あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

土手の草

2021-06-18 22:13:23 | 植物
 重信川下流の土手で、すてきな花を見つけました。
 
 ネジバナ
 


 子どもの頃は近くの川の土手に咲いていました。私はたいくつになると、このきれいな花を探して一人で河原をほっつき歩くような子どもでした。
 
 ネジバナは園芸店でも売られています。何度か買って植えましたが、家にはどうしてもなじんでくれませんでした。
 もう2,30年前、あるところで群生していたのを見たことがあります。広々とした短い草の生えている空き地でした。いろいろ調べてネジバナは日当たりの良いそういう環境が好きなんだと知りました。川の土手などはちょうどいい場所だったんですね。
 そこで、買ったネジバナは、うちでも川の土手に近い環境ー日当たり良くて水はけ良くて草も生える(私がサボっているから)そんな場所に植えたのですがやっぱりだめで、今は家で育てるのはあきらめています。かといって手軽にその辺で見られる花でもなくて
 
 まだネジバナが自生している場所があったんだあ!
 
それだけでうれしくなりました。 
 
 ただ、その周りの草は、私が子どもの頃から知っている草ではなくて
 
 オオバコによく似ているけどうんと背が高い
 




 
 
 マメ科植物みたいな葉っぱだけど、穂がイネ科のような





 これ自体はなかなか魅力的な草なんですが、大繁殖しても困るような気がします。
 
 
 
 
 そしてこれは、オオキンケイギクの苗では? 所々にまだ咲いていました。
 
 
 オオキンケイギクは特定外来生物に指定されて、栽培や移動は禁止されていますが、重信川流域あるいはその周辺の土地で大繁殖しています。あらたな河原の風景として定着してきたと思います。
 けれど、繁殖力があまりにも強く、在来の地味な植物が淘汰されて消えて行くのだそうです。
 
 元々は高速道路や川の法面の緑化対策として導入されたのだとか。国の環境美化のために外国の植物の種を蒔くー今では考えられないことが国の手で行われていたということですよね。今になって繁殖防止の対策をしても手遅れのように思いますが。
 
 このたった1本のネジバナがいつまでがんばれるでしょうか。
 
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わたし流ジャム作り

2021-06-17 10:32:12 | 野菜・果物・料理など
 白いイチゴ。箱売りを買って来ました。
 いえ、珍しい品種の白イチゴではなく、色づきの悪いイチゴのことです。

 
 一日おいたらかなり赤くなりましたが、形の悪いのはどうにもなりませんね。


 
 だけど、意外においしいのです。 生でかなり食べてしまいました。本来イチゴは5月頃が旬。クリスマスの頃は高いばかりであまりおいしくない、冬にはあまりイチゴを買いません。
 そして終盤になるときれいなイチゴは少なくて、こんなふうに奇形が多くなるのですが、加工用として安く売られています。
 
 先日はイチゴソースを作りましたが、今度はジャムにすることにしました。
 
 ここからがわたし流ジャム作り
 
 まず、へたをウマオにとってもらい(包丁ではなく手で)、砂糖をまぶしてしばらくおきました。子どもに手伝ってもらうときは、イチゴは小さすぎて包丁で手を切りやすいし、多分、半分は果肉も捨てることになると思います。指先の訓練もかねて、手が一番。

 
 砂糖はてん菜糖。最近上白糖の使用頻度が減って、てん菜糖を使うようになっています。味がどうちがうかなあ? 多分黒砂糖を使うほどの味の違いはないと思いますので、そこはあまり気にしません。砂糖の量は適当です。自分が火を通してから味見して、自分がおいしいと思う量に調整しています。だから家のはちょっと甘み控えめ。
 
 
 今回はレンジを使いました。ラップをかけたいところですが、かけません。というのは、ラップをするとぐつぐつ沸きすぎて汁があふれてくるからです。それでおいしいジュースを何度こぼしてしまったことか。
 そう、ジャムと同時にジュースも取ろうという魂胆です。

