UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

ふたたびコロナちゃんから少し離れて:自衛官募集ポスター・ウォッチャーによる発見と疑問・・・

2020-03-17 01:23:09 | 日記
昨日は寒い一日でした。雨が降ったと思ったら日が射し、暖かくなったと思ったら冷たい風が吹いたり、と春先らしい変わりやすいお天気でしたが、GGIは雑用をかねて街を彷徨いたしました

街を歩いても棒にもコロナちゃんにもあたりませんでしたが、自衛官ポスターのウォッチャーであるGGI、かみさまのお導きにより自衛官募集のポスターに久しぶりに遭遇してしまいました。最新版のポスターです。

今日の写真はこのポスターを撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ。

キャッチコピーは「国家を守る、公務員」

この最新版のポスター、いままでのものより上等と申しますかカネがかかっていると申しますか、表面になにか艶が出るコーティングのようなものを施してあるのでせうか、ピカピカ光って防水性にも優れているようです。

このポスター、ご覧のように9人の若き自衛官が凛々しく登場しています。男性が5人、女性が4人・・・

若き自衛官諸氏を眺めていまして、GGI、ある発見をしてしまい、少なからず感心してしまいました。女性の占める比率が大きいのです。女性が44%を占めているのです。もう、ほとんど男女平等ではありませんか!

最近、日本における女性の社会進出、世界的にみて格段に後れをとっているとされていますが、44%が女性だという自衛隊は、そうではないんだあ・・・と感心してしまったのです。

「世界経済フォーラム」なる団体が発表した2020年の男女平等ランキング(2019年の実績)によれば日本は世界の153カ国ちゅう121位だそうであります。でも、この若き自衛官のポスターでは9人のうちの4人が女性ですから、自衛隊に関しては、このランキングはまったく当てはまりませぬ。GGI、本音はともかく?・・・公式には男女平等は当然のあるべき姿と考えておりますから、自衛隊はまことにリッパな開けた組織であると見なおしたのです。

感心していましたら場外から声

えっ、何ですか?

GGIは相変わらずアホやなあ、あのなあ、男女平等はなあ、それはこのポスターの中だけの話や、ちかごろは確かに女性の自衛隊員、以前よりは増えていて、女性の艦長さんが誕生したりしているけれど、ほんとうは男が圧倒的多数、自衛隊あるいは防衛省は男社会の典型やぞ!このポスター、自衛隊のイメージアップを図るために女性の数を水増しているだけや!

そうなのかあ・・・ちっとも気がつかんかった、君カシコイなあ・・・そやなあ、それならこれは誇大広告、虚偽の表示、サギということになるなあ。それはそれとして、男女平等だからといって、ガサツな男みたいなアホな猛々しい女の自衛官が幅を利かすようになったら世も末だから、女性の軍人が増えるのは一概にエエことやとは言えんなあ・・・

また、このポスターを眺めていて、気になることもありました。キャッチコピーの内容です。なかなかシンプルなメッセージです。海千山千の電通さんあたりのコピーライターさんが考えたのではないでせうか・・・

《国家を守る、公務員》

防衛省広報課での、電通の優秀なるコピーライター氏の声が聞こえてきそうです

あのですねえ、ポスターというモノ、人々は街頭でちらっと目にするだけだから第一印象がだいじ、強く印象付けるにはメージが命!事実や真実なんかよりイメージ!これからは女性の時代というイメージでいきませう、アベ君は「一億総活躍」とか言ってますから、そのためにはできれば同数の美男と美女の自衛官を登場させませう。それに自衛官の募集ですから、何かキリッとした簡潔でカッコいいキャッチコピーが必要、「国を守る」では平凡、パンチに欠けます。自衛官は実際には軍人、軍人がまず忠誠を誓わなければならない相手は「国」というよりは「国家」、だから「国家を守る、自衛官」、でどうでせう?え?これではやや勇ましすぎて、反感を抱く市民がるかもしれないとおっしゃるのですか、では「国家を守る、公務員」ではどうでしょう。自衛官はれっきとした国家公務員でありますから、これなら文句なんかでないでしょう。では「国家を守る、公務員」で決まり!このコピー、簡潔で何やら凛としてカッコいいではないですか!

