UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

高貴なるベッピンさん去りて、タンポポ軍が元気に登場!そしてウクライナ・・・

2022-04-19 02:23:44 | 日記
前回の日記ではわがガーデンに過ぎたる高貴なるベッピンさんであるハクモクレンさんのことを記しました。このベッピンさん「花の命はほうとうに短いのです」と言っておりましたが、その言葉の通り数日後にはすっかり散ってしまいました・・・

でもベッピンさんよりも先に侵攻してきたスプリング・スター・フラワー軍団はまだまだ元気、依然としてわがガーデンの一角を占拠、毎日何やら楽しげに暮らしております

あ~あ、ハクモクレンさんは逝ってしまった、やっぱり美人薄命かぁ、残念やなあ・・・さて、次にわがガーデンにやって来るのは誰だろうと思ってガーデンを一望しましたら、すでに新たなる軍団が侵攻を開始していました。黄色の衣装をまとった元気軍団、タンポポ君たちです

今日の写真は、このタンポポさん御一行の姿を撮ったものです。タンポポ軍団の彼方には白い衣装のスプリング・スター・フラワーさんたちの無警戒な姿が見えます。どうやらタンポポ軍団はスプリング・スター軍団に挑まんとしているようです。よろしければ写真をクリックしてタンポポ君たちの勇姿と油断しているスプリング・スターのみなさんをご覧になってくださいませ

これこれ、タンポポ君たちよ、君たちどこからやって来たのや?

誰かと思ったらイチャモン名人のGGIのおっさんか、あのねえオッサン、ぼく達がどこから来たのかは以前にも何回か言ったじゃない、この日記にもすでに書いているじゃない、それも忘れたと言うなら、この日記、「かしこばか」日記ではなく、ただの「後期高齢者もの忘れアホンダラダラ日記」じゃない!

何と言われようとも忘れたものは忘れた、もう一度説明してくれ

わかりまし、あのなあオッサン、タンポポはタンポポでも、ボクたちの原産地は米大陸なのです、オッサンが湖国の博物館に鑑定を依頼したらニホンのタンポポではなくアメリカのタンポポであるという鑑定結果が送られてきたと言っていたじゃない、それでオッサン、ボクたちに乱暴の口調で尋ねたじゃない、「お前らアメリカ産のタンポポのくせにどうして日本にいるのや?どういうわけで厚かましくも日本にいるのや」って、それでボクたち答えたでしょ、

「ボクたちは日本に不法滞在しているのではありません、ボクたちは彼の有名な略称《日米アンポ条約》に基づいて、すなわち正式名称《日米アンポンタンポポ条約》に則って駐留しているのです」

ああ、あのアホなアンポンタン条約か、思い出した、そういえば毎年君たちが姿を現すと同じことを日記に繰り返し書いているなあ・・・それはそれとして、君たち、どうやらわがガーデンに侵攻してきたスプリング・スター・フラワー軍団と戦うつもりのようやけど・・・

アタリです、GGIさんのために我々タンポポ軍団は、侵攻してきたスプリング・スター軍団を断固駆逐するぞ~!

ふ~ん、そうすると君たちはあの一方的に侵攻したあのロシア軍を迎え撃つウクライナ軍みたいなものか?

そうではありません、まったく違っています。スプリングスターさんたちもそうですが、ボクたちは神さまが決めた季節の移り変わりに忠実に従って侵攻しているだけです。神さまの命令に従っているのです。あのロシアによるウクライナ侵攻とはまったく別の話です。

あのですねえ、GGIさんはウクライナ侵攻のことをあれこれ知ったかぶりでこの日記に書いていますが、オッサンは何にもわかってないですね。ロシアによるウクライナ侵攻に関して言うならば、国際情勢は複雑怪奇、奇奇怪怪の塊、その真相は複雑極まるものだということです。

ふ~ん、じゃあ君たちタンポポにはよく分かっているというのか?

