あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

愛媛県の少年少女合唱団が集う日

2008-08-11 00:03:29 | 少年少女合唱団

 今日は「愛媛県少年少女合唱連盟演奏会宇和島大会」です。 県下に少年少女合唱団は12団体ありますが、今日はそのうちの11団体が参加しました。 昨年の県大会が台風で流れたので、2年ぶりの演奏会です。 


  わたしたちの合唱団も朝8時50分に出発しました。 楽しいはずのバスの中、でもそうは問屋がおろしません。 恒例の「バス中練習」です。 県大会が初めての小さな団員たちはあてがはずれたかもしれませんね。 大きい子たちはもう何度も経験しているのでまあしかたないかという顔です。


 バスの中に大きなキーボードを持ち込んで、伴奏の先生のひざにのせ、隣に座ったわたしが楽譜めくりとマイクで音を拾う役目をします。 バスの中でも指揮の先生の指導は容赦ありません。  なにしろ走るバスの中、子どもたちは逃げ場はなし、目の前に先生はいるしでやるっきゃないのです。 2時間たっぷり歌いこんで、アルトとメゾソプラノが見違えるほど上手になりました。


 「会場は宇和島市にある南予文化会館。 ロビーには宇和島市のシンボル「うしおに」が飾られた立派なホールでした。 宇和島少年少女合唱団の保護者の方々がボランティアでお世話をしてくださいました。 やさしく温かなおもてなしに感謝です。


 ホールでのリハーサルが終わり、お弁当を食べ終わったら休憩中のよその合唱団を尻目にまた練習です。



 普段は月3回、2時間ずつという限られた時間での練習ですから、直前のこの練習はとても大切なのです。 ぎりぎり開演10分前まで続けられました。


/P>

 本番は、どこの合唱団も精一杯演奏したと思います。 
 かわいらしくポーズを決めるのは西条少年少女合唱団


 


 松山少年少女合唱団はケンタッキーフライドチキンのおじさんと。 失礼、指揮者のO先生はNHK合唱コンクールで何度も全国優勝を果たしたすごい先生なのですよ。 カラフルなTシャツがとてもかわいいです。



 新居浜少年少女合唱団はモーツアルトの楽曲に乗せて10分間歌い続けました。 ヨーロッパへ演奏旅行するほどの実力派合唱団。 さすがすごい。


 わたしたちの合唱団は、本格的な合唱曲を演奏しました。 特に「わさびだ」などは部分的には4部合唱です。 しかもテンポがゆったりとしているのでわたしなど息が続きませーん。 3ヶ月ほど前に入った2年生の子どもたち、がんばりました。 特訓のおかげで心に響くすばらしい合唱になりました。  自画自賛。


演奏会を終えたわたしたち、ようやく美しい宇和海の景色を見ることができました。(来るときは練習で見られなかった・・・)  



 まだ帰るのではありません。 さて、これからどこへ行くのでしょう。 


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柿畑の子ヤギ

2008-08-10 00:46:34 | ペット

 ついこの間から、近所の柿畑に子ヤギがつながれています。 オス、メス一匹ずつ。 黒と茶色の子ヤギです。 


 かっわいい~。
 


 なのに、あいにくカメラ行方不明中でしたので、今日こそはと、写真を撮ってきました。


 この間はちょっと緊張してたのでしょうか、ちかづくと横を向いてメエェ~、メエェェ~と誰かを呼ぶようにないていました。

 「ちょっとー、ここにへんなおばちゃんがいるよー、おとーちゃん、きてちょうだい。メエェ~」 


 でも、きょうは興味深そうに近寄ってきました。 もう覚えてくれたのかな?



