日本人と韓国人 その１

　韓国旅行でちょっと気がついた事です。

　１月の２日にソウルから釜山にKTXで移動しました。あの大雪が夜に降る寸前でしたね。２日にはまだ５、６センチの積雪でして移動にはそんなに問題はありませんでした。タクシーでセジョンホテルからソウル駅に行きまして、ちょっと駅で中に入るまでに雪が気になりましたがね。

　電車が出て１時間もするともう雪は見えなくなりました。釜山へ着くと本当に暖かく感じたのを覚えています。KTXは特室を手配しました。普通の車両ですと前向き、後ろ向きが半々でシートは回せませんのでね。特室は係官が来て全部の座席を進行方向に向けてくれます。

　車内販売がありましてお弁当を買いました。御飯のパックと、９種類に枡が分けられたおかずのパックでしたが、美味しいおかずは殆どありませんでした。釜山の終点に付くまで２、３個の弁当は売れ残っていましたね。懸命な乗客は知っているんですね。知らないながらも日本人夫婦は疑ってかかり、二人で一つしか買いませんでした。賢明でしたね。おかげで釜山で寄る食べ過ぎた事を思い出します。

　さて表題の件ですが、後ろの座席に若い、まだ一歳位の赤ちゃんを連れた韓国人のご夫婦がいました。可愛い赤ちゃんでしたが、それはさておき、お父さんが名入りの防寒服を着ているんですよね。まあ、勿論、汚れてなんかいません。新品の感じなんですがね。現代建設と書いてあった様に覚えています。ヒュンデ建設と読むのでしょうかね。
　でも日本人で、いかに自分の会社を愛していても、例えば「鹿島」の名入りの作業用ジャンパーを新品といえどもそれを来て帰省するでしょうかねえ。ここいらが日本人と韓国人の違いと言うものかなあと思った事でした。