GGIは夏の終わりに右腕骨折、手術後日赤に通院してリハビリに努める日々ですが一足飛びに回復するわけではなく、通院などのために夜更かしから早起き?の生活に転換を迫られたりしてウンザリしておりました。でも、最近になって立て続けにいいことが二つありました。
ひとつはあの第二自民党である品性にいささか欠ける政党「維新」が強引に進めようとしてきた、「大阪都になればいろいろええことがありまっせ!どうでっか市民のみなさん大サービスでっせ!」というだけの、中身が極めて杜撰な大阪都構想が11月1日に行われた住民投票で否決されたことです。
賛成が67万5829票、反対が69万2996票、僅差での否決でありましたが、この否決に際して大きな役割を果たしたのは「支持政党なし」の市民つまり無党派市民でありました。と申しますのは、無党派層の3分の2近くが反対に投票していたからです。
無党派の市民なんてひごろはバカにされて注目を集めることなどほとんどないのですが、このたび大阪の無党派市民のみなさんは極めて健全なる判断を下したのです。よって、ひごろ万博やカジノなどをはじめとしたハデな計画なんかでアホな維新にひっかけまわされている大阪の市民をバカ・マヌケ扱いしていたGGI、ここに深く反省し、大阪の無党派市民のみなさまに絶大なる敬意を謹んで表するしだいでございます。ビバ大阪無党派市民!
もうひとつのいいことは、もうみなさんもご存知のことですが、米国の大統領選で民主党の候補者バイデン氏が勝利したことです。米国の社会は、人騒がせなだけの、知性皆無で人権意識が極めて希薄な、とてもまともな政治家とは言い難いトランプ氏にこの四年間無意味にひっかけまわされ、社会の分断は深まる一方でした。しかしながら、勝利したものの分断を克服するのは容易ではなく、バイデン氏の前途は多難でありませう・・・
バイデン氏は11月7日夜(日本時間8日午前)勝利宣言のスピーチを行いました。その一部をGGIはテレビで見たのですが、分断の克服にむけての、言語明瞭で格調のある、確かな人権意識に裏打ちされた、印象に残る優れたスピーチでありました。バイデン氏はGGIより一つ年下の78歳、最高齢での大統領就任ということでありますが、とてもエネルギッシュでありました。
NHKは中継していたのですが、途中から退屈極まる皇室の行事の現場中継に切り替えてしまい、スピーチの一部しか報道していませんでしたので、そのほぼ全文を日経さんのサイトから引用しておきます。よろしければご一読くださいませ。
《バイデン氏勝利宣言》
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65975400Y0A101C2I00000/より(一部省略)
2020年11月7日夜(日本時間8日午前)
■米国の魂を立て直す
米国人たちよ。このダンスパーティーに私を招いてくれた米国人、デラウェアの人たちよ。国民が声を上げ、我々を明らかな、納得できる勝利に導いてくれた。大統領選の歴史上、最も多くの票を得た。7400万票だ。
私は驚きを隠せない。今晩、我々はこの国、町、あらゆる場所に、世界に広がる、ほとばしる希望の喜びを目にしている。明日への新たな信念と、より良き日を迎える希望だ。あなたが私に与えてくれた信頼と自信を謙虚に受け止める。分断させようとするのではなく、結束させる大統領になることを誓う。赤い州や青い州ではなく、ただ米国だけを見ることを誓う。
心から、あらゆる人の信頼に応えるために働く。米国はそうあるべきだ。私たちは国民のための政権だ。米国の魂を立て直す。米国の屋台骨を建て直し、中間層を再構築し、米国を世界から再び尊敬される国にする。私の人生において、多数の米国人が我々の理想像に投票してくれた。そしてその理想像は現実になり、我々の仕事となる。・・・