 手前の黒いのがオス、茶色のやや小柄なのがメスと思われます。 ヤギの目っておもしろいですね。 トロンとしてとてもやさしそう。


 今日はだいぶリラックスしています。
 柿の若木に額をこすりつけてごしごし掻いたり



 お兄ちゃんに甘えてみたり



 そのうちに女の子は背伸びをして柿の葉を食べ始めました。 こらこら、食べ物は下にいっぱいあるでしょうが。



 すると男の子もまねをしてー
 とうとう2匹でむしゃむしゃ。 いいのかなー、だいじな柿の葉を。



 とってもなかよしの2匹。 また遊びに来るからね。



 夕方になると、めえぇぇ~、めえぇぇ~、とさかんに啼く声がうちまで聞こえます。 高い澄んだよく通る声です。さびしくなったかな?


 それを聞いていてわたしはふいに6年生の教科書に出ていた「川とノリオ」を思い出しました。
 


 戦場で父を、原爆で母を失ったノリオはじいちゃんと暮らしています。 じいちゃんの工場の子ヤギの干し草刈りがノリオのしごとです。


「青あおしげった岸辺の草に、サクッ、サクッとまたかまを入れだすと、さくらの木につないだヤギっっ子が、ミエエ、ミエエとノリオをよんだ。
 かあちゃんヤギをよぶような、ヤギッ子の声。
 ・・・・・・・・
 サクッ、サクッ、サクッ、かあちゃんかえれ。
 サクッ、サクッ、サクッ、かあちゃんかえれよう。」  いぬいとみこ作「川とノリオ」より
 
 小学2年生のノリオの目をとおして静かに反原爆、反戦を訴える名作です。


 あのころ、わたしがこのヤギのなき声を知っていたら、子どもたちの中に知っている子がいたら、最後のこのシーンはもっと深い哀切の気持ちをもって読んでいただろうに。 子ヤギの声ってほんとうに誰かを呼ぶような声なんです。


 きょうは長崎の原爆忌ー


 


 ところで、今朝から頭をひねっているのですが・・・・・
 昨日の閲覧数がなんと2068 訪問者数の約20倍になっております。 何かの間違いじゃなかろか
 だって、ひとり20ページも読んでいるという勘定ですよ。 ありえません。 もしかして、 はじめっから延々と読まれた方が4,5人いらっしゃるってこと? もしそうだとしたら・・・・ありがとうございます。


 それと、密かにランキングのバナーを貼りつけていましたら、こちらもめざとく見つけてクリックして下さった方がいるようです。 またまたありがとうございます。
 もともとランキングで1位になろうなんて大それたことは考えておりません。 また、ランクを上げることにこだわるつもりもありませんので、今までどこのランキングにも参加してなかったのですが、ここのサイトは、年代別に分けてあるのがおもしろそうだったので登録したのですね。 ところが登録しただけだと、いっこうにそのサイトからの訪問者もおらず、登録した意味もなく忘れ去られる運命になりそうだったので、・・・・ やっぱりちょっとアピールしたほうがいいのかな、と。
 そっけなく貼りつけておりますが、ときどき、気が向いたときでいいです、 クリックしていただけたらうれしいです。 これからもよろしくお願いします。


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緑のカーテン

2008-08-09 02:02:10 | 植物

 北京オリンピックが始まりましたね。 開会式の総指揮とっているチャン・イーモウ監督の映画は1本しか見たことがありませんが、ストーリーよりも華麗な色彩の映像美が忘れられません。 今日のアトラクションもすばらしかったです。 それに子どもたちのかわいかったこと。 古い歴史をたどって、子どもたちをだすことで未来へつなげる、ということかな? 始まってから1時間はテレビの画面にくぎづけ。 その後は革を手縫いなどしながらちらちらと。 途中うたた寝なんかしてー。 
 選手団が1万人以上ですって。 合併する前の我が町の総人口くらいです。  そのせいかどうかテレビ欄では0時30分終了のはずが1時間遅れの1時30分。 おかげでこんな時間になってしまいました。
 