そこでポスターに登場している若き男女自衛官諸氏に聞いてみました

確かに君たちはそうかもしれないけれど、では他の公務員さんたちは国を守らないというのでせうか?。マジメな公務員さんはみんな国民が安心して暮らせるように、つまり国民の生活を守るために日々働いているのですよ。国民の生活を守ることは「国を守る」ことに他らないのですよ。ポスターに登場している若き男女自衛官諸氏よ、君たち、どう思いますか?国を守ることは何も君たちの専売特許ではありませんよ。たしかに自衛官は、君たちは法的には公務員だろうけれど、常識的な言い方をすれば「国家を守る、軍人」、それが露骨すぎるなら、せめて「国家を守る、自衛官」と記すのが正しい表現じゃないかなあ、自衛隊の英語の略号はJSDF、このFはforces、つまり「軍」を意味であることは知ってるやろう、それをわざわざ「軍人」でもなく「自衛官」でもなく「公務員」と称しているのは何か憲法なんかとの関係かあるからなの?

そういうムズカシイことは広報に聞いてください・・・

このコピーでもう一つ気になることは「国」でなかく「国家」と表現されていることです。なぜ「国」ではなく「国家」という言葉が選ばれているのせう?「国家」と「国」はで別物です。「国家」とはわかりやすくいえば国を統治する機構あるいは統治するための政治組織のことであり、「国」は国境線で区切られた領土とそこに暮らす民すなわち国民を意味する言葉です。英語で言えばstateが国家、nationが国です。そうでありますから、このポスターのキャッチコピー、「国」ではなく「国家」と記されていることから察しますと、いざとなったら自衛官諸氏がまず守ろうとするのは日本の統治機構であり、かならずしも「国」すなわち国民を守るとは限らないということになりまね。もしそうであるとするならば、そのような国民を置き去りにしかねない「公務員」はいなくても結構などと言いたくなります。ポスターの男女自衛官諸氏よ、どう思いますか?いざという場合に、「国家」を守ろうとしても、「国」すなわち国民を守ろうとはしない、そのような「公務員」の集団は、国民にとっては意味がないと思うのですが、みなさんどうお考えですか?

そのようなムズカシイことは広報に聞いてください・・・

若き自衛官諸氏よ、オッサンはデタラメを言っているのではないのや。というのは、かつて、わが日本軍は「国家」を守るために、すなわち日本の統治機構の中枢である「国体」すなわちテンノーを守るために、沖縄で多数の民が殺され、日本全土が米軍の空爆にさらされ数多くの日本国民が逃げ惑い、命を落とし、広島と長崎に原爆が投下されるまで戦いを止めんかったのや。つまりかつての日本の軍隊は国民を犠牲にしてまで「国家」を守ろうとしたのや。だから、オッサンは、歴史は繰り返すなどと言うけれど、そのようなことが繰り返されないことを願って言っているのや。若き男女自衛官諸氏よ、どうか「国家を守る、公務員」である以前に、「国を守る、国民を守る、公務員」であることを志してください

ボクたち、そんな歴史のことを言われてもなあ・・・あの~、広報に・・・

こら、アホか!これは広報なんかに任せる話やない、自分のオツムでしっかり考えろ!

もうひとつ、このポスターを眺めていて気になったことがあります

そういえば、コロナちゃん騒動が続いているけれど、自衛官の方がコロナちゃんに国内で感染したという話は聞かないなあ、ということが気になったのです(先日フランスに出張して帰国した統合幕僚部の幹部自衛官が感染していたというニュースはありましたが)。普通の自衛官諸氏は兵舎あるいは隊舎での集団生活が基本でしょう。一日24時間いっしょに暮しているのです。これは一番集団感染に適した環境でなくて何でありませうか。それなのに、これまで感染者がひとりもいないなんて・・・なんだか不自然だなあ・・・高度に機密を保持することが必要な組織の内部のことであるから機密情報は隠しておこう、なんていうことになっていなければいいのですが・・・コロナちゃん、君は何か知らない?

ボクたちは何も知りません、ただ、ボクたちはえり好みせずにどこにでもお伺いすることを方針としているとしか申し上げられません、あとは広報にでも・・・

君たちまで広報云々なんていうのか、見損ねたなあ

今日も結局はコロナ話になってしまいました。お許しくださいませ

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

グッドナイト・グッドラック!

