昨日、二人の雑草処刑人がやってきました。数時間、電動式ナギナタのようなものを振り回して縦横無尽にわがガーデンにバッコしていた雑草君たちをなぎ倒しました。
おかげでわがサザンガーデンもノーザンガーデンも大サッパリ、雑草にすっかり覆われていた知人の畑地もふたたび見事に全貌を現しました。
草々の大量処刑を終えた後、処刑人の一人がGGIにのたまひました
「GGIさん、あのデッキに面している網戸の端っこに蜂の巣がありますよ、あれを処刑いたしませう。ちょうどアースのスプレーを持ってきましたので、このガスでハチどもを毒殺いたしませう」
あまりも恐ろしき言葉にGGIは恐慌をきたしました。ハチ君たちをガスで大量殺戮するなんて・・・・でも処刑人はスプレーを片手にいまにも実行しそうな気配であります。
それでGGIはおそるおそる申しました。
「あんなあ、処刑人氏よ、ハチはいらんことせんかったら悪い事なんかなんにもせんのや、気をつけていれば刺されるようなこともない。それにGGIさまは平和共存主義や、虫も殺さぬシティボーイや、攻撃もされていないのに集団的自衛権を行使して先制攻撃するような下品なことはせん主義や、処刑なんかしないで放任しておいたらよろし」
「でも、ほっといていて実効支配されたりしたらどうするのですか、さあ、さっさとハチどもを処刑いたしませう」
「処刑は断じて許さん、蜂の武蔵はおてんとうさまに焼き殺されることになっているのや、あのなあ、隣家の柿の木も毎年秋になると大っぴらに防空識別圏を超えて領空侵犯、小さな柿の実爆弾をたくさん落としていくけど、ほっといても実効支配なんていうアホなことはせんのや」
というわけでGGIの助命嘆願は功を奏しました。ハチの巣はいまでも網戸の端っこに鎮座しており、その周りをハチ君たちが乱舞しております。
今日の写真は清々しき我がノーザンガーデンの様子を撮ったものです。なんだかあのプルーストの「失われて時を求めて」に出てくる緑深きスワン家の庭のような雰囲気やなあと勝手に自己満足しております。よろしければクリックしてご覧くださいませ。
グッドナイト・グッドラック!