 
 なぜか端っこに泡が集まります。これはキッチンペーパーで拭き取ります。あく取りはほぼこれでOK。
 様子を見ながら何回かに分けてチン。


 
 
 たっぷり汁気がありますので、上澄みをすくい取って別容器に入れます。



 今回は、コップいっぱいの汁をとって半分に分け、炭酸で割ました。 トラオとウマオにあげたら、おいしいと言ってあっという間に飲み干しました。
 こうして少し汁を減らすと、煮詰める時間が短縮されます。実をつぶすのもつぶしやすいです。
 汁はもっと取れますが、取りすぎるとジャムの色が薄くなってしまいますので、そこはまあほどほどに。
 だけどよく考えたら、市販のジャムの質の悪いのは,着色料で赤くしているではないですか。それを考えたら白っぽいジャムでも全く問題なし。それにとろみを出すために、寒天とかゼラチンとかペクチンとか、何らかの添加物が入っていますが、わたしのは純粋にイチゴと砂糖だけです。レモン汁さえ入れません。
 
 ※補足 レモンにはペクチンが含まれていて、とろみを出す助けをしてくれますが、いちご100%のジャムにはレモンは不要です。十分酸味もとろみもあります。
 
 後は汁気がなくなるまでレンジにかけます。火にかけるより焦がす危険が少ないです。(私はせっかちなのでいつも焦がしてしまうんです)レンジでも時間をかけすぎると焦げます。様子を見ながら何回かに分けて加熱します。
 多少形は残っていますが、裏ごしなどの手間はかけません。食べるときつぶせばいいの。
 
 熱湯消毒した瓶に詰めて出来上がり。
 


 
 
1パックで少量作れば、2.3日で食べきれるので、消毒の必要もないかと。
 あ、消毒してあっても冷蔵庫で保管します。長くおきたいときは冷凍で。
 
 この勢いでもう一つジャムを作りました。
 去年冷凍してあった桃。
 


 砂糖を混ぜてレンジにかけました。
 柔らかくなったところでつぶして、もう少し煮詰めたら出来上がり。



 ほんのちょっとしかなかったので、梅のジャムと混ぜてしまいました。せっかくの桃の香りーもったいなかったかな?
 
 


 
 ちゃんと桃の香りが残っていました。おもしろいことに別々に作ったジャムなのに甘みはほとんど一緒。舌が自分の好みを覚えているようです。
 
 手間をかけずに本物の味を。かっこよく言えばこれがわたし流。
 
 裏返していえば ずぼらの極みのジャム作り。
 
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大輪のユリが

2021-06-16 07:31:36 | 植物

  去年惨敗だったユリ。 もうユリをあきらめて他の物を植えようかなと思っていたら、





 

今年はすばらしくきれいなのが次々と咲いています。

去年病気になってほとんどを抜いてしまったテッポウユリ

 



 

全く咲かなくて球根も消滅したかと思われた黄色い大輪のすかし百合

 



 

鱗片に小さな葉っぱがついていたのをそのままにしていたら、

1本花と言われる、一輪だけ花のついたのや

 



 

もう何輪も花をつけたものなど

 



 

 多分、数年かけて花を咲かせる準備をしていたのでしょう。掘り起こしてたらこうはいきませんでした。いつもながら、枯れても捨てないというわたしのあきらめの悪さの勝利です。

 この白は大好きでした。復活して良かった。

 





 

 オレンジがかったユリは、小さめの花をたくさんつけ

 



 

暗紅色のユリは巨大で圧倒的な存在感。

 


 
 ホームセンターに植えられているのを見て、すごい豪華、こんなの欲しいなあと思っていました。 
 


 家にもあったなんて!