 猛暑が続く今年の夏。 それでも2,3日前の雨の日から少ししのぎやすくなったかな。
 今日はちょっとすずしいね。 うん。・・・・ 室温33度。
 
今日はだいぶすずしいねぇ。 そうじゃねぇ。・・・・ 室温30度。 どこが涼しいんじゃ 
 それでも35度、6度の日から比べるとずっと過ごしやすく思えるのですから、人間の体って順応性があるんですね。
 
 この夏はあちこちで緑のカーテンの話題が聞かれました。 窓際にゴーヤなどのつる性の植物を植えると室内の温度が1~5度くらい低くなるんだそうです。 


 うちにも緑のカーテンがあります。 ほら。 ゴーヤもなっているでしょ。


 


 まだ小さいゴーヤばかりと思っていましたのに、ひとつだけこんなに熟れたのがありました。 この実がバナナの皮を無為だように割れて、真っ赤な種が顔を出します。 きれいと言えばきれいけど、グロテスクと言えばグロテスクな実ですよ。



 このカーテン、家ではなくて・・・・・ 向こうにちらちら見えるのはー そうニワトリ小屋です。



 うちのニワトリ小屋は、ミニビニールハウスなのでとっても暑いのです。 それで東側にゴーヤを植えてやりました。 一番暑い盛りにまだ小さくて日よけにならなかったのですが、ここ数日でみごとに茂りました。 南側には葉っぱの茂った桑の木があり、西側はカボチャがへばりついて、3方緑のカーテンに囲まれています。 これで少しは涼しくなったのでしょうかね。 にわとりに聞いてみたいものです。 
 もう暑さの峠は通り越したみたいですから、秋になるまでがんばれにわとりたち。 人間も。


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緑の筆がにょきにょき

2008-08-08 00:57:55 | 植物

 これなあんだ?

 犬の散歩に行く途中で見つけた見なれない葉っぱです。 スイカの葉っぱに似ているんだけど、スイカよりはずっと大きくて、つるが伸びていません。



 葉っぱの中には・・・・・



 ズッキーニでした! おお!
 太い筆のような実が、あっち向きこっち向きしながらにょきにょきと。 かなり不思議な実の付き方。 初めてズッキーニのなっているところを見ました。 カボチャの仲間なのでつるに実がつくのかと思っていましたが、それにしても一カ所にたくさんできるものですね。 食べきれるのかしらと、人ごとながら心配になりました。
 うちではズッキーニをラタトゥイユにしたり、夏野菜のカレーに入れたりしますが、それも1本あれば十分。 ズッキーニに対する家族の評判もいまいちなので、そうそういつも食卓に上る食材ではありません。
 わたし自身はこの柔らかいような、固いような不思議な食感が好きですが、これと言った調理法を知らないので・・・・
 


 ここのズッキーニ、植えてあるのは4、5株ですが、ようく見るとこんなのがごろごろ。
 


 


  ボーリングのピンぐらいの大きさでした。 やっぱり食べきれてないんじゃないかなあ。


  ズッキーニを見つけたのがおとといの夕方で、 昨日の午後また通りかかったら・・・・・・・ 


 


 どうしたことでしょう。 前日はあんなに元気だったのが、もう立ち直れないほどぐったりしています。 朝は畑地灌水でたっぷり水がかかったはず。 なのにどうして?
 もしかしたら黒いマルチが災いしたのでしょうか。 水がかかったところに太陽が照りつけて、黒いマルチの上で水がお湯になっていたら・・・・。


 今日は久しぶりの雨です。 わたしは朝から出かけていて、ズッキーニがどうなったか見ていません。 元気になっていてくれるといいなあ。 よそのうちの野菜はありますが。


 と、ここまで書いてふと思い出しました。 ズッキーニって、2三年前にうちにも植えていたんじゃなかったっけ? 夫が売っていた苗全部の種類を植えてみたとか言って、夏にはカボチャ、ゴーヤなどのつるが絡み合って畑全体がすごいことになったことを思いだしたのです。 そのなかにズッキーニもあったような? ズッキーニもつるが伸びてたんじゃないかな ????? いや、あれはへびのように長いかぼちゃのつるだったのか? かなり記憶があいまいです。 


