UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

My autumn leaves of red and gold(その六)my fallen leaves・・・・

2016-11-27 01:35:40 | 日記

ただいまわがガーデンは落ち葉の季節です。ナンキンハゼの落ち葉、柿の木の落ち葉、それにアンズやイチジクの落ち葉など、庭一面に敷き詰めています

今日の写真は、落ち葉で埋まってしまったわがガーデンを少しばかり高い位置から撮ったものです。脚立に乗って、デジカメを構えようと致しましところ、眼下にはモネの庭が広がっておりました!想定外の大発見でありました。となりの外車屋さんの建物の窓が写っているのが若干興ざめかもしれませぬが、贅沢をおっしゃらずにクリックしてご覧いただければまことに幸いです

1025日の日記にGGIが重病人の知人、高校時代の旧友である知人を見舞いにいったことを書きましたが。この25日に別の知人から封書が送られてきました。B5の用紙、二枚にワープロでびっしり書いた手紙でありました

この当年70歳の知人、以前の日記にも書いたことがあるのですが、昨夏、食道癌,胃癌、大腸癌、肺の入り口の縦隔リンパ、喉頭癌との診察、進行性であるため、市内の日赤病院で12時間にわたる大手術で一挙に切除、無事成功、残され胃の一部であたたに食道をつくり、喉頭がんは幸い軽いうちに消滅して話をするのにまったく支障なし、昨年11月に退院、退院一周年、お医者さんたちや看護師さんたちもびっくりするような回復ぶり、様々な知り合いの方々に宛てた本格復活宣言の手紙でありました。

もともときわめて頑健な体質であったこと、発見が比較的早かったこと、肝臓や膵臓など摘出することができない臓器ではなく、いずれも全摘出できる部位であったことはラッキーだったとのことでありました。

彼の回復ぶりはGGIは何度も目にしておりますので、この手紙をもらって意外という思いはなかったですが、あらためてよかったなあ、と思いました。一挙に五カ所を切除するいう手術する例は数少ないとのこと。その回復ぶり、奇跡的といってもよいでありませう。

とことが、この手紙が来た日の翌日、すなわち昨日のことでありますが、ハガキが一通舞い込みました。《喪中につき云々》を言う手紙でありました

差出人は知人の奥さんの名前になっています。「今年二月二十日に、夫○○は永眠いたしました」。

この知人、なんと小中高、そして大学でもGGIの三年後輩にあたる人物です。賢妹の同級生でもあります。真面目で正義感のつよい人物でありましたのでそれなりに苦労の多い人生であったようです。薬学部で公衆衛生学を学び、その後、病院の検査技師などをしていたときにC型肝炎に感染、C型肝炎は肝がんになる可能性が高いため、医科大学で常に病状について検査を受け用心して長年療養に努めていたのですが、結局、肝がんを避けることができなかったようです・・・

あ~あ、人は生きる、でも人は死ぬ、やはり死ぬんだよなあ、などとりとめのないことを考えておりましたら、テレビのアナウンサーが、カストロ氏が死去したとのニュースを告げておりました。享年90歳。カスロトはわが若き時代、まさに世界の英雄でありました、

いつであったが、まだカストロが70代のころに外国人に手により著された伝記をパラパラとよんだことがあるのですが、そのなかで、30代はじめにキューバ革命に成功し政権を掌握したカストロが、「こんな長きにわたり、このような年になるまで、政権の座で重責を担い続けることになるとは思ってもみなかった」と、いささか、もう疲れたのかのように述懐している一文に出会った記憶があります・・・カストロ氏よ、ほんとうにご苦労さまでした。

あーあ、人は死ぬし、ゼンソクもあいかわらず居座っているし、喉の調子は悪いし、酒もたばこもビールもうまくないし、食欲はないし、ことしはあまりいいことがなかったなあな、別に今年に限ったことがないけれどなあなどと思っておりましたら、某知人が電話してきました

「おい、GGIよ、今年の大晦日、どうする、昨年と同じく年越しジルベスタ―・コンサートに行くか?曲目はベートーベンのナントカカントカや」

「ベートンベンかあ・・・去年はロシアづくし、ロシアの女性ピアニスト、ナポレオンのモスクワ遠征をテーマにした音楽でなかなかよかったけどなあ、休憩時間に目立つ緑の服を身に着けた、福島産の放射性廃棄物を意図的に行方不明にしてしまった前知事にニアミスして思わず叱りつけようと思ったり、GGIらの言うことをまったく聞かずに逃げ回った某左翼政党の県会議員でり会派の代表をしている某人物を睨つけてやったり、と面白かったけど、ベートーベンでは眠くなりそうやなあ・・・・それより、おれ、最近カクカクシカジカなんや、なんか厄でも払いたい気分なんや」

「そうかあ、それなら初詣に三井寺に行こう」

「三井寺行って何するのや?」

「鐘はつけるけど、別につくことはない。それより本堂の前の広場ででっかいたき火が行われるのや。それを見ながら甘酒を御ちそうになるというのどうや」

「そうやなな、何か厄が少しは落ちそうな気がするなあ・・・」

「そうか、それなら大晦日の晩、車で迎えにいくからな」

まことに、持つべきものは友であります

グッドナイト・グッドラック!

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