 

 ピンクも今までで最大だと思います。

 



 


 隠れているのもありますが、全部で7輪花をつけているんですよ。思えば植えた当時はこんなの当たり前だった。やっと復活の兆しが見えたというところです。

 

 残念なのはコスモスが、やはり勢いよく伸びていること。

 引き抜くと球根まで抜けそうなので、思い切って短くしてみました。花が咲いたら、これはこれでいいかも。

 



 少しユリの日当たりがよくなりました。

 大輪のユリの花って目立ちます。たまたま見かけるとつい写真を撮りたくなります。

 まん中のピンクが可愛い。家にもこんな2色のがあったんだけど、それは本当に消滅したみたいです。

 
 遠くから見つけたのですが、すごい立派なユリです。 1週間ほど前は、ピンクのユリがわっさわっさと咲いていました。ピンクはあまり見えなくなりどどーんと黄色がそびえ立っていました。家のもですが、黄色は咲くのがちょっと遅いみたい。



  

  よく手入れされて草1本もないというお庭でした。やはり手をかけたらかけただけの成果があるようです。反省。

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おじいちゃんのびわ

2021-06-15 10:59:56 | 野菜・果物・料理など

 あちこちでびわの黄色い実が目立つようになりました。農家では、庭の隅に1本とか、畑の隅に1本とか、土地さえあればびわの木と柿の木を植えるというのが普通だったようです。

 むかしはびわは子どもたちのよいおやつだったと思います 。でも、うちに柿の木はありましたが、びわはありませんでした。そういえば、亡くなった父が晩年言っていましたが、父が子どもの頃びわを食べ過ぎてお腹をこわしたんだそうです。怒った父親(私の祖父)はびわの木を切ってしまったんだそうです。頭の緩くなった父のことだからと、聞き流していましたが、本当だったのでしょうね。



 

 我が家のびわは2本。1本は大きめの実で見かけはいいのですがちょっと酸っぱい。大きな木で、ときおりキジが鳴いていたりします。

 





 傷だらけです。摘果して袋をかけたらいい実がなりそうですが、何もしません。どこの家でも袋をかけたのなんか見たことありませんもの。

 

 2本目は、3軒の土地の境に会って誰のものだかわからなかった木。じつはこれが小さいけど甘いので、わたしはこっそり食べていました。ところが夫のいうにはこれはうちのだと。もともと親戚の土地だったのですが、その家族が都会に移り住んだのでうちが買い受けました。なので、家の物になったんですと。

 



 すでに終盤です。落ちずにしなびるのも多いのです。

 味音痴(だと私は思ってる)夫ですが、2本目の木のびわを食べながら、元々家にあった木より、こっちの方がうまい、と言ったのです。誰が食べてもそうか。

 どうして、味がちがうん?

 品種が違うんじゃないか? おやじがどんなんでも植えたんじゃろ。

 なるほど、びわにもおいしい品種とそうでない品種があるんだー当たり前のことなのにその発想がなかったわたしでした。そして、びわを植えたのが義父(子どもたちにとってはじいちゃん)だったことに感慨深いものがありました。

 というのも、最近若い人が、おじいちゃんが栽培している木の実を利用してジャムを作ったり、フルーツを使ったお菓子を提供するカフェを開いたりしています。また、ひいおばあちゃんの住んでいた家を改造してお菓子を作る工場にしたり、パン屋さんに改造したり・・・・なんだかぬくもりのある商品に思えませんか?

 そのどれもが人気で、遠くからも買いに来たりします。家はもちろん、果樹も大切な財産。それを子どもではなく孫世代の若い人が価値を見いだし有効に活用しているということに、田舎の将来の明るさを感じます。

 さて、びわ農家さんから大きなびわを頂きました。どれも傷物だったり規格外の大きさで出荷できないんですと。

 こんなにきれいなのに。娘も夫も私も、一口食べて「おいしい~」と目を丸くしました。



 

 3種類のびわ、並べてみました。

 



 