 心配になって調べてみましたら、これはズッキーニで間違いなさそうです。 ほっ


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桃が好きな虫たち

2008-08-06 23:05:28 | 生き物

 桃の木の下です。 まあこの種を見てください。 ぜ~んぶ落ちて腐ったのですよ。 もうほとんど果肉も腐っているというのに虫たちが群がっています。


 カブトムシは果肉に顔をつっこんで脇目もふらず食べています。 捕まえようと思えば今がチャンス! 都会の子どもたちが見たらうらやましがるでしょう。


 まわりには金色としましまのはえが。 
 金色のハエは「きんきんばえ」と言っていました。 汚い話ですが、よく牛や犬の糞にたかっていましたので「くそばえ」とも。 体はきれいだけど足はとっても汚いですよ。 あまり家の中に入って来なくて幸いでした。 てっきり汚いものがすきなのかと思ってましたのに、果物も好きだったんですね。 というかすでに果物のみずみずしさはなくてどちらかというと、う○ちにちかい汚さですが。
 腐った臭いならなんでも好きなのかも。



 そこへチョウがやってきました。 このチョウは秋口までよく見かけます。 落ちた柿の実などにもとまっているところを見ると、これもくさりかけの果物が好きなようです。 


 しかも!


 ジムソウチョウのフンにとまっていたのですよ。  フンの好きなチョウ・・・・ いやだあ~。 急いで片付けました。 


 そういえばオオムラサキなども発酵させたカルピスを飲ませていましたし、腐るときの発酵臭が虫たちをひきつけるのかもしれませんね。



/P>

 桃の実にはまだほかにゴマダラチョウらしきちょうちょもやってきました。 カブトムシが食事を終えて枯れ葉の下の寝床にもぐり込もうとしていることもありました。 が、写真はありません。
 ここ4,5日カメラが見えないと思ったら実家に忘れてきてたんですね。(もう~ 暑さで脳みそが仕事してません) しかたなく携帯で写してたのですが、1枚も写ってない!  この間もこういうことがあったので今度こそはと、 操作も、デジタルカメラモードであることも確認しました。 でも、カードに画像が残っていません。 トホホ  
 携帯もこの暑さでどうにかなったみたい。 もう機種変更し時かなあ。


 


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カボチャのつるはどこまでも

2008-08-06 00:25:12 | 植物

 ちょうど1ヶ月前に写したかぼちゃです。 2本の太いつるがまっすぐに柿の木めざして伸びています。 長さにして4,5メートル。  



 花もたくさんついていますね。 そういえば夏の蔓野菜って黄色い花をつけるのが多いですね。 きゅうり、へちま、すいか、ゴーヤなど、同じ仲間の植物なのでしょう。


 今日撮った同じ所の写真です。 この暑さにもかかわらず元気いっぱいです。 つるも増えてあたりを覆うほどに茂っています。 最初のあの2本のつるはどうしたかな?



 柿の幹を通り越し



 柿の枝の先端によじのぼってさらに隣の木に移ろうとしているところでした。



 かぼちゃはこのようにとても丈夫なので、接ぎ木の台としても使われます。 カボチャの茎にキュウリやスイカの芽を接ぎ木すると丈夫なキュウリやスイカができるのです。でもときどきついだ芽が枯れてカボチャが伸びてくることがあるんですよ。 以前、スイカを植えたらカボチャができたことがありました。 そのころカボチャに接ぎ木していることを知らなかったものですから、びっくりしたりがっかりしたり。 


 もうはじめに咲いた花の実は食べ頃です。 でもまだまだたくさんの実がついています。 これ全部実ったらどうなることか。 ぶじおくんは実をよごさないように発泡スチロールのトレイを下にしいています。 とてもきちょうめん。