コロナちゃんから少し離れて・・・キレイな床・・・

2020-03-15 01:21:47 | 日記
かつてベトナム戦争が泥沼になっていたころ、「ベトナムから遠く離れて」という欧州製?の映画がありました。また「べ平連」で反戦運動に奔走した故・小田実の作品にも同じ題名の大長編小説がありました。

それをまねてというわけはないのですが、今日の日記は「コロナちゃん騒動か少し離れて」というわけでございます

今日はまず写真をご覧くださいませ

この写真は、GGIがよくさまよう西武さんの中にある本屋さん、その片隅に設けられている小さなカフェの床を撮ったものです

少しずつ色彩の異なる床材が巧みに組み合わされていて見事なハーモニーを生み出しています、なかなかステキです

これまでこの本屋さんに行くたびにこのカフェに寄っていたのですが、あしもとにこんなキレイな床が広がっていることに昨日まで少しも気づきませんでした。

GGIが若かりしころはともかく、ちかごろはなかなかグッドなデザインの建物が少なくないのですが、ひとがあまり目をやることがない床のデザインにまでこれだけ気をつかっている建物はそう多くはないのではないかと思います。

今日はこれで終わりです

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・・

グッドナイト・グッドラック!



コロナちゃん騒動:たぶんこの少年たちは正しいでありませう・・・

2020-03-13 02:03:40 | 日記
コロナウイルス騒動、昨日国会衆院で、実質的にあのアベ君が勝手に決めれば「非常事態宣言」を出せるという法律が与党と大半の野党の賛成で可決されましたね。あの身勝手極まる、三権分立なんかクソくらえと思っている人物に、こんな権限を持たせたりして、ほんまに大丈夫かいなあ、この法律を拡大解釈したり適当に解釈を変更されたりしたらどうするんやあ・・・とGGIは不安になるのですが、とにかくもう決まってしまいました・・・

ところで、3月11日の朝日新聞夕刊になコロナちゃんについてのなかなかグッド四コマの連載漫画(作:しりあがり寿)が掲載されておりました。今日の写真はこのマンガを撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ

コロナ騒動で学校が休みになってしまいヒマな少年二人、図書館に行きます。時間つぶしに過去の新聞を眺めていて、過去にも多くの人々が死んだ、東京大空襲や東日本大震災などタイヘンなことがあったことを知って「コロナぐらい大丈夫だあ!」とマンガに登場した少年は元気に叫んでいます

このマンガを目にして、GGIは,、この少年たちはおそらく正しい、君たちはなかなかの慧眼だと思いました。と申しますのは、少年たちの図書館での勉強ぶりを補足しますと以下のようになるからです。

国内で確認されたコロナウイルスの感染者と死者の数は、クルーズ船の感染者・死者を除くと、3月12日現在で感染者が469人(都道府県の443人、チャーター便で帰国した人、検疫関係者などの合計)、死者は6人(感染者の死亡率は1.2%)。

以上の数字は3月12日の朝日新聞によるものです

一方、マンガに登場した少年たちが図書館で知った過去の大変なできごとについての数字は以下のとおりです。

東京大空襲(1945年3月10日未明)の焼死者:一晩で約100,000人・・・

広島原爆投下(1945年8月6日)、一発の原爆により約140,000人が熱線と放射線により死亡・・・

東日本大震災の津波(2011年3月11日)による死者と行方不明者は18,897人(2020年3月10日現在)、津波被害と福島原発事故の関連死が3739人・・・

何でも数字だけで判断するのはかならずしも適切であるとは限らないでありますが、このように数字を並べて考えますと、マンガの少年二人の言葉おおむね正しいであろうとGGIは思います。

たしかに、いわゆる「パンデミック」なるものかもしれませんが、これらの数字を考えると、なんだかコロナウイルス問題、どうも騒ぎ過ぎ、ましてコロナ騒動を口実に「非常事態宣言」の権利を独断専行を得意技とする一人の人物に委ねてしまうなんてまったくの過剰反応そのものではないかとGGIは思います

過剰反応の発端はアベ君が自分で勝手に決めた小中高に対する休校要請。この要請が行われた直後の国会での質疑で、「小中高で現在どのくらいの感染者がいるのか?」という質問に対して政府側はすぐに答弁ができず、どこか関係部署に問い合わせたのでせうか、ややあって「え~お答えします。小中学生の感染者は現在4人、調査中は4人、死亡者はゼロでございます」・・・小中学生はまあ一千万人ぐらいはいるのではないかと思うのですが、この数字・・・これでは小中高の休校、果たして必要だったのかおおいに疑問・・・

