UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

ほうしゃ線 出前じゅ業 その二

2013-06-28 01:01:30 | 日記

湖北の町は過疎化が少しずつ進んでいます
そのため小学校の子供たちの数は少なく4年生は20名ばかりの一クラスだけ
でも、授業するにはこのくらいがちょうどいいのでしょう
子供たちものびのびしております

のびのびし過ぎて、先生の話をあまり聞いておりません
ここでよろしければ写真をクリックしてご覧くださいませ
授業風景です

先生が写真を示して、放射線がレントゲン撮影や消毒などいろいろなこと役だっていることを懸命に説明しているのですが、あらぬ方向を見ている子供もおります

画面一番手前の右側の男の子がなにかしているのでしょうか
何人もの子供がこの男の子のほうに何か気をとられているようです

でも先生が黒板に
《2011年3月11日午後2時46分》とかいて、みんな、この日のことを何か覚えていますかと尋ねますと、子供たちはにわかに活発になりました

《先生、分まででなく秒もかいて!》
先生はそうやなあと言いながら、ちゃんと「18秒」と書き足しました
《あのなあ、地震が来て、津波が来てなあ、それで・・・》
《それでタンクがドッカーンや》
《ボク知ってるでぇ、マイクロシーベルトや》
なかには本格的な質問をする子供もいます
《先生、放射線と放射能、どう違うの?》
この質問に小学4年生にも正確に分かるように説明するのは必ずしも容易ではありませぬ、ですからこの先生、聞こえぬふりをしておりました

まあ2年前の3月といいますと、この子供たち、まだ小学1年生の3学期であります、まだまだ幼き日々です
子どもたちは果たしてどんな気持ちでいたのでしょう、
もう少し子供たちの話を聞きたかったのですが、次は本日のメインエベント、「では目に見えない放射線をこれから測ってみましょう」ということになってしまいました

グッドナイト・グッドラック!
コメント
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