 花の中で忙しく働いているミツバチを見つけました。 こうした働き者がいてくれるからおいしい野菜が食べられるのですね。



 でもほんとにこれ以上実がなったらどうするの? かぼちゃはまだ他に2本もあるのです。


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お気に入りのペチュニア

2008-08-05 00:12:20 | 植物

 旅行前の写真ですがー


 苗を植えて1週間しかたたないペチュニア。 ブルーバニラという名前です。 花の咲いてない苗を植えたのに、こんなにたくさん花をつけました。



 こちらはピンクバニラ。 ブルーよりちょっと育ちが遅そう。 でもなんでバニラなんだろう。わたしはなんとなくパフェのような感じがするんですけど。



 夏の花は強い色が多いですが、このペチュニアは愛らしく涼しげでしかも丈夫。 わたしのお気に入りのペチュニアです。


 ペチュニアは品種改良がめざましいですね。 もう40年くらい前、弟が当時としてはめずらしかったペチュニアの種をとりよせてプランターにまいたことがありました。 そのころのペチュニアはこんなのだったかな。 今出回っているのにくらべると地味ですねえ。 



 それでもそのころペチュニアを植えている家はなく、とてもきれいだったんです。 近所のおばあさんがわざわざお花見に来たりしました。 そしてよく聞かれたのが
 「あさがおですか?」
 たしかに花の形は朝顔に似ています。


 いまではすっかりポピュラーな花になりました。夏の花で彩られたおうち。 



 中段のプランターには、サフィニアも含めていろいろなペチュニアが植えられていました。 そのあたりの庭の中ではひときわ華やかなお庭でした。


 こんなのもありますよ。 ふ入りの葉っぱが珍しいペチュニアです。 



 じつはこれ、捨てられて、枯れかけていたのを植え直したもの。 すっかり元気をとりもどしてたくさん花をつけました。 ペチュニアって意外と丈夫です。  


 そういえば今ハリーポッターの7巻を読んでいるのですが、ハリーのおばさんがペチュニアという名前でしたねえ。 おかあさんはリリー。 自分の息子を溺愛し、ハリーにつらく当たったおばさんがペチュニア・・・・・。 ちょっとお花がかわいそうじゃありません?


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おまけの下関 ー唐戸市場

2008-08-04 00:42:37 | 旅行

 旅は続きます。 というのは、下関で行きたいところがあったんですね。 
 4日前の午後、フェリーに乗るために下関に来たとき、乗船までに3時間以上ありました。 旅のはじめで、意欲満々だったわたしたち、おいしい回転寿司が食べた~い、水族館に行きた~い、トンネルくぐって九州へ行きた~い、とあれこれ期待をしておりました。 ところが、地図を見ながらウロウロしているうちになあ~んにもできないはめに。
 


 いったいだれのせい? ナビが役にたたんのがいかん!


 お互いに罪をなすりつけあってあわや・・・の険しいムードになったのでした。 やれやれ、まだ始まったばかりなのに。 でもそこをなんとか「帰りは時間がたっぷりあるんだから、帰りに行ったらいいやん。」と互いに自分を納得させて収めたのでした。


 そして無事税関を通過して表に出てきたらー
 すっかり里心のついたわたしたち、行きの元気はどこへやらさっさと帰りたくなってしまいました。  


 でも、せっかくだから新鮮な魚だけは買って帰ろうということで、唐戸市場にやってきました。


 唐戸市場は、一般客にも魚を売ってくれるのです。 中へ入った途端、「お姉さん、えびいらん? 安くしとくよ。」 「まあ、こっちへ来て見てみて。 新鮮で安いよ。」 とあちこちから声がかかりました。 元気なのは韓国のおばちゃんだけじゃなかった。 が、買う前にまず腹ごしらえ。 2階には朝から店をあけている飲食店があります。


