UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

ビールがサイダーに化けてしまう美富士食堂さんの隠された真実・・・

2022-11-13 00:34:34 | 日記
前回の日記で、わがブラブラ歩きのルート上にある、かつては日本一大盛りで日本一安い食堂ということでテレビなどに取りあげられとても繁盛していたものの昨今の繁盛ぶりは定かではない食堂、京阪電車石坂線の膳所本町駅前にある「美富士食堂」さんのことをかきました。

このお店の特徴は長年のうちにビールがサイダーに化けてしまうことであるなどと前回の日記で驚愕の事実を報告してしまいましたが、今日は「美富士食堂」さんの更なる隠れた真実についてご報告いたしたいと思います。

この食堂の最近の評判についてはさまざまなことがネットさんに投稿されていますが、公正なる私どもは、お店をヘンにおおげさに持ちあげた逆にけなしたりするようなことは一切記さないことにします。そのかわり、このお店の隠された若干の真実についてご報告いたします

美富士食堂さんの建物は優に築半世紀以上と思われる古い木造の建物です。このあたり一帯はわが庵も含めてかつての城下町でありますから、築半世紀以上などという建物は少しも珍しくありませぬ。わが庵も十年少々前に新たに建立するまでは優に築戦前の大地震がくれば簡単に全壊しそうな、冬になれば隙間風でカーテンが揺れるというリッパな老朽住宅でありました。

かようなわけですが、美富士食堂さんの場合、ただ建物が古いだけではないのです。建物の形状がかなり異様なのです。

今日お見せする写真は美富士食堂さんの全景を斜め前方から撮ったものです。お手数ですが、是非写真をクリックしてしかとご覧くださいませ

いかがでせうか、ご覧のとおり、通りに面した正面の側とかなり老朽化している側面の壁との角が見事にとんがっております。見事な鋭角を成しております。この角の部分はまるで船のへさきのような感じが・・・察するにこの建物の形状はおそらく三角形あるいは台形なのでありませう。

これまで何回も何回もこのお店の前を通り過ぎているものですが、このような奇妙な形をしていることにはまったく気づきませんでした。お店の右隣はお寺さんの広々とした敷地です

お店の主は二代にわたり、長年、この奇妙な複雑なる形状の手狭な建物で食堂を営んで、近くの高校の食べ盛りの生徒さんや近所の方々に日本一大盛りを提供されてこられたのです。これは十分に表彰状ものであります

そして、隠された真実がもう一つございます・・・

それはリッパな駐車場があるということです。食堂本体は手狭な感じですが、隣接して「美富士食堂駐車場」と大きく記したリッパな看板が高く掲げられた駐車場があるのです(画面奥、まんんかあたりに駐車場の背の高い看板が小さく写っています)。

この駐車場がある場所にはかつて下駄屋さんがありました。でも、すこし以前、いつの頃か定かではないのですが、下駄を履く人が激減してしまい、お店を閉じてしまい、空き地になってしまいました。そこで、美富士食堂さんが駐車場用にと買い取ったものと思われます

この駐車場、舗装はされていないのですが、結構広く、車十台ぐらいは十分に止められそう。大きなリッパな看板も立てられていますから、誰にでもすぐに目に付きます。いまはやりの出入り口にゲートがあって料金を取る仕掛けがついているようなケチケチした駐車場ではありませぬ。

しか~し、まことにしかしながら、どういうわけか私どもがこの駐車場に車が停まっているのを目撃したことは一度たりともありませぬ・・・・誰か、義理でもいいから、たまにはこの駐車場に、オートバイでも自転車で何でも結構ですから、車と名のつくものを停めてあげたらと思うのですが、そのような感心な方はまったくいないようであります・・・

あの古びた食堂に行くのにわざわざ車に乗って出かけたりするもんか!誰がそんなアホなことをわざわざすると言うんや!というところでありませうか

つまるところ、この駐車場なるものは、結局はいつまでたってもただの空き地に過ぎないのです。老夫婦の跡を継いでいまのお店を営んでいるオッサン、いささか身勝手で客に対して横柄だとの評判がチラホラ聞かれるのですが、車が駐車することのない駐車場をいつまでも持っているなんて、かなり太っ腹の人物かもしれませぬ、それとも要するに単にズボラなだけなのかもしれませぬ。

「わが食堂は店は古ぼけていても専用駐車場もあるリッパな店やぞ!」とリッパな看板立てて宣伝することが目的なんや、それで十分、実際に車停めさせたりしたら、行儀の悪い客がゴミすてて汚したりするなど何かとトラブルが起き勝ちや、そやから宣伝するだけで駐車場は実際には使わせんようにしようと、ズボラを決め込んだのかもしれません。そうです、このズボラぶりのおかげで、ビールがサイダーに化けてしまったのかもしれませんねぇ・・

このようにヘンな特徴があるお店でありますが、でも、とにもかくにも、美富士食堂さん、世にも稀な、なかなか「ユニーク」なお店、あるいはユニーク過ぎて何やらヘン過ぎるお店であることは確かでありませう

今日はまことにどうでもいい美富士食堂さんの貴重なる隠れた真実について報告させていたしました。これで現場中継を終わります

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・・

グッドナイト・グッドラック!