 左のプロの作ったびわはさすがに大きい、そしてとてもおいしいです。けど、売っているのはもっと大きいのよねえ。

 まん中、家の酸っぱいびわ

 完熟して落ちたのを、きれいなのを選んで拾って食べています。めざとい虫との競争です。甘みが増して適度に酸味があって、なかなかおいしいのです。

 右、小さいけれど甘いびわ。おいしいんだけど、種の方が多い位なので食べ応えがないのが難点です。

 他のびわはどうなんだろう? 多分拾っても差し支えないだろうと思われる木のを食べてみました。昔だったらけっこうおいしいおやつだったでしょうね。でも、プロの味にはかないませんでした。 

 



 

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散歩道の雑草と生き物

2021-06-13 23:04:34 | 植物

 昨日はハマヒルガオをUPしましたが、散歩道にもヒルガオが咲いています。
 
 
 
ハマヒルガオと花はよく似ていますが、葉っぱが違います。
 
 
 アサガオ、ヒルガオ、ユウガオと3種類一緒に植えたら一日中花の咲いているグリーンカーテンができると思うのですが、ヒルガオだけは雑草扱いなんですよね。なぜなんでしょう。
 
 この場所に来ると、私はしばらく生えている草を眺めます。







雑草の宝庫ですよ。ガガイモの実もここで見つけました。
 これは何? 一瞬、自分でも思い出せませんでした。



ギシギシのたね。


 おもしろいです。だけど、今私が探しているのはウマノスズクサ。本物は、牧野植物園で一回見たっきり。だからなかなか見つからなくて。


 多分こんな形の葉っぱなんです。




しがみつかれているのはセイタカアワダチソウです。
 

 
 でも、多分違う植物です。花が咲いていればはっきりするのだけど。もしくはジャコウアゲハの幼虫がくっついていたら。

 くっついていたのは尺取り虫でした。



 もう何年も前、ハウスの中でジャコウアゲハらしきチョウを見つけたのですが、幼虫の食べるウマノスズクサを見たことがなくて確信が持てませんでした。あれはジャコウアゲハモドキという蛾だった可能性もあります。ウマノスズクサさえ見つければ、このあたりでジャコウアゲハが生息していると言えるのです。もう何年も探しています。けど、この葉はよく似てはいるけど違う植物のように思います。
 
 
 ここは秋が思いやられるところ。
 センダングサがびっしり生えています。種ができるまでに刈ってくれますように。
 
 
 散歩道ではいろいろな鳥に出会いますが、今日はコジュケイが2羽飛び立ちました。ポチは鳥を見ると大興奮、追いかけようとするので私は相当用心しなければなりません。結構力が強いですから。
 
 それから、カラスがびわの実をくわえてここに降り立ちました。今、びわを食べているところ。
 



 食べ終わると、前にホオジロがさえずっていた場所に留まりました。 どの鳥もこのスプリングクーラーがお気に入りのよう。
 

 
 この木はコゲラのお気に入りの木で、よく見かけます。
 
 
 今年はあちこちでギーギーと鳴いていますので、意外と身近な鳥だったんだなあと思います。
 他にもホトトギスやウグイスはうるさいくらい鳴いています。ホトトギスって、鳴きながら飛ぶんですよ。初めて姿を見ました、
 
 そしてナワシロイチゴが
 
 
 つやつやと輝くという点ではこれが一番きれいかもしれません。食べられますが、わりと酸っぱく種が大きいので、おいしいとはいえません。



 絡まっているのはハスノハヅル。秋には赤いブドウの形をした実をつけます。このエリアにはクサイチゴもあるし、春も秋も赤い実で楽しませてくれる場所です。
 
 こうして散歩道も徐々に夏に近づいていっています。
 
 
 
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海辺の植物

2021-06-12 16:16:32 | 植物
 国民休暇村の海辺は、白砂青松の景色が残るところです。
きれいな砂浜は海水浴に持ってこいの場所。子どもたちが小さい頃はここへ泳ぎに来ていました。
 その砂浜にさいていたのは
 ハマヒルガオでしょうか。 

 
 なんだか豆の葉っぱとエンドウみたいな豆の方が目立っていますが、
 豆の花はこちらです。

 
 ええと~ 海辺の植物にはなんにでも「ハマ」をつければいいのかな? ハマエンドウとか
 
 これもハマ????
 