 2階の通路からはこのように市場全体が見渡せるようになっています。



 わたしたちは、新鮮な海の幸を食べさせてくれる店に入りました。
 わたしが選んだのは、これ。



 生ウニ定食。 飾りっ気もなにもなし、ウニが一折りまるごとお皿にのっています 
 ウニは甘くてかおりよし、十分堪能しました。 海鮮丼も、刺身定食もおいしそうでしたよ。


 さて、おなかがふくれたら次は買い物です。


 ヨメ3代ーとわたしたちが勝手に命名したお店で、アワビを買いました。
 左から大ヨメ、中ヨメ、小ヨメ。 もしくはおばあさん、おばさん、むすめさん。 この市場では母よりも年上と思われる高齢の人が何人も現役で働いていました。 



 そのアワビですが、わたしは殻から身をはずすのがいやだから買いたくなかったのです。 そしたら、このヨメさんたち、身をはずしてあげると言い出して、夫はとうとう大きなのを買ってしまいました。


 で、しばらく身をはずしてくれるのを待っていました。 なかなか苦戦しているようです。 ナイフやらほうちょうやらしゃもじやら(?!)を次々と持ち替え、中ヨメと小ヨメが格闘していますが、なかなかはずれません。 そのうち小ヨメがどこからか男の人をひっぱってきました。 でも彼は、「わしゃあ加工はせん。」と言って消えてしまいました。
 すると大ヨメがおもむろに立ち上がりー
 ものの2,3分ではずしてしまいました。  さすが年の功
 


 発泡スチロールの箱に氷をぎっしり詰め込んで、厳重にふたをして車に積み込んだら、九州までドライブして帰ります。


 まずは関門トンネルをくぐり九州の門司に渡ります。 そこから今度は海の上の橋をとおってまた本州に帰り、そのまま高速道路を通ってうちまで帰るという計画です。 
 水族館は~。 もうどうでもいいや。



 サービスエリアを見つけるたびに立ち寄って休憩しながら、のんびりと帰ってきました。 
 ぶじこがおみやげにといろいろ買ってるんですが、韓国旅行土産がなぜに?・・・・・


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さよなら釜山ー船中にて

2008-08-03 00:28:12 | 旅行

 いよいよ韓国旅行も終わりです。 なんせ、3泊4日、うち船中泊2日、実質観光2日という超格安ツアーです。 延泊は可能なようなので、時間があればもう一泊してソウルへ行くのがよいかもしれません。 KTX(韓国の高速鉄道)に乗ればなおよし。です。


 釜山の港は下関よりずっと大きく設備も整っています。 今夜の船は「星希号」 。 韓国の船です。 待合室は既に超満員。 座るところがないくらいです。 先生らしい人に引率された子どもたちがたくさんいました。 竹島問題で交流事業が次々とだめになっていると聞きましたがそれでもまだこんなに日本へ出かける子どもたちは多いのですね。



 出航は夜の8時、のはずが9時を過ぎた頃にようやく出航です。 すでに港は真っ暗、夜景がとてもきれいでした。



 甲板から中をのぞくと、ラウンジのほうがなにやら楽しそうです。



 娘たちと女3人で中に入り、ビールを飲みました。 にぎやかなのはカラオケ大会のようで、韓国語で熱唱する人が次々とステージに上がります。
 と?
 景気のいい歌に合わせて次々と席を立つおばちゃんたち。 楽しそうに踊り始めました。 振りは、昔はやったツイストみたいなの。 韓国の女性ってやっぱりパワフルです。



 ところで、行きの船では12人部屋に日本人ばかり6人でゆったり過ごしたわたしたちですが、この船は「はまゆう」よりも大きいにもかかわらず超満員でした。 わたしたちの部屋は、ビジネスで日韓を行き来している高齢の男性と、韓国人の家族で、祖母、母、男の子2人女の子2人が乗っていました。


 夫はすぐ男性となかよしになり、いろいろ教えてもらっていました。 名刺には「李」と書いてあったそうで、多分「イ」と読むんでしょうね。 


 一方子ども4人の家族のほうですが、部屋の真ん中に毛布をしいてゲームを始めました。
 おやおや、わたしたちの寝るところが・・・・・ まあ、寝るにはまだ早いですし、いいか。


