UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

早くも今年の最優秀広告?あるいはコロナ広告大賞!?

2021-01-11 01:12:04 | 日記
今日もまず写真をクリックしてご覧くださいませ。1月7日の朝日新聞に掲載されていた見開きの2ページを全面占拠している大広告でございます

広告主は「宝島社」という出版社。この会社、カネが余っているのかと思うぐらいのこのような大広告をときおり掲載します。これまで何度かこの日記で紹介しておりますが(たとえば「うそつきは戦争のはじまり」というコピーが付されている広告のことを2019年1月12日の日記に書いており、また、ヒトは本を読まなければサルである」というコピーが付されており動物園の猿山におサルさんではなく多数の人間様がたむろしている写真が示されている広告について2012年9月21日に日記に書いておきました)、東日本大震災・福島原発事故のときは、日本占領にやってきた彼のマッカーサー元帥様がお気に入りのコーンパイプにサングラスというキザキザな出で立ちで厚木基地に降り立つ姿を撮った彼の有名な報道写真に「いい国(1192)造ろう鎌倉幕府」とかなんとかいったコピーを添えた広告を出しておりました。

今日の写真、「言われなくてもやってます。」というコピー、右下に写真では読み取れないのですが「感染拡大は、個人の責任だそうです」と書いてあります(実はこの広告が掲載された日の前日にも、コロナ広告第一弾というべき同じく見開き2ページの大広告を出しています)

写真は昭和20年代、まだまだ日本じゅうが貧しかった頃、つまりGGIが小学生だったころの様子を撮ったものでありましょう。まことになつかしき写真でございます。掃除の時間には箒を手にしてブラブラ、掃除している振りしてサボってばかりいたなあというのがGGIの思ひ出であります。この広告、前日に続く「コロナ関連大広告」とも言うべきものであり、ベリベリグッドであり時宜にかなったものです。

それに、いつものことなのですが、このような大広告の掲載に際して、出版社の広告ですから自社の出版物の名前も記しておいてもいいのですが、あえてそうしないところがなかなかいさぎよく、グッドと申しますか深謀遠慮と申しますか・・・

実は、この出版社、福島原発事故が起きる一年前に、「次に起こる原発事故」という本(別冊宝島)を出版していたことはリッパであります。この別冊には神戸大学の地震学の先生が東北太平洋岸沖は大地震が発生しやすい地質構造が存在していることを示すマップを掲載して、いまに大地震と原発事故による複合災害が起きるぞと警告していました・・・

GGIも出版されたときにこの本を買っており、おかげで福島原発事故以前に少し賢くなっておりました。関電美浜原発(だったかなあ)で(2007年ごろだったかなあ)定期検査中に二次冷却水の配管部分からの激しい蒸気漏れが起きて数名の作業員が火傷で死亡したことがあります。事故後に湖国の関電支店が支店長名で地方版に謝罪広告を出したぐらいの大事故でありました。少し賢くなっていたGGIはこの事故の後、関電の湖国支店に赴き、原子力マネージャー氏とやらに「いまに大事故が起きるぞ」と警告したことがあります。しかし、マネージャー氏、はじめは湖国のみなさんにご心配をおかけしたなどと殊勝なことを言っていたのですが、しだいに開き直り、最後には「あれは原子炉本体に関係した事故ではない、だから大した事故ではない」と言い出す始末、まったく愛社心というのは似ても焼いても喰えないなあ・・・

などなど、またまた脱線しそうですので今夜はこの辺で失礼いたします

あっ、そうだ、今日は宝島社のちょうちん持ちのようなことを書いてしまいましたが、この出版社、《相手の心を読む! 透視心理学大全》などという少々お手軽でインチキくさ~い本なんかも出版しているのでございます・・

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

グッドナイト・グッドラック


コメント
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