素晴らしい副大統領、カマラ・ハリスと働けることは光栄だ。彼女は女性かつ黒人で南アジアの祖先を持つ移民2世で初めて米国の国政選挙で選ばれた人物だ。何年も懸命に戦ってきた人がいるなか、ずっと先延ばしになっていた。だが米国は再び、道徳の弧を正義の方向へと向けた。カマラと(夫の)ダグ、好むと好まざるとにかかわらずあなたは家族だ。名誉にもバイデン家の一員だ。
(新型コロナウイルスの)パンデミック(世界的大流行)下で、投票所でボランティアや働いてくれた人々、各地の選挙管理担当者の方々は米国全体の感謝に値する。私の選挙チームとあらゆるボランティアで協力してくれた人、この瞬間を迎えるために尽くしてくれた人にあらゆる恩を受けた。我々を支援してくれた全ての人々へ、我々の選挙活動を誇りに思う。
我々は歴史上最も幅広く多様な連合を組んだことを誇りに思う。民主党、共和党、独立派、急進左派(プログレッシブ)、穏健派、保守派。若い人、年老いた人、都市部、地方に住む人、ゲイの人、そうでない人、トランスジェンダー、白人、ラテン系、アジア系、米国先住民の人。特にこの選挙活動が停滞していたときに、アフリカ系米国人の共同体が私のために立ち上がってくれた。
彼らはつねに私を支えてくれ、私もあなた方を支える。私は選挙活動の初めから、この選挙戦を米国を代表するものにしたいと言ってきたし、そうした。今度は、政権をそのようなものにしたい。
トランプ米大統領に投票した人々は今夜、落胆しているだろう。私自身も(大統領選への立候補で)2度撤退している。今度はお互いに機会を与えよう。暴言をやめて冷静になり、もう一度向き合い、双方の主張に耳を傾けるべきだ。前に進むために、互いを敵とみなすのはやめなければいけない。私たちは敵ではない。私たちは米国人だ。
聖書は全てのことに季節が巡っていると教えてくれる。立て直し、稲穂を刈り取り、種をまき、傷を癒やす時だ。米国の傷を癒やす時が来た。
■新型コロナを制御
今や選挙戦は終わった。人々の意志は何か。私たちの使命は何か。私は、米国民が私たちに、品位と公正の力を導くことを求めたと信じている。私たちの時代の大きな戦いのなかで、科学と希望の力を導くことを求めた。ウイルスを制御し、繁栄を築き、あなたたちの家族の健康を守るために戦う。
この国の人種的平等を達成し、構造的な人種差別を根絶するために戦う。環境を守るために戦う。品位を回復し、民主主義を守り、この国のすべての人に公正な機会を与えるために戦う。
私たちの仕事は新型コロナを制御することから始まる。ウイルスを制御下に置くまでは、経済を修復し、活力を取り戻すことはできない。孫をこの手に抱いたり、誕生日や結婚式、卒業、あらゆる人生で最も貴重な瞬間を味わうことはできない。
月曜日(11月9日)に、私は一流の科学者と専門家のグループを政権移行のアドバイザーとして指名し、新型コロナ対策の「バイデン・ハリス計画」を作り、2021年1月20日(の就任日)から始める政策の青写真を描く。その計画は科学に基づいて作られ、思いやり、共感、そして懸念に配慮したものになる。パンデミックを好転させるための努力や責任を惜しまない。
私は誇り高き民主党員だが、米国の大統領として統治する。私に投票しなかった人々のためにも、私に投票した人々に対するのと同じように一生懸命働くつもりだ。
■党派を超え協力を
この厳しい悪夢の時代に今ここで終わりを告げよう。民主党員と共和党員が互いの協力を拒否したのは、われわれの制御が及ばない不思議な力によるものではない。全ては決断であり、私たちの選択に尽きる。私たちは協力することを選択できる。
これは米国民から私たちに与えた使命だと確信している。彼らの利益のために協力することを望んでおり、それが私の選択だ。私は議会、民主党員、共和党員に対して、私と同じ選択をとることを呼びかけていく。
