UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

新たなTPP問題!?・・・

2017-02-01 02:03:20 | 日記

米国社会はトランプさんが大統領に就任して以来次々に発している大統領令のために大荒れですね。

もう就任一週間少々で十数件の大統領令を発したとされていますが、みなさんもご存知のように、なかでも中東と北アフリカの七カ国からの入国を一時的に禁止するという大統領例が大きな混乱を引き起こしています。

司法省長官代理が大統領令を拒否したため即座にクビになる一方で、連邦裁判所が大統領令停止の仮処分をすぐさま認めたり、いくつもの州の司法長官が提訴すると表明したりしています。またオバマ前大統領や国家議員などの政治家も反対の意を表明しています。市民による反対はもちろんのこと、外交を担う国務省の多くの職員が反対を表明しており、メディアも厳しい批判を行っています

トランプ氏が大統領に就任して最初に発した大統領令のひとつがTPPからの離脱でした。この大統領令により、アベ君などはまだトランプさんを説得するなどしてガンバルなどと申しておりますが、TPPは事実上消滅した言ってよいでありませう

などと思いながら昨日、街を彷徨しておりましたら「TPP反対!」と大きく書かれた某政党のポスターに遭遇いたしました。

今日の写真はこのポスターを撮ったものです。よろしければクリックしてご覧になってくださいませ。

このポスター、当然ながらトランプ氏の大統領就任より以前に貼られたものでありませう。しかしながら、いまやトランプ氏のおかげでTPPは消滅してしまったのですから、日本には、「トランプさん大荒れの今となってはあまり大きな声で言えないけれども、トランプさん、ほんとうにありがとう!」と思っておられる方が少なくないことでありませう。

農家をはじめとして農産物、畜産物の関係者はとりわけその思いが強いのは当然でありませう。先進国のなかで格段に食糧自給率が低い日本、食糧安保の観点から、さらに自給率を低くするようなTPPに反対することは当然のことであったと、たいした愛国者ではないGGIでも確信しております。

などと考えながらこのポスターを眺めていて、このポスターもう不要になってしまったんだ、なんとなくTPPという用語、はやくも死語になりつつあるというか、過去のものになっていくなあなどと妙な感慨にふけったのでありあすが、待てよ、このポスター、まだ使い道があるのではないと、アホなことを思いついてしまいました。

確かに、かつてのTPP(環太平洋戦略的経済連携協定: Trans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement 、略して Trans-Pacific Partnership)は事実上消滅した、でも新たなるTPPが大問題ではないか・・・・

新たなるTPPとは何でありませうか、それはあの米国で吹き荒れ、いずれに日本にも影響が及ぶのではないかと懸念される台風のことです。TPPのTPはトランプ(TrumP )の略、PはPowerの略、つまり新たなるTPPとは「トランプパワー」であります!パワーは「権力」をも意味しているからドンピシャリではないか・・・・

GGIは、もう他国の防衛に自分のカネを浪費するのは嫌になったとトランプさんが言っていますから、言葉どおり日本をはじめ「同盟国」から米軍を引き揚げてくれるのなら大歓迎ですが、そのような公算は小さいのではないか、思います。ですから、知性のカケラもまったく存在していない、オバマケアの廃止、メキシコ国境の壁建設、このたびの入国禁止措置などのトランプ氏の一連の政策にGGIは基本的に反対です。

すなわちGGIは、新たなるTPP(トランプ・パワー)に反対です。ですから。この今日の写真のポスターも少し修正を施せば、まだまだ使い道があると考えたのです。。

そんなヘタクソな、面白くない駄洒落とも言えない下らんことを言っている場合か、もっと真面目に考えろ、海の向こうのことより足元のことを考えろ、ドイツやフランスやカナダやイタリアなどの首脳がこのたびの大統領令に明確に反対の意を表明しているのに、「大統領令にコメントする立場にない」とダンマリを決め込んでいるアベ君のことを考えろ、「移民を受け入れておらず、難民もほとんど受け入れていない日本はトランプさん対応にとやかく言えない」(閣僚経験者の弁、2月1日朝日新聞)という日本の現状のことを考えろ、とお叱りの言葉が飛んできそうでありますので、今日はこのへんで失礼いたします

グッドナイト・グッドラック!


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