 
 一番多かったのがこれ

 
 おもしろい花です。後で調べてハマボウフウだと分かりました。おお!これが。わたし、名前だけは知っていました。多分花の咲いてない時期にみたことはあると思います。もう忘れません。
 
 
 どれがつぼみか花か分からない。
 
 
 蕊があるからこれは花かな?


 
 こんな実になるのかな?
 
 
 
 これ、食べられるそうです。でも。国立公園内だから、採ってはいけませんね。
 
 車道を隔てて向こうは山のエリア。
 
 
 遠くからみても目立つこの木は?
 イボタかな?
 
 
 竜神社のそばにあった木の花。誰かのブログにあったと思うんだけど。
 
 
 
 
 釣り鐘みたいでかわいい。これもあちこち探してなんとか名前を見つけました。「ネジキ」ですね。
 
 見たことのある葉っぱ。触った覚えもないのに小指がかゆくなりました。そうか、ハゼかもしれない。
 
 
 
 広場を歩けばいろいろなきのこ
 






 きのこの名前はお手上げです。名前は分からないけどきのこも好き。
 植物ウォッチングも楽しかったです。





 
 
 
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国民休暇村の遊歩道

2021-06-11 19:30:02 | 山登り・里山歩き
 東予国民休暇村に行ってきました。孫たちのゲーム三昧を阻止するため、娘とわたしの体力作りのため。
 
 海に面した山の上に国民宿舎があって、とても眺めのいいところです。海水浴やキャンプもできるし、温泉に入ることも宿泊もできるし、テニスもできるし・・・幅広い年代の人が楽しめるようにいろいろな施設があります。
 
 
 
 ちょうど土曜日だったので、キャンプ場にはいくつものテントが並んでしました。国民宿舎から海まで山の中の遊歩道を通っていけるようになっています。わたし未だにその道を通ったことがありませんでした。
 
 まず、海岸沿いの駐車場に車を止めて、山道を登っていきます。


 人工林が一つもなく(瀬戸内海国立公園の一部です)
 大きなシダが生い茂った中を歩いて行くと
 

 
 
 先日の皿が峰登山のような、本格的な登山をしているような気分が味わえました。
 
 けれど道自体は、 時には階段もあり
 

 
 平坦な道もあったりして
 
 
 
 直線で登れば相当な急峻な山を、あまり無理なゆったりと散歩できるように作られていました。
 
 上の大きな岩は天狗岩だと思います。
 
 遊歩道の外れにあった竜神社にも行ってみました。
 

 
 お賽銭箱がなくて、敷居の所にお賽銭が並べられていました。
 
 休憩所からは、海と石鎚連峰が見えました。
 
 
 
 
 
 
 わたしたちは国民宿舎まで登って、いったん車道へ出ました。しばらく車道を下って、テニスコートの近くからまた山道に入りました。
 
 アメリカフウの巨木に囲まれた広場は
 


 
 とげとげのかわいい実がいっぱい。こんなにたくさん落ちているのをみたのは初めて。大きな広場なのでキャッチボールでもなんでもできそう。トラオたちは鬼ごっこを始めました。

 
 
 そこを出るとスイレン池があって



 ピンクのスイレンのつぼみがたくさんありました。もう夕方近かったので開いたのはありません。

 
 駐車場を過ぎて浜辺まで行ってみました。



 さすが良く管理されてゴミがありません。気持ちのいい海辺でした。
 
 右手の方には河原津の漁港があって、捕れたその日のうちに地元のスーパーに並びます。だからわたしたちは新鮮でおいしい魚が食べられるのです。車で30分もかからないばしょです。わたしたち、なんて贅沢なところに済んでいるのでしょう。
 