米国の物語は、ゆっくりと着実に、チャンスを広げている。間違いをおかしてはならない。多くの夢はあまりにも長い間かなわなかった。私たちはこの約束を、人種や信仰、アイデンティティー、障害に関わらず、全ての人にとって現実のものにしなければならない。
米国は常に、私たちが何者なのか、何を目指しているのかという難しい選択を下した際に転換点を迎えてきた。これまでのリンカーン、ルーズベルト、ケネディ、そしてオバマといった歴代大統領が証明している。「Yes We Can(われわれはできる)」。
私たちはいま、転換点に立っている。絶望に打ち勝ち、繁栄と目的のある国を築くチャンスがあり、それができると知っている。私たちは、米国の魂を取り戻さなければならない。米国は、天使と悪魔の絶え間ない戦いによって形作られてきた。今夜、私たちの天使が勝つ時がきた。全世界が米国に注目している。私たちが模範となって、導かなければならない。
■可能性の国に
私は常に、米国を一言で定義できると信じてきた。「可能性」だ。米国では全ての人が夢をかなえる機会が与えられるべきだ。この国の可能性を信じ、常に先を見据えている。自由で公正な米国、尊厳と敬意を持って雇用を創り出す米国、がんやアルツハイマーなどの病気を治す米国、誰も置き去りにしない米国、決して諦めない米国に向かっていく。素晴らしい国で素晴らしい人々がいる。これが米国だ。私たちが力を合わせれば、不可能なことなどない。
投票日までの最後の数日間、私と私の家族、そして亡くなった息子のボーにとって大きな意味を持つ賛美歌について考えていた。それは私自身を支える信念であり、米国も支えると信じている。今年、恐ろしいウイルスで愛する家族を失った人たちの慰めになるよう願う。私の心はあなた方一人ひとりに向けられている。この賛美歌があなたの慰めになることを祈る。
「(賛美歌を引用して)神はあなたをワシの翼で持ち上げ、夜明けの吐息で支え、あなたを太陽のように輝かせ、そしてあなたを神の手のひらの上で抱きしめる」――。そして今、ともに「ワシの翼」で神と歴史が求める仕事をしよう。
心を込め、しっかりとした足取りで、米国とお互いを信じ、国への愛と正義への渇望を持って、私たちが目指す国を作り上げよう。国は団結し、強くなり、そして癒やされる。子どもの頃、祖父に言われた。「ジョー、信念を貫け」。祖母が生きていたときは、「ジョー、信念を広めよ」と。米国に神のご加護を。神が私たちを守ってくださいますように。ありがとう。
(今日の写真は本文と関係ありません。湖畔の紅葉を撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ)
なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・
グッドナイト・グッドラック
ひとつはあの第二自民党である品性にいささか欠ける政党「維新」が強引に進めようとしてきた、「大阪都になればいろいろええことがありまっせ!どうでっか市民のみなさん大サービスでっせ!」というだけの、中身が極めて杜撰な大阪都構想が11月1日に行われた住民投票で否決されたことです。
賛成が67万5829票、反対が69万2996票、僅差での否決でありましたが、この否決に際して大きな役割を果たしたのは「支持政党なし」の市民つまり無党派市民でありました。と申しますのは、無党派層の3分の2近くが反対に投票していたからです。
無党派の市民なんてひごろはバカにされて注目を集めることなどほとんどないのですが、このたび大阪の無党派市民のみなさんは極めて健全なる判断を下したのです。よって、ひごろ万博やカジノなどをはじめとしたハデな計画なんかでアホな維新にひっかけまわされている大阪の市民をバカ・マヌケ扱いしていたGGI、ここに深く反省し、大阪の無党派市民のみなさまに絶大なる敬意を謹んで表するしだいでございます。ビバ大阪無党派市民!