 お母さんも加わって盛り上がっています。 4本の棒を放り投げて、裏表の出方で駒を進める、双六のような遊びでした。 



 写真を撮りたかった娘が英語で話しかけましたが通じず、李さんが通訳してくれました。 快くOKをもらってわたしも便乗してパチリ。
 韓国式の座り方をくずすとお母さんのような脚になる?  特にお行儀が悪いわけではなさそうですよ。
 お母さんが指さしているのが双六版です。 鉛筆の手描きです。 きっと船での退屈を予想して作ってきたのだろうと思います。 その素朴さがいいですね。 日本の子どもならさしずめゲーム機で銘々がピコピコしていることでしょう。


 子どもと言えば、一緒に乗ってきた大勢のこどもたち、夜11時頃になっても船内をうろうろ。 コンビニで食べ物を買って食べたり、ゲーム機のおいてあるところをうろうろしたり。  おいおい、そんなにお小遣い使ったら、あとで後悔するぞ、寝てなかったら、明日のバスの中で酔ってぐったりだぞ、 あまり騒いだら他のお客さんのめいわくになるぞ・・・・
 私が修学旅行の引率をしたころは、後のことを心配してついつい口やかましく指導したものですが、ここでは引率者もあまり口やかましくは言ってないようでした。


 李さんは、部屋を占領して遊んでいる家族を苦い思いで見ていたようです。 夫が聞いたところによると、「日本人はこんなとき親や先生が人の迷惑にならないようにきちんと注意する。なのにこの親子は、親までが一緒になって場所を占領している。 それが韓国の良くないところだ。」 と言うようなことを話してくれたそうです。
 そして、ゲームが始まって小一時間も過ぎた頃、突然大きな声で何かをいいました。
 すると、楽しそうに遊んでいた親子があわてふためいて毛布を移動させました。 そしてわたしたちがマットをしくスペースを空けてくれたのです。


 その素早い反応に私のほうがびっくり。


 李さんはマナーの面で韓国は日本よりずっと遅れていると歎いていたようですが、でもね、李さん、そんなに歎くことはないですよ。
 確かに日本人全体としては公共のマナーは良いかもしれません。 それは大半の良識ある親世代が自分の子どもにはきちんと教えているからです。 しかし、他人の迷惑を考えない親に育てられた子はやはり同じように人に迷惑をかけても平気です。 しかも、それを他人が注意しようものなら、逆に親ににらまれたり文句を言われたりすることは今の日本には多々あります。ですから人の子どもにまで注意しようとはしません。 それどころか、大勢の目の前で女性が乱暴されても誰も助けようともしない、そんな国に日本はなりかけています。 
 見ず知らずの老人がまっとうな意見を堂々と言い、言われたほうはそれを素直に受け入れる、 その方がずっと健全な社会だとわたしは言いたいのす。


 翌朝、船を下りてわたしたちは日本人のラインに、李さんたちは外国人のラインに並びました。 順番を待つ間に同室の男の子と目が合いました。「さよなら」と声をかけると、恥ずかしそうに笑って小さく手を振ってくれました。
 李さんもちょうどわたしたちと同じ頃に税関を通り抜けました。 一言あいさつをして分かれようとロビーで待っていましたが、しばらく待っても出てきません。 わたしたちはとうとうあいさつをしないで駐車場へ向かいました。
 
 さわやかな、そしてちょっぴり心残りな旅の終わりでした。  ー韓国の旅終わりー


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買い物三昧 慶州から釜山へ

2008-08-02 00:57:18 | 旅行

 昼食を食べたあとは釜山へ引き返します。 この日も買い物をするところへはたくさん連れて行かれましたよ。

 ここは慶州の陶芸村ーのはずだけど、山の中の1軒しかない窯元です。 村とは言えないんじゃないかなあ。


 


