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新潟県柔道形競技会

2012-03-03 | インポート

魚沼市から2組が出場

Photo第8回「新潟県柔道形競技会」が2月5日、新潟市の鳥屋野総合体育館で開催され、魚沼市から2組4人が出場した。
 柔道の形(かた)は、技を掛ける「取(とり)」と技を受ける「受(うけ)」にわかれ、理合いに従って、決められた手順で技を掛け、受け止め、反撃し、それを反復することによってその理合いと技を習得する練習。日本国内では平成9年から形の競技化が始まり、近年では生涯スポーツ・生涯柔道として見直され、全日本はもとより世界大会も行われている。
 海外で人気が高まっている柔道形であるが、県内では競技人口は少なく今大会には7つの形に13組、26人がエントリーした。
 魚沼市から出場したのは星野翔矢さん(小出島=投げの形・取)と駒形大さん(干溝=同・受)の組と、大野正人さん(小千谷市=極の形・取)と小幡裕之さん(中原=同・受)の組の2組。中越地区からの参加は魚沼の2組だけだった。
Cimg0112小出中学校教諭で平成16年には固の形で全国大会に出場している大野さんは「ヨーロッパなど海外で日本の武道を学ぶ人が多くなっており、柔道形の競技人口も多いので、ぜひ県内でも普及させたい」と毎月第2土曜日に小出武道場で形の指導を行っている。
 大会では日頃の練習の成果を披露することができたが、残念ながら優勝には一歩及ばなかった魚沼市の2組。「形の演技に完成はないので、来年の競技会を目指し、さらに練習を続けるとともに仲間を増やし、多くの人に競技会に参加してもらいたい」と話していた。


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