どうやらアベ君はこのような基礎的データも把握せずに、「コロナ騒動は神風!検事定年問題やサクラ問題、モリ・カケ・スキャンダルなど一切合財吹き飛ばしてくれる神風が吹いた!千載一遇のチャンス、だからとにかく何かやっているところを国民に見せなければ・・・・とりあえず手をつけやすいところからやるか、そうや、文科省を通じて小中高の休校要請や・・・何?保育園?あれは厚労省の管轄、そんなものしるか!」という極めて杜撰な判断をしたとしか申し上げようがありませぬ。

アベ君の杜撰きわまる独断はともかく、昨日WHOがパンデミック宣言、今日13日の朝日新聞で、長崎大学の山本太郎教授(国際保健学)は以下のように述べています。

「ウイルスが広がる前につぶせば絶滅できたかもしれないかが、おそらくその段階は過ぎている。今後少なくとも国民の6~7割の人が感染する恐れがある。免疫を持つ人が増える中で収束していくのではないか。流行を遅らせることで重症者をきちんとケアできて死者を減らすことができ、ダメージを最小限にできる。退院した人や症状がないままウイルスが排除された人のほうが(重症に陥った人や死んだ人よりも)はるかに多い。正しく恐れることが大切だ」

国民の6~7割が感染するかもしれないというのは驚きです。ほんとうかと思わないこともないのですが(だって世界最高の感染者数であるのは中国ですが、その中国でも感染したのは14億の民のほんの少数ではないかと思われるからです)、山本太郎教授の説明はおおむね妥当な考えかたでありませう。

GGIもコロナちゃんなどといってやや軽々しいことを申し上げてきましたが、これからはコロナちゃんを「正しく恐れる」ことにいたしたいと思います・・・

というしだいですので、コロナちゃんご了解くださいませ

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

グッドナイト・グッドラック!

日々是若干好日:コロナちゃんは私の子どもなんかではありませ~ん!・・・

2020-03-10 00:43:16 | 日記
昨日の夕方、湖岸の大通りを歩いていて、ふと空を見上げましたら、まんまるのお月さまが春めいた明るい空、木のてっぺんに、ぽっかり浮かんでいました。

今日の写真はこのお月さまを撮ったものです。よろしければクリックしてご覧になってくださいませ

まんまるのお月さま、おひさしぶりですね。ちょうどいいところでお出会いしましたのでちょっと質問してもいいですか?

誰かと思ったらGGIさんですか。質問はかまわないけれどヘンなこと聞くのは止めてくださいね。

ヘンなことではありません。大切な話です。ちかごろ、何かというとコロナちゃんのことが話題になりますが、ひょっとしたら、ではなく、ひょっとしなくても,お月さまはあのコロナちゃんのお母さんではないですか?

何をおっしゃるのですか!私があの怖ろしいコロナちゃんのお母さんだって?とんでもない!コロナちゃんは私の子どもなんかではありません。ヘンな言いがかりはおやめになってください

いや、いいがかりなんかではありません。あのですねえ、「コロナ」 (Corona)というのは、もともとは太陽の周りに見える散乱光のことであり、この言葉、二千年年以上も前から「冠」の意味で使われていて、クラウンという言葉につながっているとウィキペディアさんが言っていました。

それがどうしたっておっしゃるの?私と何の関係があるのですか・・・

つまりですねえ、コロナちゃんは太陽の散乱光なのです、皆既日食のときに太陽の表面に明るい炎をようなものが見えますね、あれがコロナなのです。つまりりコロナちゃんは太陽さんから生じたのです。だからコロナちゃんは太陽さんの子どもと言ってもいい存在なのです、だから太陽はコロナちゃんのお父さん、そして太陽の奥さんはお月さまということになっていますから、だから当然お月さまはコロナちゃんのお母さんだということになると思うのですが・・

何をショモないヘリクツをこねているのですか、ヘタな冗談はやめてください、それに私はとっくにあのヒトとは別れているのです、だからコロナはもう私の子どもなんかじゃありません!・・・そんなことより、私、いまとても困っているのです。

どうなさったのですか?

