自然をよく知るために水辺や里山を中心とした植物相調査を実施している。
 セミナーはその調査の中間報告会として開かれるもの。調査リーダーの和田齊さんと武藤光佳さんから植物相調査の中間報告が行われるほか、元新潟大学教授の石沢進さんが「中間報告を通してみる魚沼の植物と今後の課題」、新潟県立植物園副園長の倉重祐二さんが「市民と進める植物の保全」と題して課題提起する。その後、質疑、意見交換。
 また、会場には確認種の写真や野生鳥獣の出没状況、不法投棄の現状などについてのパネルも展示される。12時開場、13時30分開会。入場無料。申し込み不要。


組織機構改革と庁舎再編

2012-03-03 | 庁舎再編整備構想

5日から市民説明会

魚沼市では4月1日から実施する組織機構改革と庁舎再編に伴う課の設置などについての市民説明会を3月5日から16日まで市内6会場で開催する。開催日と会場は次のとおり。
▼3月5日=守門開発センター▼6日=入広瀬生活改善センター▼12日=小出ボランティアセンター▼13日=魚沼市地域振興センター▼15日=堀之内公民館▼16日=広神コミュニティセンター
 時間はいずれも19時から。


チャリティータイムレース

2012-03-03 | インポート



20日に薬師スキー場

湯之谷スキークラブでは、第2回「東北地方太平洋沖地震チャリティータイムレース」を3月20日、薬師スキー場で開催する。
 この大会は、子どもたちに練習の成果を試す機会を与えるとともに、参加者らの気持ちを震災被災地に届けようと昨年から開かれているもの。
 「MIZUE CUP・薬師スーパーオリンピックス」と銘打たれた同大会。種目はコンビネーション(CB)とスラローム(SL)で、組別は男女別に小学3・4年、小学5・6年、中学生、一般の部が設けられている。小学1・2年の参加も可。
 参加費は1200円(チャリティースキーバンド含む)。参加申し込みは17日正午までにゆ~パーク薬師内の大会事務局へ。
 なお、チャリティースキーバンドの収益金はトップスキーヤーが集り復興支援活動を行う「Ones hands project」に送られる。


記者日記

2012-03-03 | 小出郷新聞コラム

先週号にも記事を掲載したが4日に行なわれる折立温泉「百八灯」で昨年に引き続き画家・早津剛さんによる「雪・墨・画」が制作される。巨大な雪のキャンバスに即興で墨絵を描くという奇想天外な試み「雪・墨・画」が初めて行なわれたのは平成21年3月7日のことだった。場所は同日行なわれた「雪明り雪中行群」のゴール会場である魚沼市横根の「みずほ会館」前の広場。▼本邦初、おそらく世界でも初めてでは無かろうかというこの試みはイベントの一環として早津さんと地元の有志が企画したものだった。会場には幅15メートル、高さ3メートルの巨大な雪のキャンバスが造られ、まずスタッフが農業用の散布機を使って炭の粉を吹き付け、続いて早津さんが同じく農業用の噴霧器で墨汁を吹き付けて墨絵を描いていく。吹き付けの作業が終わると、今度は鋤簾(じょれん)のような道具を使って、壁面を削って雪の積もった茅葺屋根などを描き出し、最後には民家の障子戸の部分をチェーソーでくり抜き、中にローソクを灯して障子戸をはめ込むと「雪・墨・画」の完成。会場の照明が消されると闇夜に障子戸の仄かな灯りが浮かび上がり、雪の壁に描かれた巨大な水墨画は、漆黒の闇をバックに、本物の雪が降る演出の中、茅葺民家が実際にそこにあるような眺めを見せてくれた▼翌平成22年には「雪・墨・画」は合併前の川口町で再び試みられた。この年、同町で開催された「ふるさと原風景・早津剛展」に合わせての実施であり、日中に行なわれたことから、緩んだ雪に苦労しながらも作品を完成させた。そして昨年、今年と「百八灯」での制作となった▼雪国の茅葺き民家を描き続けている早津さんであるが、今年の「雪・墨・画」では、東日本大震災の復興を祈念して、宮城県気仙沼市の住宅地に打ち上げられた第18共徳丸(330トン)を描く。大震災で押し寄せた大津波の恐ろしさを再認識し、冥福を祈る「雪・墨・画」。制作開始は18時40分。


景観まちづくりフォーラム

2012-03-03 | インポート

11日に南魚沼市の普光寺で

「景観まちづくりフォーラム」が3月11日、南魚沼市浦佐の普光寺で開催される。
 フォーラムは、景観まちづくりに対する県民の理解を深め、これからの景観づくり・まちづくりを担う人材の育成と地域における自主的な取り組みの活性化を図ろうと新潟県と南魚沼市の共催で開かれる。
 フォーラムでは、TBS「情熱大陸」やNHK「クローズアップ現代」にも出演し、日本各地で地域の活性化に携わっているstudio‐L代表で京都造形芸術大学教授の山崎亮氏が「地域を変えるコミュニティデザインとまちの景観づくり」と題してまちづくりのヒントとなるコミュニティデザインなどについて講演するほか「みんなで取り組む景観まちづくり~協働のススメ」をテーマとしたパネルディスカッションが行われる。
 パネラーは羽賀不二夫氏(毘沙門様千年のまちづくり)、高野恒男氏(NPO法人町並みFocus)、清水勝昭氏(小木湊まちなみの輪)、コーディネーターは長谷川美香氏(NPO法人まちづくり学校)、アドバイザー山崎亮氏。開会13時。
 参加無料。申し込みは、はがき・メール・FAXで「景観まちづくりフォーラム参加希望」と明記の上、住所、氏名、電話番号を記入して〒950-8570新潟市中央区新光町4-1新潟県庁都市政策課広域都市政策班《電》025-280-5428、FAX025-285-0624へ。


冬の夜彩ったたいまつ滑降

2012-03-03 | インポート

須原スキー場でカーニバル

Img_5702須原スノーカーニバルが2月25、26の両日、魚沼市の須原スキー場で開催され、ファイヤーパフォーマンスの大道芸や花火、たいまつ滑降などが訪れた人たちを楽しませた。
 25日は日中雪が降り続いたが、ゲレンデや施設内ではスキー学校の特別講習や守門中学校吹奏楽部コンサート、子どもたちのレクリエーション、抽選会などが訪れた人たちを楽しませた。
 ゲレンデに夕闇が迫る頃には天候も回復、ナイター照明が点灯されたゲレンデの特設雪上ステージでは魚沼市の冬のイベントをリレーする「結」ローソクの点火式や、振舞酒、ファイヤーパフォーマンスの大道芸が行われ、山頂から幻想的な光の列が滑り降りる「大たいまつ滑降」が会場にしばしの静寂をつくると、この夜の祭りもクライマックス。花火が冬の夜空に大輪の花を咲かせ、福餅撒きも行われていた。