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タイサンボクの花

2021-06-10 12:59:43 | 植物
 6月から太極拳の教室再開、また、週1で松山市へ通うようになりました。教室が終わった後、久々にタイサンボクの花を見て帰ることにしました。
 タイサンボク自体はほうぼうにありますが、高い木なので花を間近で見られることはあまりありません。が、ここだけは違います。
 
 
 木を植えている場所が道よりも低いため、花が目の高さのところに咲いているのです。
 
 まだきれいな花がいっぱいありました。

 
 
 花はボタンくらいの大きさ。こんもりと丸いつぼみは咲きかけのボタンと似ていますが、どちらがより好きかと言えば、タイサンボクですね。



 
 肉厚の真っ白な花びら、花心のわずかな赤い色。シンプルでいて華やか。

 
 
 何枚でも写真を撮りたくなります。



 スプーンのような花びらに、蕊がこぼれるので、咲き終わりは少々汚くなるけど、香りもいいし、やっぱり大好き。
 
 
 しばらく堪能した後、ここに近い県道を通って帰ることにしました。
 そうだ、ついでに「森の交流センター」に寄って帰ろう。先月は外出自粛が求められ閉鎖していたセンターですが、フェンス越しにユリノキの花が見られたと義妹が言っていましたから。まだ咲いているかなあ。
 
 残念、ユリノキの花は影も形もなく、モクレンも桜も、ありとあらゆる木が青々と茂っていました。そりゃそうだわ、あれからずいぶん日がたつもの。
 ふと思いついて、カラタネオガタマはどうかなと見に行きました。
 香木園と立て札のついたエリアに植えられているはずなのですが、そもそもカラタネオガタマの木をよく知りません。花だけが頼り。なので足元の名札を頼りに探します。
 
 一番に目についたのが「栗」? 栗が香木の部類に入る?
そりゃ、独特の匂いが合ってかなり広範囲にまで匂いはしますが、香木ねえ。
 
 それから梅の実がいっぱい落ちていて見上げたけどどの木か分からないほどいろいろな木が茂っていました。梅にも芳香はありますが、梅園は他にあるので梅の実ではなかったかも。
 
 ほう、これも香木ね。
 
 ホウの木。 桜三里のも先週までは咲いていましたが、高い木なので匂いをかいだことはありません。
 
 
 こうしてみると葉っぱはモクレンそっくり。そして実は、離れてみるとフウセントウワタみたいにぷっくりしていましたはおもしろい、初めて見ました。



 
 花盛りが終わろうとしていた木。あまり高くはありません。

 


 小指の爪くらいの小さな花でした。
 何本も生えていて、どれに名札がついているのやら。
 
 大きなハチがやってきました。
 
 
 クマバチかな? 人間には見向きもせず花の間を飛び回っています。迫力はすごいけど、多分こちらが何もしなければ相手もなにもしません。不用意に振り払ったりしないことですね。



このハチが来た木に名札を見つけました。なんとまあ!
「榊」
サカキの花、初めて見ました。
 
 最後の最後に「カラタネオガタマ」の名札を見つけました。残念、花はもうありませんでした。
 
 
 実は予想通りモクレンに似ていました。お薬のカプセルくらいの小さな小さな実。ホウの実と並べてみたい。それが枝の左右にお行儀良くついて、花もこんなふうに咲くんですね。かわいい~
 
 けど、なにもかも花は終わってて、せめて先週思いつくべきでした。そして、はっと思い出しました。
 
 わたし、本当は道後のお寺にジャカランダの花を見に行きたいと思ってたのに・・・・すっかり忘れてました。
 
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散歩道の野菜など

2021-06-09 00:00:03 | 野菜・果物・料理など
 記事数がいつの間にか2000を越えていました。今日で2002作目です。よく続きました。皆様のご訪問に感謝です。
 