私、今日、夕方になって、春になったなあ、日が長くなっていいなあと思いながら気分よくお空に昇って来ましたら、よそ見しているうちに木のてっぺんにひっかかってしまって、身動きがとれなくなってしまったのです。GGIさん、どうか助けてください、助けてくれたらコロナちゃんは私の子どもであることにしますから・・・

何だ、そんなことですか。お安い御用です。では、これから私がお月さまに向かって念力を、パワーを送ることにします。パワーが届いたらお月は木のてっぺんから離脱して空に昇っていけますから

というわけで、GGI、手のひらを広げて両腕をお月さまの方に向かって思いっきり伸ばし、両手の指を広げて力いっぱいに震わせながら「パワ~~パワ~~パワ~~」と叫び続けました。でも、なかなかお月さまは木のてっぺんから離脱しません。

もう一息だけどなあ、と思っていましたら、そこに小学生の男の子が二人通りかかって「オッサン、何してるんや、アタマおかしいのと違うか?」と生意気なことを言いました。そこでこ二人を呼び止め、「おい坊主、あのなあ、カクカクシカジカや、手伝ってくれ、君らも両手をお月さまのほうに手を向けてパワー送ってくれ」

男の子たちは面白がってGGIをまねてお月さまに向かってパワーを懸命に送ってくました。そうしましたら、あ~ら不思議、お月様は木のてっぺんから離れて少しずつ少しずつ夕暮れの空に昇っていきました・・・・

お月さまあ~~いかがですか、もう大丈夫ですよ、安心なさってくださ~い!

ありがとうGGIさん、あなたはほんとうにとてもいい方です。でもねえ、やっぱりコロナちゃんは私の子どもなんかではありましぇ~ん

コラ~、ウソつき!地獄に堕ちろ!

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

グッドナイト・グッドラック!

コロナ騒動のあいまに、日々是好日ならぬ「焼死」という名の不幸・・・

2020-03-08 02:13:21 | 日記
昨日、ボクの一日は雑用だらけでしたが若干複雑な一日でした。

午前八時半、まだ寝ていたのに自治会の副会長さんが電話してきました。GGIさん、今年度の自治会総会、コロナちゃんがまだ元気なので中止してはどうでせうか、午後7時半から臨時の幹事会を開いて相談するので来てください。ボクは今年自治会(町内会)の幹事です。だから素直に「ハイ」と返事しました。こんなところにまでコロナちゃん騒動の影響が広まっているのだ、なんだか大げさというかヘンだなあとボクは思いました

午前9時半:だれかが玄関に来てインタフォンをピンポ~ンとならしました。どなたですか呼びかけても返事がありあせん、何もいいません。若い人です。まだ顔もあらっていません。怪しいヤツかもしれないと思いながら、玄関の戸をあけたら黒い背広の年がチラッと何か手帳を見せて「警察の者です」と言いました。別にケーサツなんかに用事ない、それにしても警察手帳もっとチャンと見せろよ、とボクは思いました。警察のマークは入っているけれどニセかもしれないからです。ボクは礼儀正しいですから、「そこでは寒い、中にお入りなさい」と言いました。

この警察官が言いました。「昨日の金曜日、午前2時か3時ごろ、この近くの地下道から煙が出ているとの通報があり、出動したら焼死体が転がっていました。若い人です。自殺か他殺かわかりません。それで近所の方が何か知らないか聞いて回っているのです」。わが庵から数百メートル先、大通りを横断するための地下道です。「今日の新聞にも出ていますよ」とのこと。ボクは「何もに知らん、オレ夜更かしやからそのころまで起きていたけど何もヘンなこと、なかったでえ」答えました。

ケーカンは事件の捜査とは関係ないはずなのに、ボクの氏名、年齢、生年月日、職業、家族構成など個人情報をたっぷり尋ねてくれました。ボクはかつて知人が逮捕されたときに湖都の警察署長あてに、実名・実住所で「コラ、こんなチャチな事件とも言えない事件で、起訴できる見込みなんかぜんぜんないのに、わが知人をいつまでも拘留するのは人権侵害だ、ただちに人権侵害を止め釈放しなさい」という手紙を出したことがあります。そのため、どうせボクの身元がバレテいますので、個人情報も教えてやりました。でも、やはり捜査のついでに当然というような顔をして個人情報を集めて回るのは良くないことだと思いました。ボクはお返しにこのケーカンについての個人情報を集めてやりました

