「土といのち」の運営委員ならば
とっくに読んでいなければならない本ですが、
ようやく読みました。
すでに読まれたかたも多いと思います。
阿部司さんの『食品の裏側』(東洋経済新聞社、1400円+税)です。
スーパーやコンビニで売られている食品につかわれている添加物のお話です。
私の第一印象は
「よくこんな添加物だらけのもの食べていて生きてるな-、
人間ってすごくじょうぶなんだなー」
ということでした。
が、そのじょうぶさも限界なのかもしれません。
だからこれほど健康をコワすひとばかりなのかもしれません。
阿部さんはもともと食品添加物業界のひとだったかたです。
「どうしてこんなことになってしまったのか、
どうすれば抜け出すことができるのか」
という阿部さんの悩みが正直に書かれていて、
その正直さがこの本の救いになっています。
「いのちより大切なものはない」ということばがあります。
けれども、ほんとにそうなのか、と思うことがあります。
いのちがそれほど大切なものだったら、
これほど添加物まみれの食品をつくることも、
そのことにこれほど無関心でいることもできないはずです。
自分のいのちをこれほど粗末にする人間って悲しい生き物だなーと思いました。
運営委員Hでした。
とっくに読んでいなければならない本ですが、
ようやく読みました。
すでに読まれたかたも多いと思います。
阿部司さんの『食品の裏側』(東洋経済新聞社、1400円+税)です。
スーパーやコンビニで売られている食品につかわれている添加物のお話です。
私の第一印象は
「よくこんな添加物だらけのもの食べていて生きてるな-、
人間ってすごくじょうぶなんだなー」
ということでした。
が、そのじょうぶさも限界なのかもしれません。
だからこれほど健康をコワすひとばかりなのかもしれません。
阿部さんはもともと食品添加物業界のひとだったかたです。
「どうしてこんなことになってしまったのか、
どうすれば抜け出すことができるのか」
という阿部さんの悩みが正直に書かれていて、
その正直さがこの本の救いになっています。
「いのちより大切なものはない」ということばがあります。
けれども、ほんとにそうなのか、と思うことがあります。
いのちがそれほど大切なものだったら、
これほど添加物まみれの食品をつくることも、
そのことにこれほど無関心でいることもできないはずです。
自分のいのちをこれほど粗末にする人間って悲しい生き物だなーと思いました。
運営委員Hでした。