ここしばらく、隣の柿木がわが八重葎庵の領海ならぬ領空を明らかに侵犯しております
柿の実が鈴なりです、棚ぼた棚柿寸前であります
領空う侵犯は今にはじまったことではありませぬ
毎年々々、数十年にわたり晩秋になりますと必ず侵犯しにやって来るのであります
ここ最近、中国の艦船などが尖閣諸島とやらの領海を毎日のように侵犯すると騒ぐむきもありますが、わが領空の侵犯されぶりはその比ではございません
しかしながら、GGIは領空侵犯だと目くじらをたてるようなことはいたしませぬ、「いいの、いいの」とほっとくのであります。
と申しますのは、写真をご覧くださると分かると思うのですが、「いいの、いいの」とほっておけば今に棚ボタならぬ棚柿になるからであります
ですからアベ君たちもあまり騒ぐことはないのです
「いいの、いいの」とほっておけばそのうち何かいいことが起きるに違いないのです、
これが悠久の大義に生きる筋金入りのペイトリオット、GGIの外交方針であります、
たとえば、何と素晴らしい外交方針であることよ、と世界の尊敬を集めてしまったりすることがあるかもしれないのです、
このGGIの「いいの、いいの」外交方針は別名「棚ボタ外交」とも申します
などと愚にもつかないことを考えておりましたら、過日、法律にめっぽう強い市民オンブズマンの大将がやって来て、この領空侵犯柿木を眺めてのたまいました
「あんなあGGI、このまま棚ボタを期待していた結果、棚柿が実現したら、落ちてきた柿を勝手に取得するのは適法やけれど、あの侵犯中の柿の実を意図的に叩き落としてたりして取得したら違法、犯罪を構成するんや、気いつけや、ほんまやで、判例もある」
かようなしだいでGGI、ここ数日、ひらすら柿の実がおちてくることをexpectしながら、唯々眺めているのでございます
よろしければ写真をクリックしてご覧くださいませ
今夜もすっかり更けてしまいました
グッドナイト・グッドラック!