 伝統の青磁の焼き物のできる工程を説明してくれています。 青磁は砥部焼で見なれているのよねえ。 窯元への見学もたびたび行ったし。 こちらの青磁は砥部焼のよりも緑がかってくすんでいました。


 ただ、いったん乾燥してから彫刻し別の粘土をすり込んでつくるという伝統のもようは繊細で美しく、小さな一輪挿しを買い求めました。 鶴と菊の花が彫り込んであります。 娘たちの目が、よけいなものが増えるばかりだから買うな、と言っておりましたが、無視。 わたしは旅先でその土地の焼き物を買うのが好きなのです。 それもできるだけ手仕事で作られた良いものを。 でも、そういうのはとても金額が張りますし持ち帰るにも重たいですから、どうしても小さなものになりますね。たいていの場合一輪挿しです。


 紫水晶の工房にも行きました。
 ここでも1本のネックレスを熱心に勧められましたよ。 これも海外旅行に行くたびにその国の代表的な宝石を、ごくごく安物ですけれど買うようにしていたのですが、今回はパス。


 販売のおばちゃんたち、ものすごく熱心で、こちらがたじたじです。 おもしろいのは、おまけをしてあげる、と言うときの口実が同じなんですね。
 


 「家族連れできてえらい、せっかく家族できたんだから特別に先生もしくは社長にお願いして安くしてあげます。」 


 儒教の国韓国では、家族そろって旅するのは美徳なのでしょうね。 でも、買いませんよ。


 釜山について行ったところは・・・・・


 またまた免税店です。 ブランドもの興味なし、コスメ興味なしのわたしたち親子は買うものないんだけどなあ。 あ、お金もないです。 でも免税店ではたっぷり時間があるので困ります。 
 そこでどうするかというと、お土産コーナーで海苔ばかりを買うことになるんですね。 うちはみんな韓国海苔が大好き。 あっという間になくなっちゃいます。


 それと数少ない箱菓子をお土産に買いました。 餅米を薄くのばして焼いた伝統のお菓子で、甘すぎず素朴なおいしさでした。


 ほかに唐辛子とか、唐辛子の葉っぱのかんづめとか・・・・・・ 下の娘は、迷ったあげくBBクリームを買っておりました。 まるで何もつけてないように見えるんですって。 だったら、何もつけなくていいんじゃないの? て、そういうもんではないって?


 パラダイス免税店の裏はビーチだというので行ってみました。


 カラフルな傘の群れ。 でも人は座っていませんね。 こんな光景は外国映画か都会のほうのニュースでしか見たことがありません。 なかなかおもしろかったです。



 さて、わたしたちは港で、持っているウォンをかき集めて使ってしまうことにしました。 港の売店でも熱心な売り子のおばちゃんたちに捕まったらなかなか離れられません。 おまけを付けるからと引き留められ、またまた海苔を買ってしまいました。かさばる海苔や箱菓子やらで膨大な荷物になってしまい、ひとり3個ずつ荷物を振り分けましたよ。 


 そして、娘たちが腹の虫押さえにと買ってきたのは



 韓国式のりまきですね。 すっぱくないのりまきです。


 最後に、船の中で買った飲み物。 韓国籍のフェリーは円も使えますがウォンが主流でした。


 左から、次女のお気に入り韓国のトウモロコシ茶、 次はぶじこが買ったのですが、紅茶かな、忘れました。 3番目は、ふたを開けた途端強烈な人工的なにおい。 蜂蜜のにおいのようです。 一口飲むとー


 あま~い 


 甘さ控えめに慣れたわたしたちの舌には強烈すぎる甘さでした。 何の飲み物かわからなかったって子どもたちは言っていましたが、ラベルはどう見ても蜂の巣と蜜の絵。 予想はついたでしょうに。 右端は無難にわたしが買った韓国の麦茶です。 日本のと同じ味です。



 というわけで、両替したウォンはすべて使い果たしました。 ーつづくー


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