もうひとつのいいことは、もうみなさんもご存知のことですが、米国の大統領選で民主党の候補者バイデン氏が勝利したことです。米国の社会は、人騒がせなだけの、知性皆無で人権意識が極めて希薄な、とてもまともな政治家とは言い難いトランプ氏にこの四年間無意味にひっかけまわされ、社会の分断は深まる一方でした。しかしながら、勝利したものの分断を克服するのは容易ではなく、バイデン氏の前途は多難でありませう・・・
バイデン氏は11月7日夜(日本時間8日午前)勝利宣言のスピーチを行いました。その一部をGGIはテレビで見たのですが、分断の克服にむけての、言語明瞭で格調のある、確かな人権意識に裏打ちされた、印象に残る優れたスピーチでありました。バイデン氏はGGIより一つ年下の78歳、最高齢での大統領就任ということでありますが、とてもエネルギッシュでありました。
NHKは中継していたのですが、途中から退屈極まる皇室の行事の現場中継に切り替えてしまい、スピーチの一部しか報道していませんでしたので、そのほぼ全文を日経さんのサイトから引用しておきます。よろしければご一読くださいませ。
《バイデン氏勝利宣言》
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65975400Y0A101C2I00000/より(一部省略)
2020年11月7日夜(日本時間8日午前)
■米国の魂を立て直す
米国人たちよ。このダンスパーティーに私を招いてくれた米国人、デラウェアの人たちよ。国民が声を上げ、我々を明らかな、納得できる勝利に導いてくれた。大統領選の歴史上、最も多くの票を得た。7400万票だ。
私は驚きを隠せない。今晩、我々はこの国、町、あらゆる場所に、世界に広がる、ほとばしる希望の喜びを目にしている。明日への新たな信念と、より良き日を迎える希望だ。あなたが私に与えてくれた信頼と自信を謙虚に受け止める。分断させようとするのではなく、結束させる大統領になることを誓う。赤い州や青い州ではなく、ただ米国だけを見ることを誓う。
心から、あらゆる人の信頼に応えるために働く。米国はそうあるべきだ。私たちは国民のための政権だ。米国の魂を立て直す。米国の屋台骨を建て直し、中間層を再構築し、米国を世界から再び尊敬される国にする。私の人生において、多数の米国人が我々の理想像に投票してくれた。そしてその理想像は現実になり、我々の仕事となる。・・・
素晴らしい副大統領、カマラ・ハリスと働けることは光栄だ。彼女は女性かつ黒人で南アジアの祖先を持つ移民2世で初めて米国の国政選挙で選ばれた人物だ。何年も懸命に戦ってきた人がいるなか、ずっと先延ばしになっていた。だが米国は再び、道徳の弧を正義の方向へと向けた。カマラと(夫の)ダグ、好むと好まざるとにかかわらずあなたは家族だ。名誉にもバイデン家の一員だ。
(新型コロナウイルスの)パンデミック(世界的大流行)下で、投票所でボランティアや働いてくれた人々、各地の選挙管理担当者の方々は米国全体の感謝に値する。私の選挙チームとあらゆるボランティアで協力してくれた人、この瞬間を迎えるために尽くしてくれた人にあらゆる恩を受けた。我々を支援してくれた全ての人々へ、我々の選挙活動を誇りに思う。
我々は歴史上最も幅広く多様な連合を組んだことを誇りに思う。民主党、共和党、独立派、急進左派(プログレッシブ)、穏健派、保守派。若い人、年老いた人、都市部、地方に住む人、ゲイの人、そうでない人、トランスジェンダー、白人、ラテン系、アジア系、米国先住民の人。特にこの選挙活動が停滞していたときに、アフリカ系米国人の共同体が私のために立ち上がってくれた。
彼らはつねに私を支えてくれ、私もあなた方を支える。私は選挙活動の初めから、この選挙戦を米国を代表するものにしたいと言ってきたし、そうした。今度は、政権をそのようなものにしたい。
トランプ米大統領に投票した人々は今夜、落胆しているだろう。私自身も(大統領選への立候補で)2度撤退している。今度はお互いに機会を与えよう。暴言をやめて冷静になり、もう一度向き合い、双方の主張に耳を傾けるべきだ。前に進むために、互いを敵とみなすのはやめなければいけない。私たちは敵ではない。私たちは米国人だ。
聖書は全てのことに季節が巡っていると教えてくれる。立て直し、稲穂を刈り取り、種をまき、傷を癒やす時だ。米国の傷を癒やす時が来た。
■新型コロナを制御
今や選挙戦は終わった。人々の意志は何か。私たちの使命は何か。私は、米国民が私たちに、品位と公正の力を導くことを求めたと信じている。私たちの時代の大きな戦いのなかで、科学と希望の力を導くことを求めた。ウイルスを制御し、繁栄を築き、あなたたちの家族の健康を守るために戦う。