「君、ケーサツの者やいうけど、どこに勤務しているのや、本署で働いているのか?」「いえ、私はJR駅前の交番勤務です」「あの交番か、駅前の再開発でアッというまに交番をピカピカの新品に建て替えたやろ、ケーサツはカネあるなあ、そやけど城跡の公園、団地の近くにある交番、勝手になくしてしまったやろ、住民の評判悪いぞ」「いや・・・予算の問題とかいろいろあって」「君、さっき、オッサンは年金暮らしかと、ええなあという顔してたけど、君は年いくつや」「32です」「結婚してるのか?」「いや、まだ・・・」「ええこはいるのか?」「いちおう・・・・」「そうか、ベッピンか?」「なんでそんなことまで聞くんですか?」「気にするな、君もさっきオレにいろいろ聞いてくれたのでそのお返しや」

午前10時半、住宅の外装工事を行っている会社が電話してきました。ボクは礼儀正しいので「申しわけありませんがうちはまだ築十年、外装は痛んでいません」と丁寧に断りました

午前11時、湖北にいるボクの知人が電話してきました。彼が湖北の町に提出する予定の、ボクが下書きした情報公開請求の異議申立て審査請求書の原稿について、いろいろ細々と相談し、間違いを訂正したり、提出する日などにについて相談しました。

そのあと、やっと軽い朝食をとりました。昨日診療所でもらった胃潰瘍の薬が効いたのか、胃は快調でした。食べながら朝刊を見ていたら焼死体事件のことが小さく出ていました。

午後1時半、近くの湖畔にある城跡の公園に行きました。3月11日の福島原発事故に合わせて毎年行われる反原発の集会がこの講演で行われるからです。毎年、公園近くの公共施設での講演会やデモなども行われるのですが、ここにもコロナちゃんの影響が顔をだしていました。公園の近くの公共施設で行われるイベントや集会の後に行われるデモは今年はコロナちゃんのために中止、野外での集会だけでした。ボクはバッグに入れていった、福島原発の汚染水を海に垂れ流すのに反対するアベ首相さんへのハガキ250枚ばかりを、友達に手伝ってもらって野外での集会に集まったみなさんにバラマキました。ボクがこの集会に足を運んだ目的はハガキをばら撒くことでしたがすぐに目的を達成してしまいました。

いまは参議議員になっている元女性知事が妙に浮かれた挨拶をしていました。かつて知事時代に、この人物は湖国に不法に持ち込まれた放射能に汚染された木材チップを、持ち込んだ業者に密かに命令して関東のどこかに持って行かせて故意に行方不明にしてしまいました。その後、自分の後援会の席上で「どこにどのようにして捨てたかは言えません。言うと風評被害やなんやかやで数億円の賠償請求をされてしまうから」といけシャーシャーとぬかしていたのです。いったいどこに捨てたのか地名ぐらい公開しろと元京大のセンセイが裁判所に訴えたのですが、なんと最終的に最高裁までもが「どこに捨てたか明らかにしたら経済的影響が大きいから言わんでよろしい」という驚くべき決定を下したのです。でもボクは友達と協力して、別ルート(県庁への情報公開請求)で群馬県の郡山に持って行ったことを突き止めました。しかし、そのあとがどうなったのかは群馬のオンブズマンに協力してもらったのですが明らかにはできなませんでした

こんなとんでもない人物が反原発集会で得々と挨拶をしているのです。こんな人物を反原発の集会に呼ぶなんて、主催者は何を考えているのかとボクは思いました。それで腹がたつので、ボクはバサンが挨拶しているときに、オバサンにお尻を向けてはセッセとハガキを配りました。そのあと、もう用事はなにのでサッサと退散することにしました

