桜を詠んだ句はゴマンとありますが、先日の朝日歌壇(4月10日)に、なかなかの短歌が載っておりました。永田和宏氏選によるものです。
いつまでも普通の花でいてほしいこの日本の桜も菊も (三郷市、吉村薫)
桜といえばGGIの世代は、すぐに「同期の桜」という軍歌を思い出しだしたりいたします。一番の歌詞は以下のとおりです
貴様と俺とは 同期の桜
同じ兵学校の 庭に咲く
咲いた花なら 散るのは覚悟
みごと散りましょ 国のため
GGIはわが帝国が降伏したときは、まだ御年4歳少々であり、軍歌などに親しむはずはないのですが、どういうわけかケッコウいろんな軍歌を知っております。三つ子の魂ならぬ四つ子の魂でしょうか・・・
いつだったか、小説家の藤本義一氏が「同期の桜」についてヘンなエピソードを書いておりました
風呂に入りながら「同期の桜」を歌っていたら、そのころまだ小さかったお子さんが歌声を耳にしてお母さんに言ったそうです
「お母さ~ん、お父さんがお風呂のなかでドーキがすると言ってるよ」
今日の写真は三井寺の疎水の夜桜です。よろしければクリックしてご覧くださいませ。
グッドナイト・グッドラック!