初冬の桜三里。 木々の色が枯れ葉色になってきました。
山のふもとの方まで色づいています。 夏には気づきませんでしたが、こうしてみると、落葉広葉樹ってまだたくさんあったのですね。 植林された針葉樹との境がくっきりしています。
針葉樹ばかりだと山の保水性が心配ですが、このくらいだと広葉樹と針葉樹のバランスがなかなかいいのではないかと思っています。
華やかな紅葉もいいですが、ちょっと褐色がかった今の山の色も大好きです。 そして今年はひとつ楽しみなことが・・・・・・・
11月中頃紹介した旧発電所、あのとき写真を撮った場所でこんな物を見つけたのです。
ここは面河ダムの完成を祝って建てられた顕彰碑のあるところです。 そのフェンスにからみついていたのは、多分山芋だと思います。 おもしろい形でぶらさがっているのは、種の入った実でしょうね。 種が透けて見えます。
これが枯れて実がはじけたら、リースにでも使えそうなドライつるになっているはずー
でした。 ところが、
ありません!
巻き付いたつるもていねいに引きはがし、跡形もなくきれいに掃除されていました。
ああ~、ここにはちゃんと管理する人がいたんですね。 公園のようにきれいになっていました。
この山中、どこかに山芋の実のはじけたものくらいあるはず、とめぼしいところで車を停めて辺りを見回していましたら、やっぱりありました。
葉が落ちて実だけが残っています。 いえ、正確に言うと実の殻ですね。 中の種は全然見あたりませんでした。
リースにすると決めたわけではありませんが、少し採って帰りました。
それを採るとき、下のアスファルトの上がゴミだらけであまりにも汚いのに閉口しました。
車が何台も停まれる広さがあるところです。ここで一休みする車から投げ捨てられた物と思います。 ゴミがゴミを呼び、ほんとうにゴミ捨て場になってしまっています。
ドライバーの皆さんに言いたいです。 自分の車の中だけきれいにするのではなく、みんなの道もきれいにしましょう。 山はあんなにきれいなのに。 これでは山が泣きます。