午後2時:公園からの帰り道、そうだ、トイレットペーパー、残りがわずかだ、コロナちゃんなんか恐くないけどウンチちゃんには勝てない、買って帰らなくてはと思いました。トイレットペーパーがどこでも品薄になっているのはほんとうです。昨日、近くのスーパーにはなかったなあ、別のお店に行かなくてはと思いました。トイレットペーパーを求めて、三千里ではなく数千歩、庵の近くにある大型スーパーのなかのドラッグストアに行きました。店員さんに「トイレットパーパーありますか」と聞いたら「ありますけど、もう今日は売り切れたかなあ、売り場見てください」と言いました。売り場を見たら、イヌ・ネコのオシッコ・ウンチ用の砂のようなものは置いていましがトイレットペーパーはもうありませんでした。おいおい、トイレットペーパーがないヤツは犬猫になれ、ということか!と思いましたが、むかしから「神(紙)に見放された者は自らの手で運(ウン)をつかめ」という言葉があることを思い出してしまいしました。でも、しかたなしに、あまり期待しないで隣のスーパーに行きましたら、店員さんが「ありますよ」といって売り場を指さしました。ラッキー!売り場を見たら三つだけ残っていました。ボクはいそいで買いました。ロールが18個も入っているので重くて重くて指が痛くなりました。400円ちょっとでした。

午後3時半、いつも利用している近くの平和堂さんのスーパーに行って食品を買い、コピーをどっさりとりました。まだ明るいのにレジのオバサンが間違って「いらっしゃいませ、こんばんわ」と言いました。ボクは「オバサン、まだ明るいで!」と言ってやりましたが、ボクは心優しいので「日が長くなってきたからなあ」とフォローしました。

夕方、一休みしてから散らかっている居間を少し片付けました。

午後7時半、自治会の臨時幹事会に出ました。議題はコロナちゃんに付き合って総会を中止することにしたら、というものでした。いろいろ話し合ったのですが結局、無観客試合のような総会にすることになりました。つまり今年度の役員たちと新年度の役員たちだけがあつまり、他の方全員から委任状をとって総会の代わりにすることになりました。総会にことよりも昨日の焼死体事件のことで話が盛り上がってしまいました。このあたり一帯の民家に警察が聞きまわっていたようでした。誰もが、個人情報を根掘り葉掘り聞かれたと言っていました。

あるオバサン幹事さんは「うちにはオバアサンもいますと答えたら、オバアサン、ちょっと連れてきてください、とまで言われてしまいました、うち、どうしょうとおもいながら何でもペラペラ話してしまって、あとでオバアサンに怒られました。主人が帰ってきたら叱られると思いました」と言っていました。別の元気オバサンは「私、あんまり個人情報をなんでもかんでも知りたがるので、この巡査、ニセものかもしれないと思って、ケーカンが帰ってからすぐ警察署に電話して、これこれと名乗るの巡査が来たけど、本物かと聞いてやりました」。ボクはなかなかシッカリしてるなあと感心してしまいました。

みなさん。誰もが警官が必要もないのに個人情報を聞きたがることに不快感を催されたようでした。そこでボクはいいました。「みなさん、秘密保護法が作られたり「共謀罪」と称するものが新設されたり、テロ対策の法改正などが行われたり、最近は一般の警察も治安警察化しているのです。ですから何でもかんでも、機会を捕えて個人情報を集めたがるのです。用心いたしませう。恐いのはコロナちゃんだけではありません。ケーサツににらまれたらコロナちゃんんどころではないですよ」

午後9時、帰宅して晩ご飯をつくって食べました。胃は快調でしたが、今日はコロナちゃんのおかげで何となく忙しい一日、ボクはすっかりくたびれてしまいました。それで、食後、NHKが福島原発事故の汚染土壌の仮置き場建設についてのマジメなドキュメンタリーを放映していたのですが、ボクは居眠りしてヨダレを垂らしてしまいました。ボクは年取ってしまったなあ、とボクは思いました。

ボクは居眠りしている間に夢をみました。コロナちゃんたちが「ボクたち、オリンピックのころまでは日本にいたいなあ」と言っていました。

目がさめて、ボクは、こんなダラシナイことではいけないと思いました。それでボクは、ただダラダラ長いだけで、みんなが読むのがイヤになるような長い日記を書くことにしました。書き終わってからすこしだけ考え事をしました。

コロナ騒動のあいまに、深夜ボクがサケを飲んでいるときに、すぐ目と鼻の先で、一人の人間が「焼死」していた、自殺であるにしろ他殺であるにしろ、悲惨な不幸極まる死に出会ってしまった・・・でもボクはきっとすぐにこの「焼死」した人のことを忘れてしまうのだ・・・いったい、生きているってなんだろう・・・

深夜、ボクは柄にもないことを考えてしまいました・・・

おわり・・・

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・・

今日の写真は本文と関係ありませぬ

グッドナイト・グッドラック!