 いつもの散歩道、にんじんの花が大きくなってきました。
 
 
 わたしの目の前に花が咲いているくらいの大きさです。あの小さなにんじんがーそう思うとすごいですね。しかも、なかなかゴージャスな花です。
 





 レースフラワーみたいでしょう。この畑の持ち主さん、にんじんの種を取るつもりでしょうか。これからも観察していきます。
 
 それから
 
 これは畑の端っこに忘れられたように咲いていたのですが
 
 
 葉っぱも花もずいぶん傷んでいます。これはジャガイモですよね。斑入りの花ってめずらしいです。
 



 この痛みようは? もしかしたら除草剤かもしれません。なにしろ、ちゃんと畑に植えられたものではなく、道ばたに勝手に生えてきたようなので。
 
 ちゃんとしている畑のジャガイモにも花が咲いていました。こちらは真っ白。
 




 はて? 私の記憶しているジャガイモは薄紫だったような?
 最近はジャガイモの種類も増えましたから、花もいろいろなのかもしれません。
 
 これはこんにゃくでしょう。去年もここにありました。こんにゃくは植えてから3年以上たって掘り起こすと大きいお芋が収穫できるのだそうです。
 
 


 
 最後に、野菜ではありませんが
 
 
 
 
 フェイジョアの花が咲きだしました。

 
 なんと華やかな花。今年もいっぱい実をつけそうです。だけどここの持ち主さん、実は採らないんですよ。もったいない。
 



 


 庭木として鑑賞するだけでも楽しいですよね。私の家にも1本ほしいです。
 
 この散歩道を歩き出して、もうすぐ1年になります。草だらけの道にも季節が変われば新しい発見があり、楽しいです。
 
 さて、散歩から帰ってポチを繋ごうとしたとき、ぽちがまた私の足にまとわりついて暴れた(はしゃいだ)ものだから、鎖で足をすくわれました。とっさにトラックの荷台にしがみついたものの力及ばず、盛大に尻餅をついてしまいました。3年前の悪夢がよみがえりました。
 よく朝一番に整形外科に行ってレントゲンを撮ってもらいました。幸い骨は折れて折らず、痛みと相談しながら動くように、ということで2日過ぎたら大夫痛みが薄らいできました。
現在のわたしの骨密度は、同年齢の人に比べて103%。まだ薬を飲み続けていますが、徐々に骨密度は上がっています。散歩で運動量が増えたおかげかもしれません。
 
 
 
 
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多肉植物のなかの不思議な生き物

2021-06-08 00:33:43 | いろいろ

 テレビで紹介していた「さがして みつけて ふしぎないきもの展」に行ってきました。場所は西条市の多肉植物専門農園。多肉でいっぱいのハウスが展示場というユニークな作品展です。    ※ Saiki  Engei 西条市丹原町石経 6/3~6/8



 

 何にでもユーモラスな顔をつけてしまう「くるる」さん。愛媛ではかなり名の知られた人。

 



 いもむし、へび、かえる・・・・嫌われ者を羊毛フェルトで可愛く作ってしまう「ひつじスイッチさん。」こんなカラフルなヘビとか。どこにいるかわかりますか?
 ユニークなフェルト作品の本も出している芸能人の光浦靖子さんのコンテストで入賞したこともあるそうです。

 おおきなラフレシアもフェルト。

 
 ユーモラスな顔の鉢が意外と多肉植物に似合ってる。

 

 ここ、一番好きでした。 巨大なイモムシが葉っぱを食い尽くして・・・ 

 イモムシは超リアル。けど、羊毛フェルトですからどこかぬくもりがあって気持ち悪くないのです。おもしろい世界を作り出していました。

 
 
 壊れて片付けられてない鉢もそのまま生かして、イモムシの支配する世界のような。



 多肉植物も見たことのないようなのがいっぱいあって、特に花の咲いた多肉植物に興味を引かれました。





 
 ポットから勝手に飛び出して勢力を広げています。
 



 

 寄せ植えもかわいい。

 



 即売コーナーにはドット柄のかえるやヘビ、きのこなどがあったのですが、人が多くて写真は撮れませんでした。欲しい多肉植物があって探しましたが種類が多すぎて見つけられず。盛況でした。

 

 

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