十分に分っているとは申しませんが・・・あのですねえ、つまりですねえ・・・一見したところ、プーチンさんの方が一方的に悪いように思えるのですが、そんな単純な話ではないのです、歴史なるものは複雑なのです・・・彼のイギリスの歴史家E・H・カーさんが「歴史とは何か」という著作で言っているでしょう、「歴史は現代と過去との対話である」と。つまり現在を見つめているだけでは何も分からないのです、あたりまえのことですが、過去があっての現在なのです、つまりですねえ、このたびのロシアによるウクライナ侵攻、何の前触れもなくいきなり降って湧いた話ではないのです、あの国際的に「悪の帝王」呼ばわりされているプーチンさんがある日、突然気まぐれに憂くないな憎しと思いついたという単純な話ではないのです・・・

なんかエラソーに言ってるけど、君たちは事の真相を理解していると言うのか?

そこまでは申しません・・・真相をちゃんと理解するには、ほんとうはウクライナの歴史を、ロシアの歴史を、ウクライナとロシアの関係史、それにロシアと欧米の、とりわけ冷戦後の歴史を、なかでもこのたびの戦争のもう一人の陰の主役ともいうべき米国とロシアの関係史、それに二次大戦後に大国が引き起こしたいくつもの戦争の歴史を、ある程度は理解していることが必要です。それに、とりわけソ連あるいはロシア、ポーランド、ナチス・ドイツなど周囲の国に翻弄され続けたウクライナの近現代史はとても複雑であり、またソ連邦から離脱して独立した後のウクライナ国内の政治情勢も左はロシアよりの政党、右はネオナチの流れをくむ右翼的な政党といったようにきわめて複雑ですから、簡単には真相は分かったと言うつもりはありません、ただ、最近も、2014年ごろだったかなあ、ウクライナが内戦状態になりかねなかったときにドイツやフランスが仲介に入って何とか回避したとか、あれこれ最近の事情については大ざっぱに大体のところは知っているつもりに過ぎないのですが・・・

そんなに複雑ならばタンポポ君の単細胞のオツムでは理解するのが無理とちゃうか?

アッ、オッサンは何という差別的なことを言うのですか!見損なった!ボクは単細胞なんかではありません、単細胞でないことはボクたちを顕微鏡でながめればすぐにわかります。ぼくたちの言うことをよく聞きなさい。あのですねえ、要するに、このたびのウクライナ侵攻もそうですが、何事も火のないところには煙は立たないということなのです、真相の追求すなわち歴史の探究というのは様々な出来事の火元を探究することなのです。ですから、火元は何であったか、なぜそのような火元が存在していたのか、このことをよ~く考えなければウクライナ侵攻問題の本質は理解できないのです、

ところが、軽薄な大半のメディアはよ~く考えることなんか大嫌いですからこのことがまったく分っていないのです、分かろうとする気もありません、ただただ野次馬根性で「この国際的大勧善懲悪劇はとにかくオモロイ」と他人の不幸をネタに無責任に騒ぎ立てているだけです。

海外のことは知りませんが、日本のメディアは、ただた大げさに騒ぎ立てるのに格好の長続きがする騒動やスキャンダルが好きなだけなのです、だからこのたびの戦争も、日本のメディアにとっては、騒ぎ立てるのに格好な大スキャンダルに過ぎないのです、このため日本のメディアはおそらくこの戦争から何も学びとらないでありませう。いつの日かわかりませんが、この戦争が終わったならば、日本の大半のメディアはたちまちのうちに忘れ去ってしまって次なる戦争を期待するでありませう、そうして、日本人の多くはこのアホなメディアの報道にただただ巻き込まれるだけ、ということになりかねないでありませう

タンポポ君よ、そんなエラソーなこと言って大丈夫かあ・・・

大丈夫・・・だと思いま~す!

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

グッドナイト・グッドラック!