この国の人種的平等を達成し、構造的な人種差別を根絶するために戦う。環境を守るために戦う。品位を回復し、民主主義を守り、この国のすべての人に公正な機会を与えるために戦う。
私たちの仕事は新型コロナを制御することから始まる。ウイルスを制御下に置くまでは、経済を修復し、活力を取り戻すことはできない。孫をこの手に抱いたり、誕生日や結婚式、卒業、あらゆる人生で最も貴重な瞬間を味わうことはできない。
月曜日(11月9日)に、私は一流の科学者と専門家のグループを政権移行のアドバイザーとして指名し、新型コロナ対策の「バイデン・ハリス計画」を作り、2021年1月20日(の就任日)から始める政策の青写真を描く。その計画は科学に基づいて作られ、思いやり、共感、そして懸念に配慮したものになる。パンデミックを好転させるための努力や責任を惜しまない。
私は誇り高き民主党員だが、米国の大統領として統治する。私に投票しなかった人々のためにも、私に投票した人々に対するのと同じように一生懸命働くつもりだ。
■党派を超え協力を
この厳しい悪夢の時代に今ここで終わりを告げよう。民主党員と共和党員が互いの協力を拒否したのは、われわれの制御が及ばない不思議な力によるものではない。全ては決断であり、私たちの選択に尽きる。私たちは協力することを選択できる。
これは米国民から私たちに与えた使命だと確信している。彼らの利益のために協力することを望んでおり、それが私の選択だ。私は議会、民主党員、共和党員に対して、私と同じ選択をとることを呼びかけていく。
米国の物語は、ゆっくりと着実に、チャンスを広げている。間違いをおかしてはならない。多くの夢はあまりにも長い間かなわなかった。私たちはこの約束を、人種や信仰、アイデンティティー、障害に関わらず、全ての人にとって現実のものにしなければならない。
米国は常に、私たちが何者なのか、何を目指しているのかという難しい選択を下した際に転換点を迎えてきた。これまでのリンカーン、ルーズベルト、ケネディ、そしてオバマといった歴代大統領が証明している。「Yes We Can(われわれはできる)」。
私たちはいま、転換点に立っている。絶望に打ち勝ち、繁栄と目的のある国を築くチャンスがあり、それができると知っている。私たちは、米国の魂を取り戻さなければならない。米国は、天使と悪魔の絶え間ない戦いによって形作られてきた。今夜、私たちの天使が勝つ時がきた。全世界が米国に注目している。私たちが模範となって、導かなければならない。
■可能性の国に
私は常に、米国を一言で定義できると信じてきた。「可能性」だ。米国では全ての人が夢をかなえる機会が与えられるべきだ。この国の可能性を信じ、常に先を見据えている。自由で公正な米国、尊厳と敬意を持って雇用を創り出す米国、がんやアルツハイマーなどの病気を治す米国、誰も置き去りにしない米国、決して諦めない米国に向かっていく。素晴らしい国で素晴らしい人々がいる。これが米国だ。私たちが力を合わせれば、不可能なことなどない。
投票日までの最後の数日間、私と私の家族、そして亡くなった息子のボーにとって大きな意味を持つ賛美歌について考えていた。それは私自身を支える信念であり、米国も支えると信じている。今年、恐ろしいウイルスで愛する家族を失った人たちの慰めになるよう願う。私の心はあなた方一人ひとりに向けられている。この賛美歌があなたの慰めになることを祈る。
「(賛美歌を引用して)神はあなたをワシの翼で持ち上げ、夜明けの吐息で支え、あなたを太陽のように輝かせ、そしてあなたを神の手のひらの上で抱きしめる」――。そして今、ともに「ワシの翼」で神と歴史が求める仕事をしよう。
心を込め、しっかりとした足取りで、米国とお互いを信じ、国への愛と正義への渇望を持って、私たちが目指す国を作り上げよう。国は団結し、強くなり、そして癒やされる。子どもの頃、祖父に言われた。「ジョー、信念を貫け」。祖母が生きていたときは、「ジョー、信念を広めよ」と。米国に神のご加護を。神が私たちを守ってくださいますように。ありがとう。
(今日の写真は本文と関係ありません。湖畔の紅葉を撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ)
なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・
グッドナイト・グッドラック